見出し画像

パクチーで世界旅!

ずーっとやりたいことは変わらない。
パクチーさんの美味しさと多様なオモシロさを伝えていく。
パクチー料理専門店で店長をしていた時も、一人になってからはじめた活動も、笑っちゃうほどブレていません。


パクチーにどうやって出会ったかは覚えていないし、手に入りずらかった頃に電車で高級スーパーへ買いに行ったキオクがあるくらい。
語るような感動ストーリーは何もないのですよ。

ただそれを食べることで、国境だけではない何かしらのボーダーを超えるカンカクがあった。
どうしようもなくワクワクして、知らない何かに触るような。


パクチーが仕事になり13年以上たっても、発見はつづきテンションがあがり、気づくと腰が浮いてすぐに動こうとしてしまう。
いまだかつてこんな風に自分をあおり続けるモノはなかったんだよね。
飽きっぽく性根がミーハーな私は、熱しやすく冷めやすいタイプの極端なやつだったのに。(というか今も)

それなのに時間が重なるほど興味がまし、愛が深まる!
このオモシロイ存在をより深く伝えていきたいと、本気で思っているのです。


いわゆるパクチーブームのおかげで全国的に名前は広がったのですが、大都市やパクチー農家さんが頑張っている地域以外では、食べたことがない人がまだまだ大勢います。

メディアで見かけた山盛りパクチーは「おおー!」と盛り上がっても、自宅の食卓には結びつかない。
インパクト重視の情報はスーパーで手に取る行動に直結しずらく、メーカーの営業さんががんばって置いてもらっても、売れなければ撤退することになってしまう。

コロナ禍以前は可能なかぎり全国のパクチー農家さんを訪ね、お互いの思いを話していたのですが、やはり個人消費を増やすことが大きな鍵になる気がするのです。
あんなにあったパクチー本も、いまや大手書店でもまず見かけません。
すでに好きで食べている人から、さらに輪をひろげるには何ができるのか?

本当の意味でパクチーを日本の食文化に根付かせるのであれば、ただのHOW TOではなく、もっと好奇心にひびくモノを伝えたい。
リアルに世界中で食べられているパクチーが入った料理や、世界中の味付けにパクチーを合わせて美味しかったものがお家で作れたらどうだろう?

口に合わないかもしれない。
でも世界のどこかで、それを日常的に食べている人がいる。
それだけで視野は広まるし、嬉しくなるよね。
パクチーをつなぎ目に世界を旅しよう!

今までも出張パクチーパーティーの時には、「パクチーで世界旅」をテーマにしてきました。
みんなが知らない組み合わせに、驚いて楽しんでくれる。
レシピを教えると、後日作ってみた報告を受けることも嬉しくて。
ん?てことは、これを伝えればイイんだよね!
ということで始めました【旅するパクチー 世界の89レシピ!】
https://www.instagram.com/paxijourney/

1週間に2−3回ほどアップしています。

今まで飲食店でした食べたことがない料理も、切って混ぜるだけで簡単にできてしまったり、スーパーにある瓶詰ひとつで変身するかもしれない。
ゴハンを通じてその国に興味をもち、これからの旅先が決まったりしたら、それこそ最高じゃないの!!

少し慣れてきたので応用方法や小ネタもはさみつつ、週末にちょっと作ってみようかなぁ、と旅ゴコロをくすぐるレシピを紹介していきますね!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?