データサイエンスニュース(23/11/20) : "データサイエンスとAIの最前線:CEO解任ドラマからテクノロジートレンドまでの週末”
週末に、Open AIのCEOが解任されるというドラマのようなニュースが入ってきましたね。
ChatGPTに「取締役会で、急に解任されたCEOの画像」と指定したら、次のような画像が出てきました。こんな感じだったのでしょうか(笑
その後も、技術者が「じゃあ自分も辞める」と言い出したり、元CEOも「じゃあ新しい会社つくるわ」となったり、投資家から「辞めさせるな」ときたり、てんやわんや状態のようです。
時代の寵児となりうる企業でしたが、さてこれからどうなってしまうのでしょうか。
そして、その隙をついて出てくるのは、どの企業なのでしょうか。(やっぱり、アンソロピック社(Claude)?)
24年の技術トレンド
特に気になるのは
の部分でしょうか。
AIはもちろん(というか、生成AIの民主化とか、既に動いているし)のことですが、「マシンカスタマー」という発想は面白いですね。
機械の顧客が相手だとどういう営業をすることになるのでしょうか。
営業も機械がやるのかな?そうなると、完全に需要と供給だけで価格が決まる市場になりそうですね。
それが良いのか、悪いのかはわかりませんが。
そういう時代がくるということで考えておかないといけないのかもしれません。
今朝の日経一面に、次のような記事がありました。
データ取引所みたいな考え方は、このデータ社会推進協議会以外でも、日本データ取引所とか、いくつかの企業が進めていましたが、そろそろ本格的なフェーズに入ってきたということでしょうか。
期待することは次の3点ですね。
企業が、ありきたりな集計データだけでなく、Rawに近いデータを提供してくれるか
一方で、しっかりと個人情報含めてデータが保護され、可能であれば還元をしてくれるか
データに適正な価格が付くか
この記事の紹介だと、価格については市場の相場観というところから、需要と供給が一致した価格になるのかもしれません。
一方で、データをどのように受け渡すのかが書かれていないのが気になります。
もしかして、今時自由に再配布できるCSV形式を、メールで送るとかいうことはないと思います(複数のクラウドサービスをプラットフォームに共有する感じかな?)が、データ保護の観点もしっかりと考えてほしいものです。
行きたかったのに、時間の都合で無理になってしまったので助かります。
先週開催のGoogle Cloud Next Tokyo ’23をまとめてくださっています。
しっかり読んで、キャッチアップさせていただきます。