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「魅惑の心理」マガジンvol.74(無料の魔力と危険性〜心の中にある多くの人が知らない感情〜)
近年、景気後退と無料コンテンツの増加により、企業の予算に関する考え方も変化しています。コンテンツ制作に関わる制作費、運営費をより安価にしなくてはいけなくなりました。その結果、「質の高いものをより安く」から今では「より安く」だけが残り、都合よく安価から無料で製作してくれる人を求めるようになりました。クリエイター、運営者の中には安くても仕事かないよりは良いと考える人が増え、その結果は学生や初心者が練習がわりに無料でもいいからやるという構造ができはじめています。企業は都合よく安く、できたら無料で参加してくれる人を求めているのです。
企業だけでなくても無料コンテンツになれた人たちは、「無料は正義」と思うようになっていて、優良なものを拒絶する動きもあります。広告という見えないものは見えないのです。無料なものを求める無料の心理効果は、強烈な快楽を生みます。人は無料が大好きです。
今回の「魅惑の心理」マガジンでは、無料の効果がどのように働くのか、そのメカニズムはどうなのか、それを受けて方針としてはどうしようというところを考えていきたいと思います。経済心理、行動経済学の話になります。無料の情報の中に大事な情報がないその秘密に迫りたいと思います。
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