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「魅惑の心理」マガジンvol.119(美人になる心理学)

美人は得である。心理学の世界では、美人が得をするという研究結果は数多くあります。アメリカの心理学者シンガーらの実験でも美人の学生は成績が甘くつけられるなどの得をしていることがわかりました。美人は外見が良いと評価されて終わるのではなく、お育ちが良いとか、勉強もできそうなどの評価が上がり、自動的に平均点が上がるのです。この効果はお得です。夜マックの100円でパティが倍になる倍バーガーぐらいお得です。ヤフーショッピングで今なら1,000円以上のお買い物で使える500円OFFクーポン配布よりも、断然お得だと思います。そして、もうひとつは評価者側の邪心です。美人を相手に評価を高くすることで、美人の気を引きたいというヨコシマな感情が隠れています。特に評価者が男性の場合は強く働きます。

何しろ美人は得なのです。がしかし、例外もあります。「美人は得する」古典的な心理学ではその通りなのですが、現代では美人すぎると同性からは嫉妬されて嫌がらせされ、異性からはストーカーや性的な嫌がらせをされるなど、デメリットが増加することがあります。実は美人すぎるのも問題なのです。中の上ぐらいの美人であるみなさんが、もしさらに突き抜けて上の上に行ってしまうと危険なのです。ストーカーというややこしい相手が出現する危険性もあるのです。

そこで、今回の「魅惑の心理」マガジンは、もともとやや美人のみなさんに、内面から美人になるエッセンスを加え、中の上から、上の中の美人にすることを目的として、いくつかのテクニック・心理術を紹介していきたいと思います。

○内面からくる美人になる

「いやいや、ちょっと待ってほしい。内面からくる美人と外見で評価される美人は全く別であり、私は外見から美しいと評価されたいの」と思う方もいると思います。良いご指摘です。ところが、外見と内面は別なものとして機能していると考えるよりも、心理の世界から見ると外面と内面は互いに影響を与えて機能しているといえます。ではその理由を解説します。

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