「魅惑の心理」マガジンvol.111(保存版/アイコンと性格傾向辞典) SNS心理学
ラインやツイッターをやっているとみなさん色々な種類のアイコンを使っています。このアイコンを選ぶときは、みなさんどうやって選んでいるでしょう。自分が好きなもの、好きなアニメ、推しのアイドル、自分の好きなものを設定する嗜好性、いわゆる「好み」に影響を受けていると考えられます。ところが「なんとなく」選んでいるアイコンだったとすると、そこに性格が投影していたり、心の中にある思いが表されていることがあります。「このアイコンの人はこんな性格」という単純なものではありませんが、そこにヒントのようなものが隠れていることが多くあるのです。
SNSを通して心の中を見たり、人の性格を知るSNS心理学、今回はこのアイコンと性格の関係について話をしたいと思います。自分の中のもう一人の自分に会えるかもしれませんし、ご自分のフォロワーさんの性格を推測するのに使えるかもしれません。今回の「魅惑の心理」マガジンは、このアイコンと性格の関係をまとめたものをアップします。ネットで似たものは存在しますが、心理研究家がまとめた今もっとも詳しいアイコンと性格の関係です。
○総括
ポーポー・ポロダクションではツイッターにフォローしてくださっているフォロワーさん約6,000アカウントの中から、意図なく無作為に約300のアカウント(5%)を抽出しフォロワーさんの推測される性格傾向とアイコンの関係を調べてみました。そうしましたところ、全体像では下記の様な比率です。
◎人物系 36.6%
◎動物系 21.0%
◎物撮系 14.3%
◎風景系 4.5%
◎植物系 4.0%
◎その他 19.6%
これはあくまでもポーポーのフォロワーさんであり、市場のツイートを無作為に見たわけではありません。偏っている可能性はありますが、その中で傾向をみてみますと、人物系の写真・イラストのアイコンがもっとも高いものの、何かが特別抜け出ているわけではなく、実に多様なアイコンが使われていました。
では個別に性格とアイコンの関係を24種類まとめました。
概要動画を作りました。
◎人物系 36.6%
・自撮写真(顔正面)9.3%
正面から堂々と自撮りをしている人は仕事で SNSを活用していたり、会社やお店を経営している人が多くいます。よく見られたいという気持ちよりも、「信頼して欲しい」という気持ちが強く出ています。白背景で顔がハッキリと写っている人は、特にその傾向が強いと思います。仕事や自分に対しての自信でもありそうです。自尊感情の高い人に見えます。
社交的な人、もしくは社交的でありたいと思う人もいます。顔を出している人は、よく「顔に自信がある人さ」って言われることもありますが、そういうものでもないと思います。確かに自分の顔に自信がある人はそのまま出そうとするのですが、顔に関しては特別なものなので、より自分をよく見せたい心理があり、アート背景など何かしらの加工をするケースが多くあります。より自分を美しく見せたいと考えるものです。そしてツイートの内容が自分中心のものばかりになる傾向があります。むしろ顔の美しさをアピールするよりも、正面からの写真は「信頼感」など人間性をアピールしたいと思う人が多いと思われます。むしろ人間性に自信がある人かもしれません。
・自撮写真(横顔・斜顔)4.5%
横顔、斜めからの顔をアイコンにしている人は、「綺麗」とか「かっこいい」って褒められたい気持ちが強い人と思われます。少しでもよく見せたいので、自分の好きな角度を知っていてその角度で評価されたいという気持ちがある人もいます。フォロワーさんには本当に綺麗な顔をしている人が多いので、ほめられた経験がある人も多いと思います。さらに白黒やアートのように加工する人はナルシストの傾向が心の奥に眠っているかもしれません。その中でも不安があると顔が下を向きがちで、不安が弱い場合は横顔になるように見えます。
・自撮写真(顔を隠す加工)3.6%
自分を見てもらいたい気持ちがありながら、身バレや低評価への不安の気持ちがある人はスタンプや小物で顔を隠す傾向が出てくると思われます。また、顔のアップではなくて全身を出す人は自分に自信がある証拠で、ほめられたい気持ちは高いと考えられます。
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