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SNSで起こる期待心の心理

LINEでもツイッターのリプでねイイネでも、相手から返事がこないともやもやすることがあると思います。「なんで私はすぐに連絡したのに、連絡をくれないのか…」「自分はいいねをしたのに、相手はしてくれない」これは無意識に相手にも、自分がしたこと同等か、したこと以上の反応を期待してしまう心理が隠されています。この感情がエスカレートしてしまうと、相手にイライラする感情を持ってしまいがちです。

相手に何かを期待しすぎると人間関係は窮屈になる。

自分がしたことと同じことを相手がしてくれると予測するのは、少し無理があります。特に自分が無理して相手に合わせていたり、 SNSのタイムラインを追っていると自分は努力しているような錯覚を持ちます。これを相手にぶつけてしまうのは、いささか強引かもしれません。相手には相手の生活があり、相手のペースでやります。他の人にはいいねの返しがあって、自分に返しがないからといって、すぐに自分は阻害していると考えるのは良くありません。たまたま相手のタイミングで目に入ったものをいいねしているのかもしれません。相手は既読感覚でいいねをしているかもしれないてのです。人には「返報性」といって良いことをされたら同等のことを返したくなる心理があります。また言いにくい話をするなど相手が心を開いてくれたら、同等のことを返したくなる心理があるのです。しかし、この返報性は個人差が強くあります。自分が返す人間だからといって、相手に求めてしまうと窮屈になります。

イライラして自分の感情をコントロールできなくなってはいけません。

リプは丁寧に書く。そして送った瞬間に忘れる。返事がくるのを期待せず、戻ってきたら新鮮に嬉しく思う。

人間関係はそれぐらいがちょうどいいと思います。

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