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ジャニーズ事務所 記者会見心理解説
2023年9月7日におこなわれましたジャニー喜多川前社長の性加害問題の記者会見について、心理学的な見地で解説をしたいと思います。心理学を応用して、人の嘘や感情を見抜きます。
会見にはは引責辞任をした藤島ジュリー景子前社長、新社長の東山紀之氏、育成を担当するジャニーズアイランドの社長である井ノ原快彦氏、弁護士の木目田氏が登壇しました。約4時間の記者会見のうち約3時間ほど見ました。そこで感じたこと、表に出なかったことを観察してまとめます。
全員がダーク系のスーツ、ネクタイもインナーも目立たないようにして、謝罪的なイメージを出すことを全面に出しています。衣装については誰かにチェックしてもらっているはずです。司会がFTIコンサルティングの人だったので、FTIコンサルティングが入っているのでしょう。FTIコンサルティングは訴訟、M&Aなど経営上の重要課題に対するサポートをしている企業です。若い女性が司会を務めたのは、会見の雰囲気を柔らかくしたかったのだと思いますが、逆に緊張してしまい、段取りなどの部分で飲まれて、張り詰めた空気感が何度か出てしまいました。
まず最初に感じたのが全員のメガネです。資料を見るので、メガネをかけてきた可能性もありますが、少なくても別の意味もあったでしょう。もしメガネをすることがあるなら、かけてきてください、もしくはかけてもいいですという話があったと思われます。
理由は二つ。ひとつは対外的に理知的に見えること。論理的に誠実に会話することをする印象を植え付けます。もうひとつは自分の目と記者との間にメガネというものを置くことによって、不安感を少しでも和らげようとすること、顔の前にものを置くことで別人格として向かうこと(仮面効果)、心を見透かされないこと、そんな不安のためにしたものだと思われます。東山さんとジューリー前社長は会見後すぐに外したことからも、その可能性は高まります。
全員、普段からメガネをかけている可能性もありますが、メガネはこの二つの道具として機能していると思われます。伊達メガネではなく、度が入っているメガネでした。冒頭の資料を読むなら、暗記してくるべきものですし、単に眼の機能という問題だけではないと思われます。
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