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豪ドル円は5ヶ月ぶりの低水準!円売りの終わりを意識、ただしツッコミ売りは注意

ドル円は「決定打」欠き、レンジ相場が続きやすい状況

ドル円はレンジですね。円売りも一旦終わりつつありますが、ドルが大きく売られる決定的な材料が見当たらないため、ドル円の下落余地は限定的となっています。

上記ブログの解説記事通り、1ドル=148円〜154円レンジをしばらく維持する可能性が高く、なかなか方向性が定まらない状況が続きそうです。

“ちょっと円高”で飛びつき売りは注意

ちょっと円高が進んだからといって、「これからどんどん円高になる!」と言ってくるようなYouTuberに煽られて、底で売ってしまうと担がれてしまいますので、ご注意ください。

結局、仮にドル安になったとしても、ユーロやポンドが買われ、ユーロ円やクロス円主導で支えられる可能性もありますからね。

やはり、日米の金利構造を踏まえれば、極端な円高にもなりにくいということは、しっかり認識しておきたいところ。

材料が出た時に『クロス円ショート』を狙いたい

短期的なトレード目線で見ると、現状はリスク回避(リスクオフ)ムードが高まる局面では、ドル高・円高の両方が進みやすい傾向があります。

なので、特に欧州や中国を中心にしたリスクオフ材料が出た時に、ユーロ円やポンド円、豪ドル円といったクロス円をショートするのが今後の戦略でしょうか。

特に欧州関税が発表された際には、ポンドやユーロが売られやすいですし、中国へのさらなる関税が発表されれば、豪ドル円が急落することになりますから、注目しておきましょう。


豪ドル円が5か月ぶり安値を記録:3つの主な背景

ドル円に比べ、下落が目立つのが豪ドル円などクロス円であることは明らかです。先週は1豪ドル=94円台前半まで下落し、約5か月ぶりの安値をつけています。

その後はいったん買い戻しが入り、95円台に戻りましたが、依然として昨年11月以降からの“豪ドル安”傾向は続いています。

豪ドル円(日足)チャート

下落要因①:日銀の政策観測による「円高」圧力

日銀が今後1年で2回の利上げを予告していますので、経済が絶好調な米国などはともかく、経済がそこまで強くない豪ドルなどは売られやすい傾向にあります。

下落要因②:オーストラリアの物価上昇ペース鈍化観測

オーストラリアの消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を下回ったことで、『物価上昇が落ち着いた』という見方に傾いています。物価上昇が鈍化したことで、オーストラリア準備銀行(RBA)の利下げ期待が高まっています。

下落要因③:米中対立や景気懸念に伴う「リスク回避」

米中対立、対中関税意識で下げやすい傾向にあります。やはりオーストラリアの主力輸出先である中国が関税により、さらなる景気悪化が懸念されることで、オーストラリア経済の先行きにも不透明感が広がり、豪ドル売りが進むのです。

ワンポイント
現在の投資環境でも『米中対立』が長引く場合、同じメカニズムで豪ドルは売られやすくなる可能性がある点は押さえておきましょう。


まとめ:円売り相場の『終わりつつある』兆しを再認識

  • ドル円は、決定打となるドル安材料が出ない限り、148円〜154円程度のレンジ内での値動きが続く可能性が高そうです。

  • 一方、豪ドル円などのクロス円は、リスクオフ局面や各国の経済指標の影響を受けて大きく動きやすく、豪ドル円は5か月ぶりの安値を更新しています。

  • 昨年までのように『とりあえず円を売っておけば儲かる』といった一方通行の相場は、少しずつ変化していますので、ご注意いただければと思います。

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