【1ドル=157円】日銀会合で円安加速!為替介入は?今後の展望解説/4月26日
ドル円は感度3000倍!今後はちょいちょい1-2円程度の乱高下はありそう。というか、もはや防衛ラインと言われた152円、155円はゆうゆうと超えて1ドル=157円に迫っています。円安とまりゃん!
しつこい円売りが続く背景としては、何度も繰り返しているように日米金利差があります。米国の政策金利にあたるFF金利は5.25-5.50%となっており、米国の銀行では実際に4.5-5.0%の金利で貯金できます。もう資産家なら銀行にお金を預けておくだけで生活できるレベルです。
一方、日本は事実上のゼロ金利で、ほとんど利息がないに等しいですから、米ドルで持っておく方が超お得となり、円を売る動きが止まらなくなっているんですね。
それでは、日銀会合から直近の値動きを振り返りながら、今日明日のトレード戦略について解説していきますので、よろしくお願いします。
◆日銀会合は現状維持、植田日銀総裁は利上げできない理由を示唆?
円安でどんどん貧しくなる日本。そんな中で、今日の日銀会合(日銀金融政策決定会合)では、利上げや国債買い入れ額の減額といった、タカ派姿勢、いわゆる一時的な金融引き締めを期待する声もありましたが、全て現状維持のゼロ回答となりました。
15:30からの植田日銀総裁の定例記者会見も、アホな記者が為替レートばかり質問するので食傷気味でしたね。
とはいえ、植田総裁は「見通し期間の後半にかけて2%前後になっていて、この見通し通りなら調整(利上げ)する」としていました。
つまり、2%前後であれば、1回ぐらいは利上げするかも的な話です。ただ、本日発表された4月の東京区部のCPI(消費者物価指数)は、高校無償化や食料品価格が低下した影響で1.6%と大幅に鈍化していましたし、日銀が24-25年度のコア物価指数は1.9%、26年度で2.1%ですから、ほぼ利上げする必要性がないわけで。
むしろ、利上げすると2%の物価目標(インフレターゲット)に届かなくなってしまう可能性が高いわけで。まぁ以前から繰り返している通り、利上げ、金利の引き上げは経済にブレーキをかける行為ですから、1回あるかないかが現実かと思います。
これを踏まえると、やはり米国の利下げが現実的にならない限り、ドル円が大きく下落する可能性は低いですからね。引き続き、押し目や為替介入で暴落することがあれば、ドル円ロングしたいです。あとは、円をドルに替えることも積極的に検討しておきましょう↓
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◆為替介入はあり得るが、とりあえず21:30の米PCE待ちか?
2022年の最初の為替介入は9月22日の日銀会合、黒田日銀前総裁の記者会見後に円安が進行した場面で17:00頃に行われたので、ドル円はそれを意識してまとまったドル売りに反応したのかもしれません。瞬間的に2円幅近い値動きとなっています。
まぁやるとすれば、今日の21:30発表の米3月PCEコア・デフレーター(個人消費支出のインフレ指標)があるので、それが強めに出て一段とドル高・円安が進行した場面かなと。157-158円ぐらいでしょうか。
弱めの数字が出ると、一旦は155-156円レベルに戻してきそうなので、介入の可能性は下がりそうですけどね。
あとは、タイミングを踏まえると薄商いなゴールデンウィークにやるというのも選択肢かもしれません。効果が多少は大きくなる可能性はありますからね。
とりあえず、目先は155.50-156.00円ぐらいにごく軽めに指値しつつ、為替介入で5-6円下げた時のために150.00-152.00円レベルに少し厚めに。最終的には148.00-149.00円で厚く拾える予算を残しておけば良いと思います。
とりあえず、為替介入ボーナスがあることを祈ってトレードしていきたいと思います。まとまったドル売りが出てAI・アルゴが暴走、レートチェックなどで1-2円下げた場合も当然押し目ですね。
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