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パワプロ2024 栄冠ナイン おすすめ都道府県【発売前段階】

はじめに

7月10日 パワプロ2024で登場するOB選手一覧が公開されました。

本作品では、各球団の監督・コーチ陣に加えて、現役12球団と「南海ホークス」「阪急ブレーブス」「大阪近鉄バファローズ」の歴代レジェンドチームOBが登場します。こちらの内容を参考にして栄冠ナインに登場するであろう転生選手の出身地について調査しました。そして三年縛りにおいて、おすすめの都道府県について検討します。


都道府県別 転生選手の内訳

発売前であるため、収録選手の正確な情報は不明です。そのため、執筆段階(2024年7月10日)で支配下登録されている現役選手 805 名とOB選手 435 名が転生選手として栄冠ナインに登場すると仮定します。ただし、MLBで活躍されている現役選手はOB選手として扱います。

栄冠ナインでは、まず都道府県を選択して新入生6 名を受け入れます。2024年を開始年度とした場合、選択した都道府県が出身地である選手が転生選手として一定確率で登場します。パワプロシリーズでは、各選手の出身高校の所在地が出身地として扱われます。たとえば、兵庫県出身である一方で光星学院高等学校(青森県)の坂本勇人は「出身地:青森」として扱われます。

都道府県別 転生選手内訳

Wikipediaを参考に各選手の出身高校について調査しました。前作同様に、強豪校が集まる 東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・福岡 では転生選手が50名以上登場します。一方で、10名以下しか登場しない都道府県は9県もあります。特定の転生選手を狙いたい場合は、転生選手数が少ない都道府県ならば登場しやすいです。

転生選手はすべて等しい確率で新入生として登場するわけではありません。まず、転生選手が登場する確率は30 %です。そして、現役選手とOB選手が登場する確率はそれぞれ50 %です。最終的にその属性の中で、選手が等しい確率で選択されます。つまり、現役選手とOB選手が少ないほど、特定の選手が登場しやすいです。たとえば沖縄の場合、転生選手21名の中でOB選手は石嶺和彦のみです。つまり沖縄で開始した場合、15 %の確率で石嶺和彦が新入生として登場します。同様に富山では高橋聡文、滋賀では西崎幸広の登場確率は15%です。

また、転生選手は投手と野手に分かれます。初年度の二年生と三年生はランダムで能力値が与えられますが、野手に比べて投手の実力不足が目立ちます。とくに二年投手あるいは三年投手が欠けて三人体制である場合、新入生の一年投手2名をさっそく夏本番で使わなければなりません。一年野手は能力が低くても打ちますが、一年投手はあっけなく打たれます。つまり、初年度中堅を目指すためには、転生選手は強力な新入生投手が望ましいです。

都道府県別 投手と野手の人数

OB投手は 大阪府 愛知県 神奈川県で10名以上、現役投手は 東京都 神奈川県 兵庫県 福岡県で20名以上登場します。ただし、これらの都道府県では野手の人数も多いため、新入生として投手が登場する確率は高くはありません。つまり、投手と野手の比率にも着目する必要があります。また、現役選手は赤特殊能力が付いていることが多いです。栄冠ナインでの育成中に赤特殊能力を削除する方法はいくつかありますが、プロ野球選手になったOBイベントを活用することが一般的です。ただし、プロ野球選手のOBイベントが発生するのは三年目以降がほとんどです。初年度から安定して試合に勝利するためには、赤特殊能力が少ないOB選手が望ましいです。

まず、転生選手の中で投手の割合が高い県として、鳥取県 新潟県 富山県が挙げられます。中でも鳥取県は、すべての転生選手が投手であるため、初年度の育成に適していると考えられます。OB選手の比率が高い都道府県として、鳥取県 愛媛県 佐賀県 山口県が挙げられます。一方で、青森県 沖縄県は10 %しか占めていません。ただし現役選手とOB選手の出現確率は等しいため、人数の偏りは影響しません。それでは、各属性における投手の割合について調べます。OB選手が登場するとき、青森県 新潟県 富山県 滋賀県 鳥取県では投手が100%です。また現役投手では、秋田県 新潟県 富山県 鳥取県 愛媛県が 80 %以上を記録しています。中でも、鳥取県は現役選手でも、投手の割合が100 %です。

都道府県別 投手確率ランキング

現役選手とOB選手の登場確率が50%であることを考慮して、投手確率を算出します。新潟県 富山県 鳥取県では90 %以上の確率で転生選手は投手です。ただし、赤特殊能力が含まれる現役選手も含まれていることに注意してください。最後にランキング形式で、転生投手が来やすい都道府県を紹介します。

1位 鳥取県 100 % (OB投手 5名 / 現役投手 1名)
2位 新潟県   92 % (OB投手 2名 / 現役投手 5名)
3位 富山県   90 % (OB投手 1名 / 現役投手 4名)
4位 滋賀県   83 % (OB投手 1名 / 現役投手 6名)
5位 北海道   72 % (OB投手 4名 / 現役投手 16名)

栄冠ナイン 初年度 おすすめ都道府県

栄冠ナインの初年度に選択する都道府県のおすすめをいくつか紹介します。先ほどの転生投手確率だけでなく、選手ガチャや選手能力も加味しています。

  • 条件① 転生選手数が20名以内(選手ガチャ防止)

  • 条件② OB投手が1名以上 & OB投手率 50%以上(先発枠の確保)

  • 条件③ 転生選手の投手確率 50%以上(選手ガチャ防止)

  • 条件④ OB選手の投手確率 50%以上(先発枠の確保)

  • 条件⑤ エース級の投手の有無(先発枠の確保)

岩手県

大谷翔平 菊池雄星という海外組(投手)に加えて、畠山和洋 銀二 という優秀なOB野手が在籍しています。現役選手も松本裕樹 佐々木朗希というエース級投手が連ねています。新人選手も加わりましたが、依然としてトップクラスに魅力的な都道府県であることには変わりません。

鳥取県

初年度の夏本戦から先発できる投手を30%の確率で確保できます。OB投手も米田哲也を筆頭に名高い投手が連ねています。今作でOB選手に新たに参入する小林繁能見篤史と唯一の現役選手 森翔平 の評定次第では最優先すべき都道府県です。さらに、甲子園出場までの試合数が少ないことも好印象です。

滋賀県

初年度の夏本戦から先発できる西崎幸広を15%の確率で確保できます。ただし、現役選手は、能力査定が厳しい若手選手が多いです。OB選手を取得できるかがカギになりそうです。

新潟県

OB選手2名 小林幹英 今井雄太郎はどちらも投手です。今作で初収録であるため、能力査定次第では15%の可能性で先発投手を安定して育成できます。

三重県

OB選手4名のうち3名は投手です。中でも、豊田清大道典良は青特殊能力が豊富なため、試合アイコンを有利に進められます。現役選手である西勇輝も能力査定次第では、引き続きエース級の役割を果たします。

和歌山県

OB選手 西口文也 小久保裕紀 はどちらも青特殊能力が優れています。吉井理人 も先発として十分に機能する能力値です。ただし現役選手は野手が多いため、OB選手が来ることを祈りましょう。

富山県

前作もOB選手は一人でしたが、今作ではOB投手 高橋聡文 に変わりました。OBリストに新規参入のため、能力査定次第では上位にランクインします。

宮崎県

山本由伸に加えて、北別府学 黒木知宏 戸郷翔征 という優秀な転生選手もいます。ただし、現役選手もOB選手も人数が増加したため、前作よりも新入生ガチャに祈ります。

島根県

佐々岡真司に加えて、大野豊 福山博之が新たにOB選手(投手)として登場します。捕手能力が優れている谷繁元信 梨田昌崇は、合宿で青特殊能力を選別する必要性が省けます。

徳島県

水野雄仁 川上憲伸 潮崎哲也 武田久という先発を任せられるOB投手が登場します。青特殊能力が豊富な河野竜生も魅力的です。

おわりに

本記事では、パワプロ2024 栄冠ナインに転生選手として登場するであろう 現役選手とOB選手について調査しました。あくまで出身地の分布しか考慮していないため、肝心の能力値は反映できていません。発売前の段階では、前作と同様の都道府県が有利に働くと考えられます。新規収録されたOB先生の能力では、これまでとは異なる都道府県が主流になるかもしれません。また今作では、申請スカウトで転生選手もスカウトリストに加わります。二年目以降の新入生は野手が大事であるため、転生野手が最も多い大阪府に中堅以降スカウトできる近畿地方も重要視してもいいかもしれません。能力値が公開され次第、改めて都道府県について検討する予定です。


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