徹底検証 企業動画内製化 メリット・デメリット① 動画制作スキルについて
DXが進む中、広告や宣伝に限らず、情報伝達の方法に動画を活用する場面が増えています。
それらすべてを外部の業者に発注するとコストが嵩むのも事実です。
そこで、動画制作の内製化について、シリーズで深堀していこうと思います。
1回目は、『動画制作のスキル』という視点で、内製化するメリットとデメリットについてお話しします。
【動画制作のスキル 内製化するメリット】
社内で動画制作のスキルを身に着けた人材を育成できれば、様々なメリットがあります。
1)制作時間を短縮できる
外部の会社に動画制作を委託する場合、制作会社の選定・打合せ・撮影の確認など多くの工数が発生します。
その点、動画を内製化できれば、打合せもすべて社内でできるので意思決定やスケジュール調整もスムーズです。
2)社内の資産にできる
動画制作を外注した場合、経験を積んだ人材は社内では育たず、外部への依頼をし続けなければなりません。
動画を内製化すれば動画制作のノウハウは社内で蓄積され、共有することができます。
3)自社の商品・サービスに熟知した社員が作れる
動画を内製化すれば、商品やサービスに精通した社内メンバーが柔軟に対応できます。
そのため、伝えるべきポイントを抑えた満足度の高い内容に仕上がりやすいでしょう。
【動画制作のスキル 内製化するデメリット】
動画の内製化を検討するときは、デメリットも大切な判断材料です。
1)高いクオリティは望めない
内製化した動画のクオリティは、動画制作会社が制作したものよりも、どうしても劣ってしまいます。
劣る部分は、主に二つです。
1つは、画質・デザインを含めたビジュアルです。ただ、ビジュアル面は撮影機材の進化やテンプレートなどを有効活用することにより、改善することができます。
プロフェッショナルとの違いは、2つ目ストーリーテイリングです。説明を要する動画の場合、いかに展開していくかが重要になります。
ストーリーテイリングのスキルを身に着けることが、内製化のカギになります。
しかし、このスキルを身に着けることは容易ではありません。案件により外注も検討しましょう。ただし、ストーリーテイリングに長けた動画を制作できる会社は一握りなので、会社選定は慎重にしてください。
2)業務の負担が増える
動画を内製化した場合、専任スタッフとして動画だけに取り組むというわけにはいかないことが多いです。
他の業務と兼務する場合も多く、担当者の業務負担が大きくなることが予想されます。
スキルを身に着けた人材を複数人確保し、業務分散できる体制を整えることをおすすめします。
動画を内製化するためには、メリット・デメリットありますが、
動画活用を真剣に考える上では、内製化は重要な選択肢になると思います。
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