ハヤシケージ 『ふたり』 1994年作品

「ふたり」  詞/曲/編曲 ハヤシケージ

黄色く染められた時間のフィルムが
映し出す思い出 二人の散歩道
空は橙(オレンジ)に色づき 木々は秋の香りを運び
日暮れの陽は 心を温かく包んでた
木漏れ日の中 僕は小さな寂しさを
胸に抱いて ふっと一人佇む

幸せでいてね
願うよ遠くのどこかで君の好きだった
あの歌を口ずさんで

木枯らしに舞った葉を拾い集め
一つ二つ君に あげた散歩道
君は優しい微笑みを たくさん僕にくれたね
僕の胸は熱く 高鳴っていたあの頃
季節は冷たく 過ぎ去って流れて行き
若い心は 傷つき傷つけてた

小さな志(こころ)は
精一杯背伸びしていたよ
もっと大人になろうとして

僕たちいろんな約束したね
でも「さよなら」の一言が
全てを嘘にしてしまった

幸せでいてね
願うよ遠くのどこかで君の好きだった
あの歌を口ずさんで...

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