![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156379126/rectangle_large_type_2_5d1c871d8bb02d292c9609367b812c98.jpg?width=1200)
清水エスパルスが国立でホームゲームを開催する効果について考える
2024年9月28日明治安田J2リーグ33節清水エスパルスvs横浜FCの試合はエスパルスのホーム試合でありながら国立競技場で開催され55,598人の観衆を集めて興行として大成功と言える結果となりました。
※清水側の席は完売しており最終的に約62000枚の発券がありましたが無料チケット10000枚分の来場率の関係かそこまで伸びなかったようです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168278369/picture_pc_930bb288719647de8e928f26cefe3102.png?width=1200)
一部では
「なぜわざわざ清水から100km以上離れた土地でかいさいするのか?」
「ホームアドバンテージを捨てている」
といった意見もあった様です。
清水エスパルスが、国立競技場でホームゲームを開催することでどのような効果があるか考えてみました。
関東休眠サポーターの掘り起こし
清水サポの多い静岡県の中東部は東京から新幹線で1時間程度とアクセスがよく進学、就職を機に首都圏に移住する人が多数います。その中には「静岡にいるときは観に行っていた」「一回だけスタジアムに行ったことある」「選手とか知らないけどなんとなく応援してた」といういわゆる「休眠サポーター」が多く眠っていると思います。そこをターゲットとした掘り起こしに国立開催は打って付けだと思います。国立競技場のアクセスの良さ、新国立への興味などから「久しぶりに行ってみるか」となり、実際に現地でエスパルスを体感してもらって再び興味を持ってもらう人が一部でもいれば狙い通りです。この件については山室社長も言及しています
新規サポの開拓
国立開催は年に一度の「お祭り」としての特別感があります。普段アイスタで観戦しない人でも国立開催ということで誘いやすいというのがあると思います。筆者自身や周りでもほとんど観戦経験がなかった知り合いや家族を国立に誘いその後アイスタに毎試合通うようなサポーターになったという例が複数ありました。
ちなみに以前行ったアンケートでも国立開催でも下記の様な結果が出ています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156381632/picture_pc_41ed6dca15df75f8d5785fed9de0c473.png?width=1200)
国立開催は清水サポ自身が新規サポ開拓を推進しやすいイベントと言えると思います。
パートナー獲得へ効果
パートナー(スポンサー)の獲得にも効果があると考えられます。
まず関東の企業に対して、今回55000人の観客を集めたことによって関東圏でのエスパルスというチームの影響力をアピールできます。また地元静岡の企業に対しても関東への影響量を訴求できます。
2025年J1での国立開催
2025シーズン清水エスパルスは3年ぶりのJ1でホーム国立開催になります。前回は感染症により声出し無しでしたので声出し解禁後では初めてとなります。
開幕ではアウェイで因縁の場所と相手。
2025年は少なくとも2試合国立で試合をすることになります。
最多動員チャレンジ
5/3の国立ホーム開催では是非国立リーグ最多動員を目指してほしいと思っています。現在リーグ戦での最多動員は2024年7月13日FC東京vs新潟の57,885人です。
2024開催の横浜FC戦はビジター席に空きがある状態で55,598人でしたので十分記録更新、6万人越えは不可能ではない数字だと思います。
是非普段サッカー観戦をしない、エスパルスに興味ない人を国立に誘ってみてはどうでしょうか?新たなサポーター仲間が増えるかもしれません。