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仕事、辞めました。
新卒から大手企業に約6年勤めていた私ですが、1月末を持って本業を退職してフリーランスとなり、動画クリエイターとして活動していくことになりました。
もちろん0からのスタートってわけではなく、本業をしながら動画制作の依頼をいただくことがあり、色々考えた結果、動画制作の活動一本に絞る決断をしました。
優柔不断で小心者の私がこの決断に至った理由を、今回は赤裸々に話していこうと思います。
退職理由
①やりたいことが増えた
まず一番大きな理由はこれです。動画制作を始めてから平日の仕事終わり、土日全てを返上し、月に約10本程動画を制作してきました。僕は動画制作が大好きなので、ストレスなく楽しめてましたが、活動をしていく中で数多くの「やりたいこと」が浮ぶようになりました。
「そこまでやる余裕はない。仕事をしているから仕方ない」
そんな言葉を盾に保身的な自分が「格好悪い」と思うようになりました。ただ、その時点ではまだ、動き出せたら幸せだな、、、くらいの覚悟でした。
②入籍して家族ができた
2023年の末に入籍して家族ができ、今は妻と二人暮らしをしています。現在は特に支障はないですが今後の二人の将来を考えた時に、プライベート全てを動画制作に捧げる生活を続けていくのは困難だろう。という考えは頭の中にありました。
どちらかを選択するならこの活動を本業にしたいけど「結婚もしたし、安定しないし」とまた諦める理由を並べていました。
普段こんな葛藤を口にする事はなかったのですがある日、妻が「仕事、辞めてみたら?」と話してくれました。ここで決意が固まり、もう行動する他ありませんでした。
退職の決断
結局ここが一番のハードルでした。
動画制作の依頼だけでもある程度の生活はできるようになってきているのに関わらず、大学を卒業して大手企業で働き始めて6年が過ぎ、上述の退職理由は揃っていも、腰が重くて仕方がありませんでした。
なんなら安全圏の中で生活する事が「自分にとっての最適解」なんて自分を決めつけていたり、、、笑
もちろん本業にもやりがいはあり楽しい事も多かった。ただ、素直に人生を歩むことができなくなっていたのも事実です。夢はあっても決断には踏み切れず、安定と夢のどちらも追い続け、気が付けば毎日が苦しくなっていました。
そんな僕が退職の決断に踏み切れたのは、ふとした事がきっかけでした。
少し話が逸れるのですが
・小学生の頃の夢「サッカー選手」
・高校時代に憧れた「バンドマン」
その道で輝く人達と自分を比べて羨ましく感じてしまう事がありました。
要因を2、3日考えて気づいたのは、単に夢を叶えたからではなく「毎日やりたい事に全力で向き合っているその姿」だということに気づきました。
なので、僕が毎日を楽しく生きていく最良の決断は、心から楽しいと思える動画制作に、言い訳をせず全力で向き合うしかないのだ。と気付かされました。ここが僕が決断できたタイミングでした。
同時に僕は本当に幸せ者だと実感しました。
それは独立の相談にのってくれる友人、背中を押してくれる妻、毎日動画を見てくださる皆様、色々な人に支えてもらえる環境があったから。
まとめ
色々時間はかかりましたが僕はようやく一歩を踏み出すことができました。今年30歳を迎える自分にとって、この決断は恐らく人生で1番大きな事。ラストチャンスだと思って、自分の欲望に100%で突き進みます。
最後に僕の名前の由来でもあるThe Beatlesのポール・マッカートニー言葉を添えます。
「あなたが自分の人生を愛せば、皆があなたを愛してくれるだろう」
2025年は自分の人生で、一番愛せる一年にしてみせます。