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Rangemaster トレブルブースターの使い方
アコギのような高域が強調される音を求めていた私は、
トレブルブースターというエフェクターの存在を知り、
レンジマスターを購入しました。
ギターとアンプをワイヤレスシステムで接続し、
スイッチをON。
すると、思っていた通りにシャリシャリとした
高域が強調された音が広がりました。
私は大満足です。
私の欠かせないアイテムとなったエフェクターでした。
しかし、トレブルブースターを愛用している
ギタリストの音は、私が考えている音とは
全く異なるものでした。
ブライアン・メイやゲイリー・ムーア、トニー・アイオミと
いった有名ギタリストの演奏は、
シャリシャリした音ではなく全く異なる音でした。
一般的にトレブルマスターの音は、
低域をバッサリ切り落とし、中域が強調された
オーバードライブサウンドと言われます。
ある日、秋間経夫氏のコラムを読み
レンジマスターはギターをシールドで直接入力し、
レンジマスターの出力を真空管アンプに繋ぐのが
正しいレンジマスターの使い方だということを知りました。
VOX AC30+レスポールをレンジマスターで鳴らしてみると
低域がブーミーで使いにくいと思っていたAC30で
心地の良いオーバードライブが出るようになりました。
この音こそが、ギタリストたちを虜にしてきた音なのだと
気が付きました。
どのような回路になっているのか気になり
レンジマスターを開封し回路図を作製することにしました。
どのような回路が入っているのでしょうか?
レンジマスターに興味をお持ちの方に有益な情報を
次回お届けできるかと思います。