Discete Op-Amp 回路(バイポーラ)

一時期、BOSSはオペアンプによるオーバードライブから、

オペアンプを使用しないディスクリート回路による

オーバードライブへと転換しました。

この時期には、J-FET入力タイプのオペアンプを

ディスクリート化した回路が使用されていました。

米国製エフェクターでは主にTL072などの

J-FET入力オペアンプが使用される傾向がありますが、

ビンテージの日本製エフェクターでは艶ありJRC4558などの

バイポーラタイプのオペアンプが使用されていました。

艶ありJRC4558が搭載されたエフェクターは高音質で

評価が高く、艶ありJRC4558はプレミア価格で

取引されているオペアンプです。

J-FETタイプではなくバイポーラタイプのディスクリート

オペアンプを搭載したオーバードライブのほうが

ビンテージの日本製オーバードライブの音を

再現できるかもしれません。

そこで、バイポーラタイプのオペアンプを

ディスクリート化した回路を設計してみました。

下記がその回路図です。

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