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ネパールにルーツがあるお子さんがいるなら/いつか留学を夢見る人へ


ネパールにルーツがあるお子さんがいる人、あなたが本人の場合中学と高校の成績証明書の取得をおすすめします。原本はもちろん災害に備えてクラウドでも保存をおすすめします。



なぜこんな事を書いているか

というとネパールは大学進学にも中学の成績証明書が必要です。高校を卒業していても、日本で大学を卒業していても中学の成績証明書が必要です。これはネパール人全員一生ついてまわるネパール国内のシステムです。外国人にも求められます。交換留学生の場合は必要ないと思いますが現地で入学から卒業までをする人なら必要です。2024年現在ネパールの語学学校では求められていません。



日本の中学の成績証明書、卒業証明書の保存期限について

日本の中学の成績証明書と卒業証明書の保存期限は、それぞれ異なります。文部科学省の規定に基づき、以下のようになっています。

  • 成績証明書: 卒業後5年間

  • 卒業証明書: 永久保存

成績証明書について

成績証明書は、卒業後5年間は学校で保管され、必要な場合に発行されます。卒業後6年目以降は、成績に関する記録が廃棄されるため、成績証明書の発行はできません。

卒業後6年目以降に成績証明書が必要な場合

卒業後6年目以降に成績証明書が必要になった場合は、残念ながら原本の発行はできません。しかし、多くの学校では、「成績証明書発行不能証明書」というものを発行してくれます。この証明書は、卒業した学校で成績に関する記録が既に廃棄されていることを証明するものです。

卒業証明書について

卒業証明書は、卒業者の履歴を証明する重要な書類であり、原則として永久に保存されます。そのため、卒業後何年経過しても、卒業証明書の発行を請求することができます。

なぜ保存期間が異なるのか?

  • 成績証明書: 成績は、その時の学習状況を反映しており、個人情報保護の観点からも、長期間保存する必要性は低いとされています。

  • 卒業証明書: 卒業証明書は、卒業という事実を証明するものであり、社会生活を送る上で様々な場面で必要になるため、永久保存が義務付けられています。

その他

  • 単位修得証明書: 単位修得証明書の保存期間は、卒業後20年間と定められています。

  • 証明書の発行手続き: 証明書の発行を希望する場合は、卒業した中学校に直接お問い合わせください。必要な書類や手続き方法について、詳しく教えてもらえます。


今ではないけどいつか海外留学をしたい人へ


取れるなら高校の成績証明書、卒業証明書を日本語と英語でとっておいてください。

成績証明書

  • 保存期間: 卒業後5年間

  • 発行: 卒業後6年目以降は、成績に関する記録が廃棄されるため、原則として発行できません。

  • 代替措置: 必要な場合は、「成績証明書発行不能証明書」を発行してもらうことができます。

  • 成績証明書発行不能証明書

卒業証明書

  • 保存期間: 永久保存

  • 発行: 卒業後何年経過しても、卒業証明書の発行を請求することができます。

最終学歴が大卒であっても、海外の大学に入る場合高校の成績表が求められる場合があります。
書類はありすぎて困ることはありません。

成績証明書の請求期間をこえている場合


単位履修証明書(20年以内)、卒業証明書、成績証明書発行不能証明書は英語で発行してもらうことができるので、これをもとに入学希望校に掛け合う事ができると思います。
また、これを強めるものとして実際にある人は日本大使館に「日本は高校(中学)の卒業後5年をこえての成績証明書は発行していない」という一筆をもらって受験をした人もいます。

書類が足りない場合はその国の日本大使館に以前に似た事例があるかどうか問い合わせてみるのも有効だと思います。

最後に


必要書類は国によって異なります。
一番良い方法はおそらく留学エージェントを利用することだと思います。
出所不明のエージェントと称する個人や、現地の気楽な友人の「どうにかなるよ」でどうにもならなかった人も見たことがあるのでよく見極めてください。

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