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「まるで僕らはピエロの掌の上」~櫻坂46 11th Single UDAGAWA GENERATION レビュー
この記事は1.27のティザー映像公開から、櫻坂46_11枚目シングルの制作物を追いかけた記録です。
ティザー映像を受けて
11th Single
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) January 26, 2025
“UDAGAWA GENERATION”
Jacket Artwork
1.27 10:00JST#櫻坂46_UDAGAWA#櫻坂46#sakurazaka46https://t.co/jA1lsGq4yh pic.twitter.com/lwLbN3zPJZ
やはり、映像がつくと、楽曲を理解する解像度が一気に上がる気がしますね。
「音楽は私たちの武器」
「誰かに勝つためじゃなく、自分を咲かせるための力」
これまでにないテイストの楽曲ではありますが、基本スタンスのブレなさには脱帽です。
こういう芯のある人間なりたい、と心底思うものです。
思うが故に、櫻坂にどうしようもなく惹かれてるのだと思います。
後はゆーづがふてぶてしくて、大変よいですね。
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ティザー映像の公開と同時に、翌日の楽曲先行配信も発表され、ワクワクが止まりませんでした。
早くLIVEでクラップしたい。
楽曲先行解禁
クラップ最後だけかい!!笑
冗談はさておき。
音楽の知識があまりない自分でも、櫻坂の表題曲の中で、これまでにないテイストのものだと分かります。
前作より軽やかなことはもちろん、大きな転換がなく楽曲が進んでいく印象でした(それが悪いという訳では無い)。
お気に入りの歌詞はこちら。
Z世代なんて言葉は
誰かが作ったマーケティング
私は私だ Yeah Yeah Yeah
他人から、何か大きな括りの中の1つとして見られるのが、個人的に凄く嫌です。
断片的な情報を寄せ集めたもので、分かったような気になるな!、と。
もしかしたら、櫻坂も今、そのような感情なのかもしれない、とハッとさせられました。
重厚でカッコいい楽曲が続いたせいか、櫻坂のアイデンティティはこうだ、と勝手に結論をつけつつありましたし、
年末のCMで、保乃ちゃんも、自分たちらしくいれた1年だった、みたいな事を言ってましたね。
本日12月22日(日)25:30〜
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) December 22, 2024
テレビ東京「そこ曲がったら櫻坂?」にて
『櫻坂46年末スペシャルCM』
をオンエアいたしました🎄🌸
来年も、ともに歩いていこう。#櫻坂46_24to25#そこ曲がったら櫻坂 #そこさく#櫻坂46 #Sakurazaka46 pic.twitter.com/yhbbMq1XCu
でももしかしたら、自分が感じていた”櫻坂らしさ”って、グループの一側面でしかなくて、
本当のらしさはもっと深いところにあるのかもしれません。
保乃ちゃんが”らしさとは何か”を直接的に口にしなかったのは、
簡単な言葉では言い表せないものだからなのかも。
脱線しましたが、テイストの違うと感じる曲を今回持ってきたのは、
私たちのこと、本当に分かったつもり?
という、グループからのメッセージなのかもしれないと感じました。
そうだったら面白いな。
.........こんなよく分からない講釈を垂れ流したのは、MVがまだ公開されず、退屈でしょうがないからに違いない。
MVはよ!!!
MV公開
やってくれたな、櫻坂
というのが初っ端の感想です。
楽曲と同じく、「これまでにはない」が沢山詰め込まれたMVだったように感じました。
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楽曲公開の章で述べた、”櫻坂への固定観念を問う”を本当にやってくれたようで嬉しく思います。
ここまで振り切ってくれると、もはやカッコいいですよね。
後は、滑稽に見えるパフォーマンスも、彼女達の基礎能力があってこそ成り立つものだと思います。
冒頭のピョンピョン振り付け、ダサいですけど、体力はめちゃめちゃ使う踊り方なのは素人目でも分かります。
かつ、ラスサビ前の間奏まではカットなしの一発撮り。
長回しでもきちんと成立させるだけのパフォーマンス力がないと、このやり方でいく判断は出来なかったかと。
これまでの路線を期待したファンにとっては期待外れな楽曲、と評価されるかもしれません。
それ自体はあってしかるべきかと。
楽曲制作に携わる方を傷つける発言は絶対に駄目ですが、この楽曲への異議の排除はするべきでは無いかと思います。
これは妄想ですが、賛否両論起きることは折り込み済で、今作の表現が行われている気がします。
ファンの中の混乱、これまで形作られてきたイメージの破壊。
全て嘲笑うかのように、やりたい事をやり切った彼女たち及び作り手の皆さんに、拍手を送りたい気持ちです。
目立つこと、変わったことをすると、匿名で批判を受けやすいこの時代に、
やってみたかったからやった
を貫く素敵なプライドを持った櫻坂が、一層大好きになりました。
あとがき
何やら考察の余地は多分にありそうなMVですよね。
そちらはよりパフォーマンスへの造形が深い方にお任せします!笑
お読みいただきありがとうございました。