番外)余韻余韻…
ども😃すさきのすです
写真が、思想に偏りがあると感じたりするかもですが😅😅思想とか、推しとか、派閥とか抜きに。
Amazonプライムで、三島由紀夫と全共闘の映画が上がってまして。映画になった時から気になってて。今回みてみました。
TBSだけが持っていた秘蔵のフィルムの公開。
三島由紀夫…切腹自決した、極右で、いかついおじさんのイメージしかなかったです。正直…
学生運動…自分の親くらいの年代の人が、学校の方針や国への解放だったり反抗だったり、自由を求めての暴動…ていう理解だった。正直
全く真逆と言っていい学生1000人の集まりによばれ、護衛もつけずに1人で乗り込み話し合う、討論会の様子がこの作品には生のまま描かれてます。
私では?!?!?!理解しきれず、ついて行ききれない内容。とくに学生の芥正彦との討論の部分は、単語から学び直さねば…と言うくらい😅😅
やっつけたる!論破したる!下手すりゃあ殺してやる!くらいの勢いの学生の中で、話す三島由紀夫の姿は、私がイメージしてたそれとは全く違いました。
そもそも静止画でしかみたことなかったんですが、、笑
ロジカルに、でもユーモアをまじえながら、自分の思想をはっきり述べつつも、相手をリスペクトして、けして途中で切って否定して自分の話をしたりしない。反対の思想の中でも、感心したことや同じ考えの部分をきちんと相手にも伝えている。その口調があらくなることもなく最後まで…
びっくりした。
当時の全共闘側や、三島とともに過ごした若者が、70代の姿で当時を語る。
学生側1番の論者の芥正彦が「人間が人間の間の媒体に言葉があった最後の世代」「(三島と)あらそっている装いだが、親和性のある討論会だった」と話してるのが印象的だった。
私は右とか左とか、そんな思考は別にない。
どっち派でもないし。学校破壊してまで主張する学生も、切腹自決することも肯定できないし、共感もしない。
ただ、自分の親くらいの年代の時に、個々が、自分の事だけを考えるのではなく、これからの大学は?日本は?世界のあり方や、思想の表現だったり、他者とは?象徴とは?と、頭を巡らせて模索している…
尊皇だ攘夷だ!と言って、若者が自分以外のために戦い悩み命を落としてた幕末の世を思い出した。
50年…
歴史になってしまう時代経過かもだが…私が産まれる少しだけ前の話…
未だ討論会の内容は理解しきれないが🤫🤫見終わったあと余韻…凄まじい余韻があった。
そして、いい意味で裏切られた、三島由紀夫の話し方に…
学ぶべき事が沢山ある。
思想とか抜きに、まずは、一度動く三島由紀夫みてみる感覚で、みてみたらいいと思いました。