父の突然の死去
先月10日に父が末期がんで緩和ケア病棟に入院し、16日に死去しました。「これで但馬の寒い冬に苦しむことなく、春を迎えることができるかな」と思っていた矢先の突然の病院からの知らせでした。
それから遺体の添い寝、通夜、18日の葬儀と告別式、役場での手続き、自動引き落としの口座停止、年金支給停止など急ぐ手続きを大急ぎで済ませました。
二束三文にしからなない山間部の農地の相続の手続きも司法書士さんを頼み、手続きを代行してもらいながら仕事です。こちらが平日に動けないというか私本人でなけれならない手続きは妻に代わってやってもらいました。それでも全体の手続きの半分も来ていませんが、妻には感謝感謝です。
またお寺さんとの葬儀関係の打ち合わせやら、お布施などの「任意」攻撃に翻弄されています。次は満中陰が控えています。
父名義の田畑もありますが、50年前に亡くなった祖父名義の田畑・山林もあります。これらの苦痛でしかない相続と登記に必要な連続戸籍謄本の取得のため、仕事も何日か休みました。
頭は回っていません。いや、回っているけど空回りかもしれません。今はただ、高校3年生のテストの採点や成績処理にミスがないよう、それに全力を尽くすことしか考えてはいけないと戒めていますが、次々に役場、農協から問い合わせの電話が鳴ります。
父の死は悲しいです。でもそれは若い頃の苦々しい記憶と、感謝したい気持ちがないまぜになっていて、頭も心も整理できないままです。正直言って、尊敬できる・自慢できるような父ではありませんでしたが、それだけで割り切れない気持ちも確かにあります。むしろ、父への反発がなけれな無謀な学問を志すという大それた挑戦もしなかったでしょう。
ということで、世界史漫才再構築版はしばらく停止となっています。これまで毎回、あるいは面白そうに見えたものを読んでいただいた皆様に感謝しています。
いつごろに再開できるかは見通しは立っていませんが、おそらく文章のノリも変わっているでしょう。それでも、息抜きを兼ねてお読みいただければ幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?