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La Maison Kioi


 3月に入って、もうアフタヌーンティーに行くのはやめようと思ったところに、行きたかったナポレオンパイのアフタヌーンティーを見つけて、予約していた、


 La Maison Kioiの、

ナポレオンパイを堪能する特別プラン、
クラシックアフタヌーンティー。


楽しみにしていた。


 3月に、一目惚れして高くて買うの迷ったけれど、もうこういうの欲しかった!っていうワンピース見つけてしまって買ったワンピースをやっとおろした。


こういうアシンメトリーワンピースすごく好き❤️


 お友達誘えば良かったかな、と思いつつ、見つけた瞬間、勢いで予約してたから、一人でアフタヌーンティー。


行きに、ゆったり出てきたのに時間あるわ、と思ってしばらく駅前うろうろしてから電車に乗って、そしたら乗る電車間違えてしまってギリギリになってしまったの。

お天気は曇り。晴れてたらもっと綺麗だろうに


 赤坂プリンスのフレンチレストラン。


 収入の少ない非正規雇用なのに贅沢しすぎじゃない?って思いながらも、そろそろこの、一人アフタヌーンティーも、色々行って満足したから、5月にやめるって決めたんだ。


 赤坂プリンスのクラシックハウス(旧李王東京邸)のアフタヌーンティー。



 電車を間違えてしまってギリギリになってしまって、ゆっくり見てから入れなかった。


 通されたお席は、端の広いソファ席。

 え!この素敵なソファ席を、
ひとりで座ってもよろしいんですか!?って
思いながら、座った。

 外がもっと晴れていたら、きっと綺麗な空が
仰げるんだろうと思いながら、素敵な窓から見える景色が雨ではなくて曇り空で本当によかった。



  ウェルカムドリンク。

ベリー×ベリー
アフタヌーンティー前に念願のナポレオンパイ


そして、アフタヌーンティー


 感想を書きたいけど、長くなってしまいそうだからそれはやめておこうかな。

 ドリンクは、おかわりを頂戴して4杯も飲んじゃった(ウェルカムドリンク入れたら5杯も)


 一昨年の12月に、星の王子さまミュージアムに行くのに1泊箱根に泊まった時に、せっかくだからと、帰りに富士屋ホテルでお茶したところから始まって、すっかりアフタヌーンティーにハマってしまって、

2022年12月から2024年ここまで、

 気づいたら定期的にアフタヌーンティーに来ていた。

 それはそれで本当に楽しくて素敵な時間を過ごしてきたけれど、

 実家暮らしで非正規雇用の31になる女の
日常としては分不相応すぎるなと思って、

 もうほぼ習慣的になって無意識になっていたこれをやめることに決めて、今予約しているGW明けのところを最後にすることにした。


 そんな中で、3月に予約していた、la maison kioiに来た。


 この先を予約してしまっていなかったら今日で終わっても良いと思えるくらい素敵だった。

 雨が降ったらおろせないなとおもっていた一目惚れワンピースを、着ることができた。


 ここは、江戸時代には紀州徳川家の大名屋敷、明治時代には北白川宮家の皇族宮廷があった場所で、その後韓国合併時に李王家の東京邸として、1930年(昭和5年)建てられたのが、現存する建物。およそ100年前から建つクラシックな建物は、曇り空の中でも、素敵に立っていた。


 私は、東京駅とか奈良ホテルとか辰野金吾建築とか、レンガ造りのような建物が好きで


 建築にはあかるくないけれど、ここ旧李王家東京邸は、美しいチューダー様式の洋館で、旧宮内省内匠寮の工務課長として活躍した北村耕造と、技師の権藤要吉らの設計により建設されたとあった。


 そんな歴史的な建物の中でいただく、
クラシックアフタヌーンティー。



 今回の目的はアフタヌーンティーというよりは、ナポレオンパイが食べたい、だったのだけれど、

 目一杯、アフタヌーンティーを楽しむことができて、暗くて、消えたいと思っていた心を忘れていた。


 わたしは、やっぱり、ひとりで過ごす
「贅沢すぎる」時間が好きだった。


 でも、贅沢は、自分の懐を揺らすほどになってしまっては、贅沢にならない。


『20代で得た知見』で、

贅沢というのは身の程を越えた高価なもの、ではなく、身の程を越えない上質なこと


って感じのことが書いてあったのをふと思い出す。


 20代最後から30歳にかけて、
箱根でアフタヌーンティーをしたことと、
たまたまヲタ活とアフタヌーンティーなどが重なったりして(好きなすみっコぐらしや星の王子さまがアフタヌーンティーしたりなど)この1年半ほど、非正規実家暮らしの30のくせに、お金の使い方間違えてない?となるほど行っていた。


 貯蓄しなさいよ、家出なさいよ、働きなさいよ、、こういうことができないのは、大人じゃない。


 私の場合、一度はまってしまうと、度を超えて没頭してしまう。アフタヌーンティーもその一つだった。

美味しいお食事と、スイーツを、ゆっくり堪能しながら好きな紅茶を飲めてひとりの時間を確保できる、(特にひとりのゆったりした時間を確保できることはアフタヌーンティーにハマってしまった大きな要因だったように思う)


 行ったことに後悔はしていないけれど、

 「ちょっと過剰だな、」と思いはじめたのは、この3月くらい。


ADHDの特性よろしく優先順位が全くつけられない上に目の前の楽しみに注いでしまう。でもそれを直さないと、自立できないし家も出られない。


 わたしの場合、何事もハマってしまうと過剰になるし、没頭してしまうし、過集中癖がすごい。逆手に取れば、貯蓄することにハマれば、めちゃくちゃ貯まるかもしれない可能性を孕んでいる。


 こういう、ひとりアフタヌーンティーみたいな贅沢は、たぶん、

 ちゃんと働けていて自立していて、心身健康で、貯蓄があって、心にも懐にも余裕のある方が楽しむものなんだよ本当は。


 でも。


 いろいろなところに行ってみて、
 旅行もしてみて、
 推しごともしてみて、


贅沢というものは、というものを
体感としてわかってきた以外に、わかったことがある。


わたしが心を休めたり、
満たしたりするために必要な時間は、

ひとりで過ごす時間だということ。
(どんなに気を許している親愛なる友人でも、
やっぱり気は遣っているから。)


モノを増やすことより、
時間や空間、経験を買うこと。
(そういう意味では、部屋にモノが増える何かよりアフタヌーンティーという経験は良かった)


そして上記のように
自分の懐を逼迫させる贅沢は、
本当の意味での贅沢にならないこと。


 31になる歳になった。遅いかもしれないけど、今気づいて、体感できてよかったと思う。


 あ、それから、わたしこういう類の贅沢の仕方は、ひとりでだから楽しいのであってお友達と行こうとか、好きな人と来たいとかは思わないんだなということもわかった。


 どちらかと言うと好きな人とは、

 あんまり贅沢しない、
お相手がよく行くファミレスとかにいって
気取らない、肩の力が入らない食事を楽しみたいタイプだってことも。


でも、ここのナポレオンパイは、本当におすすめ。

よく考えたら、La Maison kioiという題にしておいて、全然アフタヌーンティーの紹介しなかったから、最後に






ウェルカムドリンクのベリー×ベリーは
 甘酸っぱくてさらさらの感じ
 いちごというよりは、
ラズベリーとかそういう感じ



 そのあと

一杯目 ショコラベリーを頼んだ。
 ついだ瞬間に、ふわっとチョコレートの香り飲むと紅茶なのに、チョコレートの香り🤍



ナポレオンパイ
ブランデーが入ったクリーム
軽井沢ロイヤルクイーンのいちごの上に、イチゴのソースで甘さを引き立てる

パイのサクサク 
ロイヤルクイーンは甘味強い
甘味の強いカスタードがいちごで引き立てられていいわ



アフタヌーンティー
一段目
 サンドイッチ
 マスタードがほのかに効いたサンドイッチ
 美味しい

 カプレーゼ バジルソース 好きー


 ココット サクサク!温かくてチキンが美味しい

 (ここで二杯目 ダージリン)




 二段目
マカロン フランボワーズ
喉に痛くならない甘さ
 お店のマカロンはやっぱり美味しいんだよねえ、味は強くない

ムース フロマージュ
 チーズ感はつよくなくて、ベリーが中のベリーが口いっぱいに広がる!下のクッキー生地がアクセントになって美味しい😋

フレジェ ピスターシュ(マドレーヌではなくて)マドレーヌとピスターシュが上と下入れ替わってる
 やや塩味があって、いちごのフレッシュさがケーキを引き立てて美味しい!


三段目
 マドレーヌ
 ピスターシュのフレジェとかの甘さを一回お口直し的に戻してくれる。素朴な甘さ。

 ハートのミルクチョコレートの中にベリーソースが入ってて、食べたらチョコレートの甘味が広がってそこに少しだけベリーソースの酸味がきて、後味はミルクチョコレートの甘味が残って一口で美味しい

(おかわりいかがですか、ときかれて
三杯目 アップルシナモン
 紅茶の茶葉の香りが強い中にシナモンを感じる)

だいぶ食べ終わっちゃってるけど後ろのがアフタヌーンティー



三段目のときに、また聞いてくださったから
四杯目 いちご煎茶
 すっと鼻に入ってくるいちごの甘い香り
 でも飲んで鼻に抜ける香りは煎茶
 いちごとお茶合うんだよね。


もう全部で5杯も飲んでお手洗い行きたくなったからラストオーダーは、頼まなかった


#lamaisonkioi

#クラシックナポレオンパイを堪能する特別プランクラシックアフタヌーンティー



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ゆかまる
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