死を考えるあなたへ 〜自殺のおすすめできない方法〜

 これまでに自殺に関わる記事を
3本出した。

https://note.com/patissier_y/n/n318b0d265b99

https://note.com/patissier_y/n/n318b0d265b99

https://note.com/patissier_y/n/n6c309769c9fa


が実は、その記事を書くまえに
この記事の内容をメモに書いていた。



 だから、事前に出していた
3つの記事は、この記事を書いた後に
執筆したものである。

 まずそれを理解しておいて頂きたい。



その上で、これらの記事を執筆する
もとになった、実は最初に書いていた
今回の内容について公開することにした。


 実はこれらの記事には元にした、
私が書いていたメモがある。

 そのメモにつけていた名前が

今回の題名

「〈自殺の、

オススメできない方法〉」

だ。

 このメモは、
自殺を考えている人宛に、
単調な言葉でメモしたものなので、
これから全文載せるが、

 少し言葉が
単調で、丁寧でなく、
見方によっては上からに見えてしまうような言葉遣いになってしまっていることをご容赦いただきたい。

 全文、丁寧に
書き直すことも考えたが、
なるべくこの手紙を書いた時の、
そのままの気持ちをのせるために

そのまま載せることにした。

ここからは、その手紙の本文である。



今、死んでしまいたい、
もしくは生きていたくないと
思っている人がもし仮にここに
きてくれたのなら、わざわざ
来てくれてありがとう。
少しだけ私に付き合って読んで欲しい。
そんな時は、自殺の方法とかを
書いて欲しいと思うかもしれないけど、
自殺に成功した人は
自殺の成功方法なんて書けない。
だって成功して亡くなってしまった人は書くことができないのだから。
だから、オススメしない方法を
考えることにした。


たくさん書くから、
あなたに問いかけたいから、
断定型で書いていく。
考えながら書いていたら少し長くなったけど最後まで読んでほしい。
私だって20年そこそこしか
生きてないから偉そうなことを
言うつもりはない。

私自身は怖くて死ぬのをやめた末に、
今はそれなりに楽しく、もちろん辛い
ことはたくさんあるけど、
頑張って生きている人間で、
もう死にたくはないと思う私が、
もう生きていたくないと死に方を
考えていた過去を少しだけ思い出して、これは無理だなと思った、
これはオススメしないと思ったものを
書こうと思う。  

この先を読んでくれるあなたへ、
お願いがある。必ず、最後まで、
読み飛ばさないでとにかく最後まで、
読んでほしい。文才はないし
口下手だからうまく伝えられるか
わからないけど、とにかく必ず
最後まで読んでほしい。  


先に、あなたが勇気を出して、
もしくはたまたまだけど少し
読み進めてくれた、その時間を
くれたことに感謝して、私は何者か
少しだけ書く。申し訳ないけど、私
はこれからも生きるし、これから
働いていくかもしれないし、
家族や友人のことは彼らの個人情報に
なるからあまり自分のプロフィールを
全て晒すことはできない。
だけど少しだけ書こう。
私の家庭は世間的に見たら裕福な方だ。もし、家庭の経済状況で、
家庭の何かの環境で困っている、
悩んでいるのなら、それはまた
別問題だ。そういうことで
困っているのならそれはそれで
コメントなり何かをくれていい。

でも、なにせ、裕福な我が家も
ずっと平和なわけじゃない。
ガラスが割れるようなことも、
大げんかもあったし、10代の頃に、
理由は伏せるが本当に本当に
我慢ならなくて家族に刃向けたこともある。(もちろん一切傷もつけてない)
家庭環境に関しては家族に迷惑かけたくないからこれ以上はかけない。

私は大学院まで進学して
教員の専修免許状を持っている。
学校の先生になる人というのは、
おおよそ学校が好きだったとか、
教育にとても強い熱意があるとか、
キラキラしているように見えるかも
しれない。事実、そういう人は多いし、
わたしも学校が嫌いになった
ことは実は多分ない。  


でも、私が自殺を考えたのは、
中学生のとき、高校生のとき、
大学生のとき。複数回ある。

いじめとかが理由ではない。
友達と認めてくれている友人は
かなり多い方だし、確かに
転校してきたときにランドセルに
苔を入れられたとか、
体育着のズボンを男の子の前で
降ろされたとかそんな程度の、
からかいみたいなことは
小学生のときにあったけど、
友達多くて毎日笑って、
みんなにも明るいね、
いつも笑ってるよね、友達多いよね
なんて言われる人間だ。


友達とくだらない話とか
真剣な話とかして、もうこんなに
楽しいことないってくらい
笑った次の日には辛くて1人で
泣いたり、でも次の日には
馬鹿なことしてげらげら笑ったり…
そんな普通の人だ。

いじられキャラだったりしたから、
本当は嫌だったけど言わずに
我慢してきたこともたくさんあるし、
あまり友人にも家族にも悩みを言える
タイプじゃない。わたしのことを
人として尊重してくれる友人はいるし、そういう友人たちは好きだ。

高校で部活動でも賞をとったり
結構キラキラした人に見える。
大学では、いろんな活動を
していたし…。恋愛も
片想いの方が長いけど、
好きな人もわりといることが
おおかったし、幸せな恋愛をしてきたかと言われると疑問だけど
一応すこしはつきあったこともある。  


もし、虐めや暴力やそういう、
自分じゃどうにもできない、
抗えない何かを君が抱えているのなら、それを周りの人に言えないのなら、
周りの人が理解してくれていない
のなら、何もしてくれていないのなら、それで苦しくて仕方ないのなら
あなたは何も悪くない。でも、
どこへでもいいから
(宗教かもしれないところはやめた方がいいから病院とか近くの大学とか)
逃げてほしい。  

警察や学校に、区役所に行ったら
解決するわけじゃない。
親御さんや学校に伝わるだけかも
しれない。だからそういうところ
じゃないけど公的な施設の方がいい。


逃げることは、悪い事じゃない。
逃げた先が正しい道だったとしたら、
あなたは逃げたんじゃなくて
間違えていた道を抜け出して、
あなたの生きるべき道を
見つけることになる。

大学にはカウンセリング室や
保健室がある。ずっと話を聞けなくてもその場は、話を聞いてくれるかも
しれない。  

このnoteを読んでくれたのなら、
ここにコメントしてくれてもいい。


でも変な大人もたくさんいるから
むやみについていってはいけない。
あなたを勝手に売り飛ばすかも
しれない。言いたくないなら
コメントに何かマークつけてくれても
いい。具体的にどこかへ逃げるのなら、私は場所を提供できないけど
何か見つけるために力を貸せるかも
しれない。ただ私もすぐに
あなたの力になれるわけじゃない。

だからとにかくまずこれを
よんでほしい。    

さて、本題に入っていこう。

自殺のニュース、特に
若いティーンエイジャーの
自殺のニュースが報道されると、
必ずと言っていいほど、
報道陣はセンシティブに扱って、
なぜ周りは気づけなかったのでしょう
とか、何が彼を、彼女を
追い込んだのでしょうとか、
死を選んだ人の過去や周囲の人間、
手帳や携帯のメモ、メールやLINE、
あなたの大切な日記や独り言まで
探し当てて公開する。


あなたが自殺に成功したとき、
きっとニュースになったとする。
その時こうしてあなたの
知られたくない過去や思いを、
苦しんだのに生きてるときには誰も
助けてくれなかったあなたの言葉を、
心の声を、勝手に詮索されて、
勝手に想像して、勝手に理由を
決められる。それがあなたの
本当の自殺の理由じゃないかも
しれないのに…。

そして、なぜ止められなかったのか
なんてことを専門家みたいな人たちが
話し合う。そんなことを話しても
あなたは帰ってこないのに。
そして、そんなことを話し合った
ところで未だ自殺を選ぶ人は
いなくならないのに。それでも彼らは、そうするしかないと思っているんだ、
それは間違えてることじゃないから
責めないであげてほしい。


でも、これだけニュースになっても、
自殺、死を選ぶ、ということに関して、世の中の人はあまりきちんと考えられてるのかわからないから私の考えを
少し述べようと思う。  


多くの人が考えているのかは
しらないけれど、私は、
生きたいことと死にたくないこと、
生きていたくないことと死にたいことは微妙に違うことだと考えている。
正しいかわからないけど少なくとも
私の中では違う。


昔、学生が入れる大学の1番高い建物に登って飛び降りてしまおうと
思ったとき、生きるのは辛くて、
でも死ぬのは怖くて、死にたくなくて、でももう嫌で、そしたら、
その1番高い建物の入り口で
動けなくなってしまったことがある。

結局そのときには、当時、唯一、
弱いところを見せていた友人たちにLINEをして、なんでもいいから誰かに今会わないとダメだってなって、
大学の学生相談室へ向かった。

多分、私自身、死にたかったわけじゃないんだろうね。


もっと前、中高生くらいのとき、
リストカットしたらどのくらいの血が
流れて死ぬんだろうと
考えたこともある。
家がゴタゴタしたとき、
ハサミを喉に突き刺してもうここで
息絶えてしまったらと思ったことも。  

大学生のとき、アルバイトの休憩中、
家のゴタゴタが苦しくて屋上から
今飛び降りたら、楽になれるかなって
考えたことも。  

いずれにせよ、私が
何度か死を考えたとき、
私にとってそれは

「生きていたくない」という
マイナスのベクトル(ベクトルというのは矢印の向きとその力のこと)によるものがほとんどだった。

いじめが辛くて死を選ぶ人も
こういう人が多いのかもしれない。

一方で、純粋に死に興味を持ちすぎて選ぶ人、生きていたくないとか生き苦しいわけじゃないけど何だ死にたい人もいるかもしれないし、
つまり「死にたい」と思って
死を選ぶ人もいる。    

これは私の考えだから正しいとは
いわないけど、

世の中は生きることを選ぶ人と
死を選ぶ人の二分じゃなくて、


①生きたくて生きている人、

②辛くて辛くて仕方ないけど、生きる理由、生きたい理由があって生きる人、

③死に関心があってとかで死を選ぶ人、

④死にたくなかったけど死んでしまう人(病気や事故の人もこういう人が多いと思う)がいると思う。


ここでは、死を考えて、
自殺を考える君に書いているから、
③と④について述べよう。まず、

死にたくて死を選ぶ人と
死にたくなかったけど死を選ぶことになってしまう人は、
先に書いた人たちもいるが

自殺を考える人もこの③か④で、
おそらく死んだらどうなるかという、
死に対して矢印が向いていることで自殺を考える(ここでは勝手に私はこれを“active suicid”と名付ける)という人と、

周りの環境が、
状況がきつくてひどくて耐えられなくて、もうこんなの生きているのは
辛いよ、という状況にいて
生きているのが辛い=死んだ方が
楽になれるかも、という消極的な理由による自殺を考える“passive suicid”(これも私の勝手に考えた言葉)が
あると思う。  

これは、明確に線があるとは
言えなくて、もっというと、
自殺した人たちは4つ以上に分類されるかもしれないけど、
自殺を考えているけどまだ
実行していない、もしかしたらこれを
読んでる君もそうかもしれないが
そんな人もいる。

だから他の人はそんなの関係ないとか
そんなのわからないとかいうかも
しれないけれど、このactive suicidとpassive suicidには微妙な違いがあると私は思う。  

そして、本当はこの③と④は
結果的に同じでもべつのもので、
死を考えるあなたが、③なのか④なのかで本当はあなたにかける言葉も、
あなたに対して行うことも変わるんだと思う。

それをしないから、
「なぜ止められなかったのか」とか
「なぜ周りは気づけなかった」とか、
そうやって生きて残された人たちに
とっての理由づけでもしたくなるんだ。でも本当は、③なのか④なのかちゃんとまず見極めることだと思うんだ。  

ここまで長いのに読んでくれて
ありがとう。ちゃんと一文ずつ
読んでくれてありがとう。
もうすこしだけ付き合ってほしい…

題名は「自殺のオススメできない方法」だ、そろそろ本題入ろう。

もう一度約束してほしい。
必ず最後まで飛ばさずに読んでほしい。


まず、自分が死を選ぶとき、
もしかしたらひどく誰かを
憎んでいるかもしれない。
この世の、あなたに何もしてくれない
全ての人に対して恨みがあるかも
しれない。でも、あなたはそれで
自分がいなくなってしまいたい、
自分がいなくなればと考える
本当に優しい人だ。だから
必ず言いたい。

仮に、相手が、あなたが
恨んでいる誰かだとしても、
もしくはあなたと同じように
死を考える誰かだとしても、
他人と一緒に死んではならない。
あなたは一気に殺人者になってしまう。

心優しいあなたが、
そんな汚名を被ってはならない。
殺人者としてこの世から
居なくなってはならない。
だからまずは必ず人を巻き込まない、

さらに、死を選ぶと決めたのが
他人であなたを誘い込んだ人がいた
として、それに乗っかってはならない。  

あなただけ生きるかもしれない、
あなただけうまくいかずに苦しむかも
しれない。
まずは、必ず誰1人巻き込まないこと。
そして、これは上の理由と近いけど、
あなたが死を選ぶことによって
例えば飛び降りたビルの下にいた人、
電車を運転していた人、
という他人を巻き込んではならない。

そうして人を巻き込んだらあなたは
「人を殺した」「人を巻き込んだ」
という汚名や罪を背負いながら
いなくなってしまう。

そんなのはあなたは絶対に
どんな形でもしてはならない。

つまり、あなたが死を考えるとき、
必ず自分1人のために、
あなた自身のためだけに
あなただけの方法を考えるべきだ。

成功する方法は亡くなってしまった
人しかわからないから
ネットなどの情報は信じるな。
だってネットに書いてる人は自殺に
成功したことのない人なのだから。  

人に迷惑をかけない、巻き込まない、
となると、例えば、毒性のあるものや
飛び降り、集団自殺のような類は
良くない。

もしあなたが家族のことを
恨んでいないのなら家族に迷惑をかけるような死に方はしてはいけない。
電車などで飛び降りて
死んでしまった場合、
それによって他に亡くなる人が出てくる可能性やそれを引いてしまった乗務員、さらにあなたの家族は賠償
しなければならなくなる。
家で君が亡くなった場合、
家は悲しみ思い出す場になってしまう。


次に、仮に家族に恨みがあったら、
そんな方法で試してやろうなんて
気になるかもしれないから
そんなあなたのために言っておく。

まず、家以外の場所はどこだとしても
他人を巻き込む。
だからやめておいた方がいい。
あなたが他人を巻き込んでしまった
汚名を被る事はない。
では、家の中ならいいやと
思うかもしれないが、
家族を恨んでるあなたは、
家族を恨んでいるのに、君の家族への
恨みは晴らせないどころか、
あなたの家族はあなたが自殺に
成功してしまえば遺族代表になる。
それはあなたの望みを
叶えてくれやしない。  


長いよね、
まだあるんだけど続きも
少し読んでほしい、  

苦しい理由は人それぞれだと思う。
私は、「死んじゃいけない!!」
なんて頭から自殺を否定することも
しないし、でもだからと言って
君にすぐなんでもいいから
生きていなくてはダメだなんて
適当なことを言うつもりもない。

だいたい、
苦しくて生きてるのが辛くて、
でもまだ頑張ってるあなたは、
多分、何かしら、生きる希望を、
最後の希望を持っているから
まだ頑張っているんだと思う。

その最後の希望を探してここに
来てくれたのなら私はあなたに、
きちんと向き合いたい。
もしくは死ぬための方法を必死に
考えてここにたどり着いたあなたなら、そのあなたにも向き合いたい。  

あなたは今、何歳だろうか、
どんな顔をして、
どんな服を着ているのだろうか。
今日は何を食べたのだろうか。
どんな場所にいるのだろうか。
どんな人生を送ってきて、
どんな人たちに会い、
どんな苦しい思いをしている
のだろうか…どうして
生きるのが辛くなってしまった
のだろうか…もしくはどうして
死を考えたのだろうか…

いつから生きるのが
苦しくなってしまったのだろうか、
最初に、生きてるの辛いなぁと
思った小さなきっかけはなんだった
のだろうか…もしくは、

死に関心を持ったのは
何がきっかけなのだろうか…
いま私はあなたの想いに耳を
傾けている。

あなたはどんな性格なのだろうか、
社交的で笑顔の絶えない
友達が多い人なのだろうか、
誰にも自分のことを言えず、
また他の人も自分のことを
理解してくれていない孤独を1人で
頑張って抱えているのだろうか、
責任感が強くて頑張り屋さん
なのだろうか。
自分では怠け者だなぁなんて思う
何もしたくない人間だろうか。  

誰かが死を選んだとき、
それが世間にしれたとき、
亡くなったひとの人格もみんな
想像する。

でも、本当のあなたは
他人にはわからないし、
もしかしたらあなた自身もわからない
ものかもしれない。  

ただ1つ言えるのは、死にたい、
にしても、生きたくない、にしても、


自殺においては死を選ぶとき

死に方も選んでいる。


あなたはいまどんな方法を
考えてこれを読んでいたのだろうか…
先ほども言ったように
ここまで読んでくれる辛抱強い、


素直なあなたには、
汚名を被っていなくならないでほしい。そんなことを考えて方法を考え続けた。  

あなたは、
ここにちゃんと逃げてきた。
ここを選んできた。

逃げる、という言葉は
マイナスに聞こえる言葉かも
しれないけど、決してそうじゃない。

逃げることを選んで、これを、
たまたま見かけたにしろ見ることを
選んで、そしてここまで読んで
くれたのなら、読むということを
選んでくれているのだ。
ちゃんとあなたは今も
自分の意思で選択している。  

あなたが生きていて苦しくても、
あなたに生きてる意味が見出せなくても、あなたが死に関心を持っていても

それでもあなたはここまで
ちゃんと生きる選択を毎秒して、
今もして、これを読むという選択をしてこんなに長い文章を、流し読みでも
読むという選択をして、
ちゃんとあなたは、選択している。


自殺するのにどんな方法がいいかって
考えて選択しようとした。
でも最初にも書いた通り、
成功した人は成功法は書けない。
だからいろんな方法が失敗するという
意味で、他人を巻き込まない、
死ぬ前にあなたが罪を背負わないように私なりに思いつける限り書いてみた。  

周りの環境が、どこへ行っても
逃げる場所なんかないようで苦しいかもしれない。相談する相手が
見つからなくて、もしくは相談したのに裏切られて、相談したのに
真摯に向き合ってくれなくて悲しい
思いをしているかもしれない。でも、
あなたはここを読むことを
選択してくれた。あなたはちゃんと
ここまでこんな拙い文章を
読んでくれた。こんな辛抱強いあなたに、ちゃんと真摯に向き合いたいから、

死ぬ、生きるのをやめる、
という選択をしなくなった
私が伝えたい。


あなたには、話し相手が必要だ。
あなたには、今の場所じゃない
ところが必要だ。
親や家族や友人や同級生や教師や
そんな近くの人に相談しろとは
言わない。話せないから
悩んでいる人がいるのは重々承知だ。

話せないから苦しんで、
話せないから誰も知らないうちに
あなたが苦しんでいる。それでも、
今のあなたは迷いがあるから
ここにきてくれた。だから1人で
決断することはもうできない。
あなたには真摯に向き合ってくれる
話し相手が必要だ。  

警察や役所の人や児童相談所
みたいなところが正しいとも言わない。でもネットで相談にのるよなんて、
顔も知らない名前も知らない人に、
あなたの苦しい悩み簡単に聞こうとする誰かかにだけは伝えてはいけない。

私だってあなたにとったら
知らない人だから私に伝えなくていい。世の中には、それでもちゃんと
仕事としてあなたの秘密をきちんと
守って、あなたの死にたい、
もしくは生きたくない気持ちに
向き合う、真剣にあなたのことを聞いてくれる、あなたの言いたくない事は
聞かない仕事をする人たちがいる。
どうしてもそれでも誰にも
言えないんだ、と思うのなら


とりあえず今日は死ぬことを
選ぶのをやめてみてほしい。

明日またこれを読んで考えてほしい。
悩み続けているのなら

悩んでいるままとりあえず今日は、
どこか危険ではないところで
生きてほしい。  

長く書きすぎて
読みたくなくなってきたかも
しれないから、この辺で最後にしよう。

うまく伝えられたかわからない。
あなたの疑問や悩みやモヤモヤに
寄り添えたかもわからない。
でも本当に最後まで読んでくれて
ありがとう。私は今、あなたが生きて、私のこの文と出会って、私と出会って、最後まで辛抱強く読んでくれるとても真剣に生きてるあなたに出会えて嬉しい。  

最後に、テレビドラマ、
明日の約束(フジテレビ)に出てきた
井上真央さん演じる心理カウンセラーのセリフを書いておこう(一言一句同じとは言えないがおおよそこんなセリフだ)

「自殺という行為が辛い状況から
逃げる手段だと思って欲しくない。
もしかしたらこの中にも死にたい、
死んで楽になりたいという悩みを
抱えている人がいるかもしれません。
でも、忘れないでください、
悩みを抱えながら、生きている
ということは誇りに思うことなんだと。わたしは吉岡くんに生きることを選んでほしいと伝えたかった。
彼が抱えていた悩みから生きて逃げる
勇気を持ってほしかった。生きて逃げることを第一に考えてください。
苦しさに耐えても心を失って
命を失ってしまったら何も意味がないんです。だから辛くても逃げてください。生きることから逃げさえしなければ、
人はやり直せるから、自分を大事にしてください。たとえ幸せが約束された明日でなかったとしても。それでも、明日も生きているということが何より大切なんだと信じてください。」  


死を選ばなければ、
必ずあなたが生きやすい、
あなたが必要な、あなたが幸せになる、あなたが笑える世界はどこかにある。

日本じゃなくても、
あなたの家族の中じゃなくても、
今のあなたの周りの環境じゃなくても。必ずある。


今日、死を選ばなければ、
とりあえず明日はまた考えてみようと
思えれば新しいことに出会える。
少なくとも明日のあなたは、
今日のあなたとは違うのだから。



私は、ここまで読んでくれたあなたの
そのまっすぐな気持ちにこたえたい
から、あなたにまだまだ生きてほしい。  

あなたに必要なのは、
あなたが生きやすい世界とひとたちだ。選んでいいんだ。あなたにとって
心地よくない環境にいるのなら
心地よくなるところを探して逃げて
ほしい。上から目線のような言葉に
聞こえていたら本当に申し訳ない。
私はあなたに今、今日だけはとりあえず、生きて欲しくて必死なのだ。  

コメントをしてくださったら、
できうる限り、返そうと考えている。
あなたのために何かを探すところまで
できなかったとしても、
なんの言葉がかけられるか
わからなかったとしても、それで
返す言葉が見つからないことが
あったとしても、コメントや
反応をくれた
あなたのことを無視することは
したくない。私は確認したいと思う。
ここにきてくれたお礼だ。



 これが、当時書いた手紙だ。

 先の記事は、
この手紙をもとに書いた。

この手紙をわざわざ、公開するかは

少し悩んだが、メモを消してしまう前に

苦しんでいる誰かのもとに、
この手紙が届くことを願って、

このnoteに投函することにした。

 最後まで読んでくださった
あなたには
是非このメモから、
その後私がどう考えるように
なったのか、何を考えたのか

上に載せた3つの記事に
帰着しているので
読んでくれるととても嬉しい。

active suicidとpassive  suicidの定義も
この後考え直している。


#自殺
#手紙
#死にたいあなたへ
#生きていたくないあなたへ  



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