池袋に、絵を観に行った
おっと早く帰らなきゃと思って立ち上がったら、今日のnoteを書いてないことを思い出した。
今日は、久しぶりにアールビバンの展示に行った。
ラッセンブルーのあのラッセンの絵が好きで、
ディズニーコラボも好きでこれまでアールビバンやラッセン展には合わせて3〜4回は行っている(もともと原画展とか好きなのだけれどあまり機会がなくて)
ラッセンの他に、Dream Art World、美樹本晴彦展、唯美-皐月恵版画展ーも一緒にやっていて全部一気に見ることができた。
写真NGだから一枚もないのだけれど、
今回の作品展では、ラッセンの絵、ディズニーとのコラボ、ディズニーと契約しているアーティストの作品、それからアールビバン40周年と美樹本先生40周年でのコラボで美樹本晴彦先生の作品や皐月恵先生の展示があった。
ラッセンの作品は、そのほとんどが、写真を切り取っているかのような"写実性"がある。
いつか、一人暮らしをしたら、居間と寝室に(1Rや1Kとかならもちろん一つになるけれど)ラッセンのプレシャス・ラブを飾りたいと思っていたけれど、
ラッセンの絵を買うどころか、
一人暮らしも夢のまた夢のままになっている。
ラッセンの絵は、新作を出さなかったからどんどん値が上がっているらしい。
絵に関してはほんとうにずぶの素人なので
何もわからないけれど、
ラッセンの絵は、
月夜を描くときの青色と白の使い方、
それから海の波を表現するときの白っぽい青、
闇夜、月明かりの青、海の青、海の深いところの青、
月に照らされた空の青と白の境界線
月に照らされた海の表面が白っぽく黄色っぽくピンクっぽくなっているその様、
海の浅いところは、太陽や月明かりが反射しているのに中だとその光が差し込んだ感じや、もっと深いところは濃い青で描かれるその色使い
そして、海深いところの青
何もかもが、写真を撮ったようで
それなのにやはり絵画で綺麗である。
今回の作品だと
ペアレンセシス・イン エタニティー(LG)SPが、
赤く燃えるように太陽が山の奥で光、大きな山脈の前には森、その前に滝があって海が広がり、太陽に照らされて青い海は緑や水色になり、砂浜はオレンジに輝いて夕陽に照らされたセンターオブジアースのようだった。
プレシャス・ラブは前から好きなのだけれど
今回、ああ、これも好きだなあと思ったのは、
浜辺に立つ白馬
立派なたてがみが美しい髪のように風に靡き雲の向こうのオレンジの丸い太陽が光を放っている「アラビアン・ナイツ」という作品だった。
それから、ディズニーとコラボしたことで描かれた
「ドリームタイム」も好きだった。
色遣い、青色の使い分け、切り取ったような写実性、水面の光り方、海の中に差す光、その水泡に揺れる感じ、身体の描き方やその影、
プレシャス・ラブは、部屋に飾りたいラッセン作品No.1
海の水を滴らせて高く舞い上がった一頭のイルカ。その水飛沫は虹色に光り、飛んだイルカの向こうには大きな月が海に沈みかけている、その、イルカの飛んだ水飛沫が、触れたら手が濡れてしまいそうな、そんな感じがする。
わからないけれど、たぶん、
アーティストとしてラッセンは、あまりにも有名で、素人でも響くし、よく知っているものが多い人だと思う。
ゴッホとかミレーとかモネやルノワールのような歴史的画家とは異なる。古典絵画の巨匠たちの作品と比較すると、
絵画とは違う感じを思わせる。
感性が全面にでていて、ほとんど青というくらい青を多用しているから色彩効果としても、例えばひまわりとか、睡蓮のような作品と比べて単一的というか写真っぽさがやはりあるんだと思う。
彼はディズニーとコラボしたりしているから、そういう意味でも、画家のような感じはないだろうし、
私は素人だからわからないけれど、
彼の絵には他の画家の絵と比較すると余白みたいなものがないように感じる。
太陽光や海の中の光の感じが好きだと書いたけれど、
その光の感じも、絵画というよりは、本当にネオンがそこで光っているみたいな、そういう光の具合というか、いわゆるその光の当たり方みたいなのに、視線が行くように強調して描かれているようにもみえる。
彼の作品は、だから、絵画というより
その、水飛沫などの透明感やクリアな感じは本当に「写真」のようで、アクリル絵の具などで描かれているから一層、写真のような感じがするのかもしれない。絵の具をいくつも重ねた少し立体を感じるタッチとか、シルクスクリーンという版画スタイルとか、
それに、写真のようでいて、
見たままを描く写実的、なのではなく、彼の絵を見るとまるで写真のようでいて、実際には、海の色も夕陽の色も、イルカや魚の色もいくつも重ねられた色でピンクや紫に描かれていて鮮やかで目をひくような色遣いにしている気がする。
絵画好きやプロがどう評価するのかはよく知らないけれど、
部屋に一つ飾っておきたいおしゃれさはある気がするし、
私の好きなプレシャス・ラブみたいな絵は、
その飾った絵の奥に海が、世界が広がっているような感じはしてくる気がする。
ラッセンの絵も一つは欲しいな。
ちなみに、今回ディズニーアーティストの作品で1番好きだったのは、
ネイトジョルジオさんの
BN BIG BAND BEAT 2 だ。
BBのSING SING SINGの楽譜に、青の影のような薄いいよでBBのドラムミッキーの形が描かれ、タイはキラキラした画材でピンクのが貼り付けてあり、ミッキーを囲むように音符のマークがシルバーで描かれているのが、BB好きにはたまらなかった。
絵を観に行く前に、やっぱりDIORのクリスマスコフレがどうしても欲しくて手に入れた。
今年は、すでにモンテーニュコフレをネットで注文していたけれど、やっぱりジャドールのセットが欲しくて手に入れちゃった!!