一人HUB贅沢の楽しみ方
仕事終わりの真昼間のHUBエール
しかも1パイント。
仕事終わりに、そのまま乗り継いで慶應日吉のHUBにきた。
行ける範囲でお昼からやっているHUBで1番近かったのがここだった。
お誕生日のクーポンが、今日を入れてあと3日で期限が切れるところだった。
明日も明後日も行けなくはないかもしれないけれど、行けなかったらなんか悔しい(HUBわりと好きなのに何故かこの3ヶ月間で行かなかったということ)まあ、親愛なる友人にもほとんど会ってないし、彼が帰ったら育児あるからお酒入れないしね、
エールビール好きだから結局これになった。
実のところ非常に金欠なのであるのでこんな余裕は本当はないのだけれど、わりと頻繁に行っていると思っていたHUBにこんなに行かなかったことに驚いてしまって逆に、よし、絶対いってやるぞ!!
くらい意気込んでしまった。
仕事終わりのお昼過ぎからでも開いてるHUBで1番近いところを探したら慶應義塾大学日吉キャンパス内のHUBだったからここにきた。
慶應の日吉何回か来た気もしなくもないけどHUBがあるのは、初めて知った。
大学内にHUBいいな。親愛なる友人と私は同じ大学院だったので同じキャンパスに通っていたわけなのだけれどもし慶應生だったら多分2人で、いや当時なら院の先輩とか同期も誘って、毎日か毎週通っちゃってない?って思う。
ってところまで書いていたら
頼んでいたおつまみシュリンプが出てきた。
待ちきれなくて泡消える前にエールビール飲んじゃってたけど
平日、しかも今日は月曜日、14時過ぎ、
エールビール片手におつまみシュリンプ。…贅沢。
おつまみシュリンプは、少しスパイシー
でも絞ったレモンの香りがふわっと香る
レモンは、皮を下にして絞ると香りがよく立つんだよ。
私はこういう贅沢が好き。
前々回の記事でも、
体験を買うのが良い、それが贅沢だって書いたけれど、
真昼間からHUBに入っておつまみ、しかも好きなエビ、片手に、これまた好きなエールビール。
これ以上に贅沢はいらないと思う。
学生が多かったらどうしようって
入る前少しばかり心配していたけれど
14時過ぎということもあって4年生かな、くらいの方が一人でパソコンを開いている以外は
学生らしき人が2人ボックス席にいるのとご高齢の方が窓際の席にいるだけで学内のわりにそれなりに開放感があって広い店内にお客さんは、私を入れて4人。
いつもいく新橋とはまた違う。
とは言っても私の心は、全然穏やかではない。
HUBは、お誕生日のクーポンを持っていて電車賃以外にお金を使う必要がないし
noteも書きたいし、他にもやりたいことがあるしもう今日は仕事が終わっているからきたのだけれど
お金も稼がないと足りないし、仕事は増えないし、転職活動は一向に再開できない。
おっと待って、おつまみシュリンプ食べ続けていたら結構スパイシーで舌が少しだけ痺れ始めた。
ずっと、耳にPenthouseを入れていたけれど、ライブビューイング3日前だからSpotifyのシャッフルをNissyにかえた。
HUBエールも1パイントも飲むと、炭酸がキツく感じる歳になったのかもしれない。本当は11/30のライブビューイング前にHUBに行こうとしていたので、ライブ前にせず今日にしてよかったと思う。
シュリンプは思ったよりスパイシーだ。
お昼ご飯代わりにはならないと思っていたけれど、普段食べるご飯の量よりかなり満腹感を感じる。
レモンを絞ったシュリンプは、少しばかりアジアンテイストで、バンコクに住んでいた私には懐かしい。
HUBでは、今日は、サッカー中継がされていて
横浜FCvs湘南って書いてあった。
仕事は、もちろん、
転職活動として正規雇用
そして中長期的なものとして非正規雇用
そして、とりあえず、のためのTimee
と思って夏から考えていたのに、
全然Timeeの求人さえ、
働ける時間や場所などだけで、
合致するものが見つからない。
母に、昨日も、「普通に働けばいい話なんだからね、30歳よ」と言われた。
それは、その通りだ。
30歳で、結婚して子どもがいて、とか
親御さんの介護をしていて、とか、
非正規雇用なのは私くらいかもしれない、と時々思う。
14人に1人は実はニートで
(ニートとは、15歳から34歳までで、家事・学業・就業・職業訓練のいずれも受けてないもの)と統計的にはあるけれど、私の周りには、働いていない人なんていないもの。
フリーターを、アルバイトで生計を立てている人とすると、私はそれにも入らないのだけれど、35歳を超えたら無職やアルバイターは、中年無業者になる。
ちなみに30代でフリーターの人は170万人いるそうだ。
私は今のままなら多分、5年後「中年無業者」になってしまう。自分がそれに当てはまることになるなんて29歳くらいまで考えていなかった。
こんなはずじゃなかった、は、挙げたらキリがない。
まあそれでもなんとかしがみついて、非正規雇用ながら、必死に6年間生きてきた。
いつかは、正規雇用されると、いつかは転職活動がうまくいくと、いつかは転職活動を再開できると、いつかは履歴書を書けるようになると
そう、望んで生きてきた。
でも結局実現していない。
今の私の、何もかも自立できていない、うまくいかない原因は全て、経済的自立が原因だと、もう何ヶ月も、何年も前からわかっていたけれど
それでも転職活動をしても内定はもらえなかった。
私は、必要ない人間なんだ、
こんなままでは、どこにも雇ってもらえない、
って焦って勉強もしたりもしたけれどその勉強も、心が壊れたからなのかできなくなった。
勉強も何もできていないけれどとにかく動こうと思って転職活動を続けていたけれど、時間とお金だけが飛んでいって、心も壊れて、
おまけに結局お金がなくなって何度も転職活動をやめてアルバイトに邁進しているのがこの6年間。
そして、今年に限っては
30歳の年末に死ぬと決めていたからか
心を守る行動と自分の楽しみを優先しすぎて結局何もできていないわ、目の前のお金もない。
これが大人と言えるのか。いや言えない。
1時間くらいかけてエールビールとおつまみシュリンプを口にしてお腹いっぱいになった頃には
久しぶりの酒量と疲れでほんのすこしばかりアルコールが回っていたのを感じた、
さっきまで目線の先にいた、課題をやっている風だった学生さんも、さっきまでボックス席にいた4年生がOBらしき人と学生の子達も、気づいたらいなくて、
代わりに真昼間の学内HUBには、年齢層がバラバラの女性4人とおじさんが2人、それぞれ別に、店内でくつろいでいた。
一般的な社会人なら、14:00台にHUBなんて、いないものね。いる場合もあるかもしれないけれど、
特に慶應日吉店にいるなんて、ほとんどの場合ないわよね。
私は近年、ドカッと大きな買い物をするけれど
(例えばデパコス、例えば推し活)やっぱり日常に何百円かで買える幸せを大切にしたいなと思う。
私にはどうしてもこういう時間は必要みたい。
ほら、noteだって書いたりできるし。
人の幸せの感じ方はそれぞれだし、
普段倹約したりして、貯めたお金で欲しかった大きな買い物をするのが幸せって人もいるし
毎日ちょこちょこコンビニで何かを買うのが幸せな人もいるだろうし、
そのどっちもって人ももちろんいて、
私の場合は、多分どっちも、ではあるんだけれど
とにかくやはり記事に書いたように
"1人時間を確保できる"みたいな
そういうのが軸なんだと思う。
お昼ご飯代わりどころかおやつ代わりにすらなったおつまみシュリンプと、HUBエールをたいらげて、
私はすこしばかり酔いがさめるのを待ってからお店を出た。
月曜日のお昼から、お酒を片手に
おつまみつまんで、一人でお昼からゆっくりして
音楽を耳に入れて、頭の中をただ空っぽにして
食べてお腹いっぱいになって少し眠くなる、
十分幸せな時間だ。
平日昼間の学内HUBの人の少なさ。
これがより一層贅沢を増す。
兎にも角にも、これでおそらく、友人がくれたスタバのチケット以外の30歳のお誕生日クーポンを使い切ったようだ。
30歳になってはや3ヶ月。
季節は移り変わったし、大切にしたいと思った友人とは距離ができたし、
京都にも行ったし、一人でニューオータニ泊まる贅沢も味わったし、EXITのライブも2回いったし。
かなり贅沢して、EXITに関してはFC12/25あたりでやめようと決意できた。
たくさん欲しいものを得た上で私にとって必要なものが、前からわかってきてはいたけれど、明示的にわかってきた。
モノに溢れてしまった部屋も、直せるだろうか。
仕事もしなければいけないけれど、
とりあえず今日はお酒を飲んでしまった、なんて
酒呑みのやり口だ。
仕事を増やさなければとりあえず12月頭の大阪旅行すら行けるか怪しいくらいなのであるけれど、どうにか、しなければ…
と考えていたら最後の一口まで全部飲み干していた。
やっぱり一人時間は、
たとえそこがどこであっても私にとっては贅沢みたいだ。
ゆっくり飲んでいたら
あっという間に1時間経っていた。
こういう時間も、でも、大切にしたい。
結局そのあと、本屋さんも行って、日吉に2時間半弱いた。