エモいとかチルいとか。





 軽やかな文章を書きたい。


 ずっとそう願っているけれど、


 なんだか私の文章は、重い。


 なんていうか、ずしん、というよりは、
ドッスンって感じ。


 なんでだろう。ずっと思っていたけど、

 もちろん、文章力とかセンスみたいなのが

 最大の理由だけど

 たぶん私にユーモアとか、軽やかさとか

 そういうのが足りない。


 私の文章に、軽やかさがないというか、

 私自身に軽やかさがないから私の綴る文章も

 軽やかさに欠ける。




軽やかな文章、たとえばさえりさんとか。



たとえば、くつざわさんとか。



 さえりさんは、なんだか言葉が軽快というかしっとりしていて読み終わるとふわっと包み込まれる感じだし、

 くつざわさんは、写真使いも言葉選びも
センスあって、

短い文章が本当にエモい。



 こういうの読むと、そうそう、こういう軽やかな文章書きたいな、と思う。



 でもなかなか難しい。たぶん、それは

私が、文章を書いている私自身が、


かたくて、重くてずしんとした人間だから。



 考えていることは言葉にしたりするけど、
感じていることを言語化するのがまるでできていない。


 感じていることを、言語化して、
眺めるというのが苦手だから、
人に自分の感情を、想いを、伝えられない不器用なままなんじゃない?


 もう少しなんでも軽やかに、
ワンツーってスキップでもするように生きればいいのにさ、なんでもかんでも、ずしーん、ずしーんって、恐竜の一歩か、って感じの重さで響かせてる。


 だからさ、今日はさ、軽やかにスキップでもして、スキップしながら言葉を紡げたらいいな。



 ああ、軽やかな気持ちになるような、
さわやかな写真がないんだ。


 おふたりみたいに、まずは、
投稿に写真つけたりしてみようって思ったけどなーんもそんな写真なかった。


 そういえば私が普段写真撮るのって、
どこか出かけたところのイルミネーションみたいなのか、ご飯か、スクショのメモで、風景とか、撮らんもんなぁ。しかもiPhoneで。


 風景かぁ。ぁあ、、私に足りないのは、


そういう心のスペースなのはわかってるんだけど、iPhoneの写真すらまだいっぱい過ぎて整理追いついてないからさあ。



 街を歩いてた時のふとした風景とかさ、


 季節が変わったなあと思って思わず切り取った葉の抜け落ちた木とかさ、


 暑い日に飲んだ夏っぽいジュースとかさ。


 自撮りもしないし、友人と会っても写真も撮らんし。


 なんかだから、そういう、さりげない日常を
写真に切り取っておさめておくみたいな感性が足らんね。


 私のカメラロール9割方スクショのメモだもんね。スクショでとりあえずとっといて、時間ができた時にどこかにメモしておこうとか、


 なんかそんなのが年々年々溜まってるだけ。


 どこかにお出かけするって言ってもさ、


 自由にふらふら歩いてその場所の空気や
太陽の明るさや、陰の長さにふと気づくなんてなくて、母と行くイベントとかさ、一人で観に行った映画とかさ、あとはご飯の写真ばっかり。


 数年前にね、知人に、カメラを持って歩いてみるとかしてみればってすすめられたの。


 やってみたかったけど、カメラなんて買えないしとかなんとか…いや、そんな気持ちの余裕すらなくてさ、あの頃は、超絶多忙院生だったし。


 あのまま私はなんだかんだ、ずっと過去の整理に追われているだけで今を生きてないんだなあ、って、改めて思わされたよ。



 最近撮った風景ないかなあって観てみたけど、

元旦の、初日の出まで遡っちゃった。




 もう今年もずいぶん時間が経ったけれど、
そうだな、今年は少し、風景とか、何気ない写真とか、残してみたいな。


物忘れ激しいからすぐ忘れるけど。


 友達と会っても、自撮りもしない人間だけど、
なんかもう少し、記録じゃなくて思い出を写真におさめたいな。


 そっか、わたしの写真はいつも

記録 であって 思い出 じゃないんだよなあ。


 何月何日何を食べた


 何月何日何を観た


 何月何日いい情報を得た(スクショ)


であって、


 何月何日 誰と会って楽しかった

とか

 何月何日 この映画を観てこんなことを思った

とか

 そういうための写真じゃない。


 そっかあ。だから写真が溜まるし、
写真整理のために使っているインスタも、
みんなみたいな、

 思い出の投稿、


じゃなくて


 記録用アルバム


 なんだなあ。


 エモいとかチルいとか、なんかそういう感覚、


 んー、まあ他の言葉に置き換えたいとこだけどまあでもそういう感覚、大事にしたいな。


エモい
なんとも言い表せない素直な気持ちになった時に使う主に若者のスラング。感情が揺さぶられた時、とりわけ心地よい懐かしさや良質なセンチメンタルに襲われた時に使うようです
              (出典参考


チルい
落ち着くの意のchill outから。気持ちがゆったりする感じ。リラックスした様子だ、落ち着いていて気分が良いなど。
                (出典参考


 たぶん、今感じてるエモさとかって、
数日、数ヶ月、数年って経つとわからなくなっちゃうから。


 ほら、今はもう24歳の時の自分のエモさとかすらわからないくらいだしさ。


 20歳の時に感じてた何かなんてわからなくなっちゃう。




 ほっぷ、すてっぷ、じゃーんぷ。


 28歳、もう少し軽やかに楽しく、


 自分の感情とか、感覚とか、感性とか

そういうものをもう少し素直に、

目に焼き付けて、写真で切り取って、
言葉で残して、そういうのも、いいんじゃない?



 友人たちにしょっちゅういわれる、
"無駄な真面目さやめてみたら"とか


"もう少し楽しく生きてもいいんじゃない"とか

って、そういうところにも現れてるのかも。


 今年は、海にいってみたり、思いついたまま行きたいところにいって一人でエモくなってみたり、してみてもいいのかも。


 ちょっと頭で考えて生きすぎてるよね。

 考えたところでうまくいってないのにさ。



 どうかしら、いつもの投稿より、


 少し改行も増やしてみたの。


 心の赴くままに。



 こういう、隙間も、大事よね。


 もう少し頭を、心を、ふにゃんふにゃんにして。


#くつざわさん


#さえりさん


 まず、普通のいわゆる日記、が
書けなくなったのかも。

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ゆかまる
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