人生を変える30日チャレンジ13
以前にも書いたかもしれないが
先日まで、ロシア特殊部隊の
教え、システマをもとにした
『人生は楽しいかい?』という本を
読んでいた。
司令が順番に出てきて、
「思考停止」を止めていくのだが、
司令10に、
「動き続ける」とあった。
今回のチャレンジを見た時に、
それを思い出した。
チャレンジ13日目
「考えるよりもすぐ動く」
考えるよりもすぐ動く、
というのは考えてみると難しい。
ほら、考えてみてしまう。
その日は、5時間ちょっと寝て
7:42に起き上がった。
11:25のバスに乗ろうと決めたから
時間は残り3時間半ほど。
何をしていたのか、夜になって
思い返そうとしても出てこない。
朝ごはんに日日のパンを食べた。
3年3ヶ月ほど前からの毎朝毎晩の
日課である、持病の薬を飲む。
ゆっくりと準備して、
11時過ぎまでに着替えて十分に
忘れ物がないかをチェックする。
余裕こいてテレビを見ていたら
あと4分でバスが出ると気付いて
家を走って出た。
バスに間に合ってジムへ向かう。
ジムはもう通い始めて
2ヶ月経ったが、器械を動かすのに
癖がついてしまっていたりする。
トレーナーさんにたまに注意され
やっと少し姿勢を意識できて
満足できる姿勢でできる時には
サーキットが2周終わっている。
何回通っても、癖をなおすのは難しい。
ジムの最後に、トレーナーさんが
先日計測した体重、体脂肪率、筋肉率
の計測結果をプリントアウトして、
下さった。
入会した10月末との比較で
体重+1.7kg
体脂肪率-0.2%
筋肉量+0.4kg
理想とはかけ離れた体型だし、
数値だってまだまだ離れているが
少しは成果が出ているらしい。
筋肉以外に何が増えたっていうんだ。
ジムが終わると
そのまま仕事へ向かう。
頭の中で、先日、
大学時代にお世話になった先輩と
先輩がお世話になっているという
お坊さんとのリモートの話を思い出した。
子どもに仕える、という気持ちで
仕事をしなさい。
その気持ちを持って職場へつく。
準備を終えても勤務時間まで残り
20分もある。携帯を片手にしていた
私は、Instagramでローラさんの
ストレッチをみてストレッチを
はじめた。
身体を伸ばすと気持ちいいな。
マッサージもしてあげる。
仕事に入ると、いつも通り
わーきゃーしている子どもたち。
「子どもは正しい。
周りの人に見る余裕がないなら
あなたが子どもの声を聞いてあげなさい」
思い出す。
今日もやっぱり、ちょこちょこと
トラブルがあちらこちらでおこる。
その度に、
「子どもの声をよく聞こう」
という意識だけを持ち、
子どもたちとかかわった。
今日は、なぜかわからないけれど
最近、勤務中に感じていたほどの
ストレスを感じなかった。
「考えるよりもすぐ動く」
というのが目標になるということは、
考えすぎて動けなくなる、
という人が多いということだろう。
実際、私は
衝動的に行動するタイプだが
そんな私も、考えすぎて
行動に移せなくなる人間だ。
『人生は楽しいかい?』には、
「動き続ける」は、
何かトラブルが起こった時、
①まずは呼吸を整える。
②次に状況を把握する
③最悪の事態を想定する
が大切だと書いている。
姿勢を保ち、呼吸をし、
リラックスする。それができて
初めて冷静に、
今何が起きているのかを把握できる。
そして、最も平常心を
保つことができた人間が
最も正確に状況を把握し
最もはやく危機の訪れに気付けると。
システマでは、
リラックスということを、
バッターボックスに立つ
超一流のバッターが静かに
心を落ち着けてチャンスボールを待つ
そんなkeep calmの精神が、
リラックスだということらしい。
凪いだ湖の水面のような状態を
キープしていると、ほんの少しの異変にも気づくことができる、
そして、その凪いだ湖の水面の状態で
状況を把握しておくことで、
何かあった時にすぐに動ける、
行動ができる、という考え方らしい。
「その場で立ち止まっている奴に
未来はない。解決できるかできないかは行動の結果に過ぎん。行動できんかったら頭動かせ、頭が動かんかったら視点を動かせ。」
「未来の門は動き続ける人間にのみ開かれる」
動き続ける=keep moving
アインシュタインは言っていた。
人生とは自転車のようなものだ。
倒れないようにするには
走り続けなければならない。
システマの教えでは、
動き続けるためには
リラックスしている必要があり、
リラックスするには呼吸が大切だと
いう。
そして、深い呼吸のためには
姿勢が保たれていなければならない。
呼吸
リラックス
姿勢
動き続ける
このシステマの四原則を連動させたものが、keep movingなのだ、
と言っていた。
ふと思い返す。3日目に行った
瞑想と、13日目のチャレンジ
「すぐ動く」は、
まさにシステマの原則だと。
頭でどんなに考えても、
やってみないと結局は動かない。
物事はやってみてはじめて
動いてみて初めて見えるものがある。
そろそろ、無職満3年を迎える私は
どうにもこうにもうまくいかない
転職活動において、
何度も何度も立ち止まってきた。
もちろん経済的理由が大きいけれど
落とされるたびに、
いっぱいいっぱいになるたびに、
もう私は世の中には必要ないんだ、
と落ち込む。
仕事だけじゃない。
恋愛の時も、いつもいつも、
頭の中で考えすぎる。
考えて考えて考えすぎて、
相手の状況なんて見えないのに、
想像して、遠慮して、
やっぱり本音を言いたいなんて
思う頃には自分もいっぱいいっぱい。
友人関係も同じだ。
家族だって。
嫌だと言えない、
なんとなく嫌だけど離れられない、
そうやって行動に起こせずに、
でも悩んで悩んで悩みすぎる。
でも、そうやって考え込みすぎると
本当に動けなくなる。
だから、
考えるよりも動いてみる、
ということは、
わたしにはとても重要なことだろう。
今日一日を振り返った。
DAY12気づき
・仕事をする上では、
考え込みすぎずとも目に見えた仕事は
どんどんやる方だ。
それが自分の分でなくても。
それにわりとテキパキと
今何が必要なのか見えていて、
周りのスタッフや初めて入る社員に
この情報がないと困るだろう、ということを社員が伝え忘れてると、
伝えている方だと気づく。
よくよく考えると昔から
トラブルや文句があると
いう人のいる時も中和役にまわる。
・周りの人には余裕がないのだ、
と想定して動いてみたら
子どもたちのことを思って
ストレスなく関わることができた。
・考えるよりもすぐ動く、ためには
システマの四原則が大事なのでは、
とすぐに思い当たった。システマを実践できているわけではないけれど、
確実にシステマについて知る前のわたしとは違う。
・リラックスすることと動きを止めることは異なる。それを両立するためには「平常心」が大切なのだろう。
2021年の目標を、常時心に留めて
おくことが大切なんだろう。