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人生を変える30日チャレンジ11


 1月17日。この日私は、
生後1万日目を迎えた。


日付のかわったあとの、
2時3時に、突然、
生まれた時のことを書こうと思って
ずいぶん長く言語化してみた。

 振り返ってみると、
小さい頃からいろんなことに挑戦して
いろんなことを頑張ってみたことに気づく。

1万日生きてきた1番の宝物は
「今生きていること」と
書いた自分に少し驚いた。



 お昼から、
骨盤矯正ヨガを予約していたから
余裕を持って家を出たはずだった。


遅く寝たからか、
眠いな、と思いながらも

きちんと丁寧に顔をあらって、
朝ごはんを食べて薬も飲んで。


 それなのに、近くまできたのに
一向にお店が見つからない。

 近くのユナイテッドアローズの
お姉さんに聞くけど、
地図を見てもわからないという。

お客さんの相手をしている
別のお店の方を待って聞こうとする
そのわからないという店員さん。

時間がなぁ…と思いつつ待って、
3分後くらいにやっと、
その別の店員さんにお姉さんが聞くが
わからないという。

上から別の店員のお兄さんがいるが、
このお兄さんもこの辺りですね、
までしかわからない。


時間は無常にもどんどん過ぎて
お店に入ってから30分以上経った。


結局、誰もわからないという。

仕方なくお店に電話したいが、
お店の電話番号の記載がどこにもない。

コールセンターに電話をして、
その店舗の場所をやっと見つけたのは

骨盤矯正ヨガの開始時刻の10分前。

20分前までに、
お店に入らなくては受けられない、

とのことで、ここまで探し続けたが

今日は受けられないらしい。




 悲しみに暮れながらお店を出た私。


1万日目という節目なのに、
いいことないや…


とぼとぼ歩きつつ、
セブンイレブンの無料券があったから
それで、
明治エッセルスーパーカップ超バニラを
もらう。


そもそも、私はアイスを
あまり食べないのだけれど
冬の日にアイスを、

しかもカップのアイスを食べることは
滅多にない。

鍛え始めてからはなおさら、
こういう糖質をとらなくなった。




「久しぶりにアイスというのも
いいか、」と思っていたのに、

何口目かで
「うーん、バニラアイスですら
何口目かで飽きるな」

なんてもらっといて失礼をかます。


冬のアイスは美味しいとか
よく聞くけど、

やっぱりあれは、

多分、冬は冬でも、
こたつの中とか、温かい部屋で
食べるから美味しいだけで

外の気温7℃のなか、
ベンチに座って食べていると、
温かい飲み物が恋しくなる。


気分転換に、1人で久しぶりに
カフェに入った。


 甘いものは好きだけれど、


 最近の私は甘いものより
プロテイン、

 ご飯を食べるよりトレーニングを
身体が欲している、と気づく。

先輩とのzoomは16時からだから、
地元を15:00過ぎに出られればいい。


アイスを食べた私の身体は
やっぱり寒くなって温かさを求めて
眠くて、カフェに入ってしまったのだ。


ご飯をゆっくり食べてから、

今日のチャレンジなんだったっけ?と

ふと思い出す。


30日チャレンジは、
昨日で1/3が終わった。


11日目

「お金を使う時に感謝をする」


 カフェに入ったわたしは、
ちょっと高いなと思う
温かいスープのついた
ランチセットを注文して、

 温かい抹茶ラテと、お姉さんが
運んできたクラムチャウダー、
パスタボロネーゼを、

 気持ちゆっくり、を意識して
味わって食べてみた。



食べ終わってしばらく 
ぼーっとしていると、

swish!(ex. SunSet Swish)が
「魔法のパスタ」を歌い始めた。


 パスタだって、
ストーリーと想いが有れば
格別に美味しいんだろうな、

そんなことを考えていたら、
あっという間に14:18になっていて、


それでも私はまだ眠かった。


 「お金を使う時に感謝する」
ということを考えてみた。


お金は丁寧に扱わなければならない、
ということを考えて、
日々の自分を振り返ってみた。


 いつも、あまりにも乱雑にお金を
扱い過ぎているな。

 新しいお財布にしたいなと思いつつ
気に入ったお財布がなくて今は
ボロボロのお財布をつかっているし、

お札はいつも
封筒に入れて持ち歩いているし、

レシートも溜まっていってから
焦って整理する。

 お金への感謝は、
こういうところの丁寧さから始まる、

そんなふうにおもって、

お財布の中のレシートやお札、
メモなどを整理する。

ずいぶんと使い込んだから、
お財布もそろそろ新しくしたいな…


 そんなことを思っていると、
Crystal Kayの
「幸せって。」が流れてくる。

この歌が主題歌だったドラマ、
「デイジー・ラック」と

この歌に、大学院を修了したあと

仕事を辞めてきて
家を出られなくなった私は
ずいぶん助けられた。

この歌がなかったら多分、
外に出られなかった。


私は私で私らしく
私は誰でもないのだから
自分なりの愛でいい 
自分なりの夢もある
それでいいんだよね
明日の余裕は今日つくろう
自分を好きでいられるように
大丈夫夢中でいられたら
探しものはそこにあるかも

幸せってなんだろう
シクシク泣いて塞ぎ込んでないで
だって笑って欲しくて

あなたはあなたであなたらしく
あなたは誰でもないのだから
自分なりの金曜日と
自分なりの贅沢で
それでいいんじゃない?
幸せは競うモノじゃなくて
幸せに正しいはないから
気づいてね微笑んでる時間
探しモノはそこにあるから



仕事を辞めてきた直後、
どれだけこの歌に助けられたか
わからない。


 そんな時もあったなと、
もう言えるようになった。


 今は、Eric Claptonの
Tulsa Timeもノリノリで聴けるし
水樹奈々のFun Fun☆Peopleを
聴きながら

「30日チャレンジしてると、
今日みたいに出かけたのに
目指していた予定に到達できなくても
他に楽しいことあったし、
今日のチャレンジは挑戦したから
オールオッケー!って思えるな」


と言える。


そして時間が来て
16時からのリモートに備えて
帰宅しはじめた。

いつもに比べ、特に寒かった
その日のお昼過ぎは異様に寒い。


「冬のアイスは格別に美味しい、
とか聞くけれど、やっぱり
冬の外の街で1番幸せをもたらすのは
温かい飲み物を両手にもつことだよ、」


と途中でナチュラルローソンで
午後の紅茶無糖ホットを買った。


私は基本的に温かい紅茶は
これを飲む。


 紅茶はアールグレイ派だけれども、
午後の紅茶無糖のホットの
ダージリンは好き。


飲むためにというよりは、
外を歩く手のカイロがわりに
温かい飲み物を買うことが多い。


小銭があると思っていたのに
少し足りなくて、レジで
一回出した細かいお金を回収して、

封筒に入れていた1000円札を出した。


今日、スーパーカップバニラは
無料でもらったから

お金を使ったのは、

お昼ご飯のパスタセット
1500円くらいと、

午後の紅茶125円、、


お昼ご飯を食べた後の
午後の紅茶だったかも、
しれないけれど、

それでも幸福度は午後の紅茶
おいしい無糖ホットの方が高かった。


そして、
その午後の紅茶無糖ホットより


昨日の100円で体験した
骨格矯正の方が断然幸福度が、
高かった。


私、食べることが
好きだと思い込んで

いつも、どこかで
1人で過ごすのが好きだからと、

家から出て外に出て、外のカフェで

1人でただ過ごす時あるけれど、


お金を使わず眠っている方が、
幸福度が高いし、

同じお金を払うなら
食べるより運動している方が
幸福度が高いし、

マッサージとかそういうのいくと
幸福度が高いな。



はっきりとわかった。


27歳にして、やっと、

自分は何にお金を使った方が
幸福なのかを考えるきっかけがきた。


ご飯より運動やマッサージ、

ご飯よりプラネタリウムや映画。


「お金を使う時に感謝をする」


そう心に留めてお金を使ってみると


普段、いかにお金を丁寧に
扱っていないかを知った。


お財布の中も頻繁に整理している
はずなのに気づけば
レシートが溜まりがちだし、
お札は封筒に入れておくことが多いし

何に使おうかな、何に使えば
自分は幸福かとあまり考えて
過ごせていない。

私は、
なんてお金に対して失礼だったのだ、

だから、
稼ぎが少ないアルバイトのままなんだ


なんとなく、やっと、
そう思えた。


振り返ればこれまでも、

付き合いだからとか、
大学生のときも
居酒屋に落とすお金は
とても多かった。


別に居酒屋が悪いわけではないけれど

多い時は週に3回ほど居酒屋に
行くこともあって、

それも、当時私が好きだった人の、
好きな人に対する悩みを聞くために、
お酒とおつまみのお金に、
わざわざ3000円も4000円も出して
聞きたくもない話聞いて

たいして栄養のない食事をしていた。




この日、夕方に
お世話になっている先輩と、
先輩のメンターのような存在の
お坊さんをなさってる方などと
近況報告でお話をした。


 今日までの気づきを含めて
話をしつつ、最近の仕事での悩みを
ぽろっとこぼす。

 すると、こんなことを言われた。


仕事、というのは、
事に仕える、
ということ。


教育においては、
子どもに仕えるということであり、
仕えるとは相手が上、
自分が下の立場になる、
ということ。
子どもと向き合い、
常に自分が下の立場になって
話を聞くこと、
それで意識はかわる。
子どもが何かをするのにも、
話をするのにも必ず理由があるから。
周りの同僚がそういう働きかけを
しないなら、あなたが率先して
やればいい。
あなたが子どもに仕える事で
子どもたちは、あなたに対して
「この人は向き合っている」と
感じて心を開く。
あなたが子どもに仕えていると、
子どもたちからのあなたへの
対応がかわる、そうすれば、
同僚の人も働き方をかえる
かもしれない。
あなたがお手本になればいい

と。


これまでもかなり真摯に子どもたちと向き合ってきたつもりだが、
今の仕事は、やるべきことや
ルーティンに追われることも多い。



 お金を使うためには、
お金を稼がなくてはならない。

 仕事というのは、不労所得や
株などで資産を運用してお金を動かさない限りは、
その主な収入になるわけだけれど、


その、お金をいただくための仕事でも
子どもが好きでも、辟易しすぎてくる時は多くある。

今は特に神経を使うから
溜まるものも多い。

同僚たちの働き方にも
不満がないわけではない。

“子どもたちを躾けなければならない”

という考え方と、

”子どもたちを必要に応じて叱って”

という要望に応えようとすると、
どうしてもエネルギーを使って
疲弊しすぎていた。


ストレスが溜まって
嫌になる時もある。

けれど、こう言われて、
関わり方を変えてみようと思えた。


 きっと上司も同僚も、
みんないっぱいいっぱいなんだ。

 だから、私だけでも、
少し心に余裕をもって、
子どもたちの行動、言葉一つ一つに
どんな背景や意図があるのか、
汲み取ろうと意識しようと思えた。


 お金を両手でいただくように使う。

 仕事も、
お金をいただくためにしている。

 だから、
仕事への意識を少し変えようとした
今日の一歩も、

お金に感謝する行動の一つになるのかもしれない、そう思った。


DAY11の気づき

・生後□日、だとか、誕生日だとか
そういう区切りを意識するだけで、
そしてその度に少し立ち止まって振り返ってみるだけで、
これまでの自分の恵まれたこと、幸せだったこと、頑張ったことなど良いことに目が向く。


・お金を使う時に両手で受け取るように丁寧に扱うというのは意識しないと普段雑になる。だがしかし、そうした、お金を丁寧に扱う意識がないからこそ、お金を貯めることができないのだ。


・お金を得る、そのためには仕事をする。

 

仕事とは、“事に仕える”こと。

・お金を使う時に感謝する、という行為のひとつとして、仕事に対する向き合い方を考えることも大切かもしれない。



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#仕事とは

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