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人生を変える30日チャレンジ18

 起きたらお昼を過ぎていた。

日曜日だけれど、15時から、
surffitという、サーフボードを使った
エクササイズのジムの体験を予約していた。


 前日から、日曜日は雪が降るかも、
そのくらい寒いと両親が話している。


 予報も雨。


 土曜はジムにも行かなかったのに、日曜の昼下がり、身体は重い。


 surffitというエクササイズは、
初めて体験するから、
どんな感じでやるか、は
想像できても、どんな感じになるのか、は全く想像できない。


 腹筋がこれっぽっちもないことと、
体幹が弱いことだけは自覚があって


 まっすぐ歩いていてもだんだん斜めになっていたり、前を向いて歩いているのに電柱にぶつかることもしょっちゅうだし、

 家の中でもあらゆる壁に
脚や手をぶつけるから、
とにかく身体の芯がしっかりしていなさそうだ、というのは自覚がある。


 せっかく初めてのことに
チャレンジするから、今日の
チャレンジ内容を頭に置いて、
サーフフィットとやらに挑戦しよう、

 そう決めた。


チャレンジ18日目
「今の問題をリストアップする」


 小雨降る中、早めの時間に着いた。

迷ったら困ると思って少し前に到着したが、予定より15分ほど早く着く。


少し先のコンビニで、
inゼリーの会社が出している
プロテインのミニチョコバーを買う。


おやつがわりに食べて
15gのタンパク質が取れる。


やがて時間が来て店内へ入ると、
1階には誰もおらず、
しばらくよくわからないまま
1階へいた。

これは2階が受付なのでは……
とやっと気づいておそるおそる2階へ
あがった。


 ウェアもタオルもレンタルできて
無料で体験ができる。


 1月末で今のジムを辞める私は、
続いてどこかのジムへ入れないか、
またそのためにはどこがいいのか、
今の、非正規の仕事ですら
週1〜2回で月にやっと3〜4万
しか収入のない私に払えるのか、
というのを念頭に、この12〜1月の、
ジムの体験がたくさんある期間に、
気になっているところは体験を予約している。



今日きた、サーフボードに乗っての
エクササイズは、Instagramにずっと
広告で出てきて、これいいな、と思っていた。


これまでも、
ホットヨガ、渋谷のパーソナルジム、
地元のトレーニングルーム、など
ちょこちょこ、今のジムを辞めた後の候補を探してきたのだが、
なかなか金銭的な問題で今のジムと同等またはそれより安いところは見つからない。




担当のコーチから一通り説明があって
レンタルしたウェアに着替え、
いざ、サーフボードのエクササイズが
はじまった。


周りの20〜40代くらいの女性たちは
軽々と乗って、バランスをとり、
先生の指示のまま、アップテンポの
ビートかかった音楽にのせて
片足をあげたり、曲げたり、
楽々とこなしている。


初めてサーフフィットネスをした私は

まず、サーフボードの上に
立つことができない。


「ゆっくりでいいですよー」と
先生が何度も声をかけてくれるが、


他の受講生へのリズム、テンポには
全くついていけなくて、
まずサーフボードの上に立てないし、
やっと立てたと思っても片足を離すこともできなかった。


なんとかかんとか、
でき得る限りの範囲で動かしていると

先生に、


「お腹と背筋に力を入れて〜」

と言われる。


それにしても、
以前に別のホットヨガの
体験に行った時もだったが、

ホットヨガの環境はとても汗をかく。


ホットヨガの時ほどではないけれど

今回も、普段全く汗をかかない私が
ぽたぽたと汗を垂らし始めて、
水もぐんぐんなくなる。



45分間のエクササイズ、
やっと最後の5分10分の

リラックスした姿勢で

まともにサーフボードにのって
本当に少しだけできるようになった。



インスタで見た時は、
とっても優雅そうに見えて
みんな楽しそうに気楽そうに
やってるように見えたのに…
こんなに難しいのか


 あまりの自分の体幹のなさに
愕然とする。


私自身が想定した以上に体幹がない。


45分間のレッスンのあと、
先生が私のもとに来て、
サーフボードにピッタリと立てるように

背骨と肩の姿勢を意識して
お腹にグッと力を入れて、


サーフボードは、倒れないので
怖がらずに両足を少し開いておいて、


とパーソナルに指導してくださった。


それでやっと、安定してサーフボードに
立てるようになって、


これ、できるようになったら、
めちゃくちゃ楽しそうだ

と思った。


 汗もかく、体幹も鍛えられる、
シャワールームもある、


やりたい…うう、これはやりたい。


これだけ汗をかくならきっと痩せるし、

今回のこのサーフエクササイズの
格好は


お腹も出ていて腕も出ているから

皆やはり見た目も気になってきて
その気になることで、スリムに
なっていくしモチベーションになるらしい。

先生の腹筋は縦に
綺麗な筋が入っていて、

程よい筋肉としなやかな身体は
私の理想でもあった。


やりたいな…


でも、こんなにできないのなら
サーフフィットの前に別のところで
鍛えるべきかしら


そんな考えも浮かぶ。



レッスンが終わってシャワーを浴びて
着替え終わった私は、

先生からの契約の話へ進む。


 いつも同じだ。


やりたい気持ち、があるから
そこを引き出して契約へ持っていかれる。


今回も、やりたいかやりたくないか、
でいえばやりたい、ただ、やるとしたらまずどのコースにするのか、金額はいくらになるのか、細かいこともきちんと聞きたい。


 それでまずはどんなレッスンがあるのか、
 それぞれのレッスンはどんなものなのか、
 コースはどうなっているのか
 金額はどのくらいかかるのか、
 今この体験当日だと、どのようなキャンペーンがあって、それはどのようなノルマ(例えば1ヶ月無料だけど1年契約など)があるのか、

 など細かく聞く。


細かく聞くもんだから、相手も
入るのだろうという前提で
細かく説明してくれる。


私は私で、今のジムを今月末に
辞めてしまった後のことが心配だから、もし、契約的に少しでも負担なく、あまり契約制限がないのなら数ヶ月やってみてもいいな、なんて思って話を聞く。


だってやってみたい気持ちはあるんだもの。


 今回のサーフフィットだけではない。


 ヨガだって、ジムだって、
いつもお金があるのならやりたいのだ。
 今のジムだってお金が工面出来るなら
やめないかもしれない。


 今のジムに入る時は、
2時間以上話を聞いて契約も聞いて
結局断れずに入会した。


 次に行ったヨガは体験の後2時間近く話を聞いて、お金があまりない話もしたけれどやりたい気持ちはあって、でもお金がないから…といいつつ、
はっきりとやらないとは言い出せなくてやっぱり2時間くらい話をしてからやっと、「またちゃんと働けたらきます」と伝えた。

 次に行ったジムは、体組成測定して
そのあと細かすぎるコースの説明があって、そのコースの違いと料金体系が
なかなか理解できなくて、理解するのにお姉さんが説明してくれるのに1時間弱、私がさらにそこから理解するのに30分と少し、それからもし仮にやるのならこれかこのコースなので、それ以外は下げてくださいとお願いするのに20分、そして最終的に、その選んだコースもやらず入会しないと断定してお姉さんに伝えるまでに30分弱かかった。


 ジムだけじゃない。先日行った
小顔矯正専門店では、
 施術に90分、そのあと、お姉さんの説明が10分弱、私が料金体系とコースを理解するのに10〜15分、そこから、
私が悩みつつ、やりたいとか言ってしまうもんだから、お姉さんが問診票と契約書を持ってきて私も流れのままに名前や年齢の部分を記載して、
そこからさらに、
それでもやっぱり今は、
稼げていないからやりません、
とはっきりと伝えるまでが70分。


 今回も結局、エクササイズと
その後のシャワー、着替えまでで16時前には終わっていたのに、やっぱり今はちょっといいです、とキッパリと断って出てきたのは、その2時間後。




断るのに2時間かかった。


 もともと、断るのは苦手だ。


 これらのように、
やりたい気持ちの有無に関係なく

人の相談も断れないし、
仕事も頼まれると断れなくて大学生のときから社畜しまくっていたし、

友人が突然「今から来て、ちょっと愚痴を言いたい」みたいなのが、夜ご飯もできる頃に言われても、相手が泣いていて切迫した雰囲気だと、断れなくて外に飛び出して駆けつけてしまう。


Aとは距離を置きたいけど、
友人Bと共通の友人で、
BはAとは仲良くしていたいから
私が仲良くしていないのは困るというしとか、


今の職場でも、
この人とても愚痴が溜まっているな、
という同僚の方は、
私と同じシフトになると、
きっとその時しか言えないのだろう、
と思って仕事終わりに1時間ほど
立ち話でも話を聞いてしまう。


そうした“他人”だけではない。


家族だって、行きたくない用事に
ついてきてほしいと言われてついていったり、

この日空いてる?ときかれて、
空いてるよというと
朝から晩で予定が入っていて
当日になって、え、こんなにいくの?とやっと気づいて気づいた時には疲弊していたり。

昔からずっとそうだった。


いや、そうした、
単なる予定だけではない。


今はもう絶対にしないけれど、
少し前、本当に3年ほど前までは
朝から晩まで電話にLINEに直接に、
「会って話を聞いてほしい」
という相手のそれを断れずに

文字通り、心と身体を壊すまで、
それも2度も倒れるほどまで
断れなかった。


 そう、とにかく、私は


断ることが苦手

なのだ。


 断る、というだけだと、
契約や約束、頼まれごとだけに思えるが、


もっというと


嫌、といえない。


 当人はそのつもりがないのだろうけどストーカーになっていた先輩や知人、


 電車で数ヶ月にわたって毎日行われた痴漢、それも複数人、


 街のキャッチのお兄さんお姉さん、


 どれも断れない。

 嫌と言えない。


 そんな、赤の他人、にすら嫌と言えないから、


 体験をしたジムの相手、

 知人、

 友人、

 恋人、


 家族、


と関係が近づくほど、言えない。


 たった2文字、 


嫌  いや   いやだ


それが言えない。

 2019年頃から親に、
「私は行かない」と伝えられたり、
 2020年になって、やっと少しずつ
友人と距離を置くことが
できるようになり、
2021年に入って
これでも、こうして今日のジムに、
何時間かかっても、
入会しない旨を伝えられるように、
やっと最終的には断る、

ができるようになったのだ。


 2020年末までは、

 その“最終的には断る”すらできなかった。



なんでできないの?


と幾度となく言われてきたが、

私にもわからない。


 とにかく小さい頃から、

 なかなか“嫌だ”が言えなかった。


 同級生に嫌なことをされても、

 知人にストーカーにあっても、

 その日ちょっと顔見知りなった程度の男性に突然襲われかけても、


 跳ね除けることが今までできなかった。


 それでも、2020年末から、
少しずつ、

 最終的には「やりません」
「嫌です」が言えるようになった。

 きちんと抵抗できるようになってきた。


それも、これでも、
2020年末から、少しずつ、

断るまでの時間は短くなってきた。


 ただ、今でも
断る時はスパッと断る、


 これが相手の時間を取らない、
相手への礼儀だ、

 とはわかっていてもなかなか、
その、「嫌です」「やりたいけどお金がないからやりません」が
スパッと言えない。




 そうだ、今の問題、


 と考えた時、


最初に思いついたのは

 このだらしない身体、とか

 月末で辞めた後の運動をする場、とか


 転職できずにアルバイトのままの私とか、

 うまくいかない転職活動、だとか


 全く入ってこない収入のまま続けているアルバイト生活、だとか


 体力のない身体、だとか


そういう具体的に、

自立のために必要な、

体力   経済力  そのための職


だと思っていた。




 けれど


 根本的な問題は

決断力 断る力


が全く足りていないことだと
気づいた。



 実はもともと、仕事だって

 辞める日をある程度決めるとか、

 例えば何ヶ月契約で、
辞めたいならそこまでで辞められるというような

 短期的なゴールがないと続かないし、



 自粛期間中の毎日公園を歩いたのも、

 今のジムがもう2ヶ月以上、
およそ週に2〜3回で通えてるのも


 このnoteが毎日投稿できているのも


ある程度のゴールがあり、

やることが明確に見えていて

なおかつ、
一定期間続けられたという
既に達成しつつある状態があって


その続けたことによる目に見える成果がある


よってここでやめてしまうのは怖い、

という域まで達した、


という条件が揃っている。


 逆に言えば、そういう条件さえ
揃えば、三日坊主どころか、
一日坊主の私でも、わりとものごとをそれなりに続けられる可能性がある、

ということだ。



 思い返せば、

大学院進学に必要だった就職活動だって、明確な目標があったから短期間で結果を出した。

大学院時代の、教員採用試験も
自分に負担のない程度でも
この苦しい大学院生活の中で
2月以前に、自分に無理なく、
負担なく最短で内定を取れる方法として東京都教採を受け、合格をした。



高校1年の時に通っていた塾だって
入塾1ヶ月と経たずに、きついな、
だめだ苦しいなと思っていたけれど、
とりあえず1年間は続ける、と決めてからは、この日にはやめられるんだ!
というのをモチベーションにやっていた。


何かを辞めると決めてからの決断力は小さい頃からあった。


ただ、やめるときに
他人にそれを伝え、理解してもらうときに、波風を立てたくない、
だとか、やめると伝えた相手が放つ
負のオーラが苦手で断れなかった。


相談を断る時も
入会を断る時もそう。



相手が本当に思っているのかもわからないそういう
「え、話聞いてくれないの?」
「え?これだけ体験しといて、
こんなに効果を説明したのに、入会しないの?」
みたいなその雰囲気も、

それから、ジムなどの場合、
相手が契約をとりつけることが
その人にとってのノルマであり仕事なのだろう、私が断るとそのノルマが一歩遠のくのだろう…みたいなのを想像してなかなか断れない。

いや、今はもう話しかけられることすらないけれど、3年ほど前までは
しょっちゅう宗教的な人にも声をかけられたし芸能活動がどうたらとかいう人にも声をかけられて、

その人の話が一通りおわるまで、
話を聞いてあげていた。

宗教系など、


私は実際には頭の中では別のことを
考えたり、どのタイミングで
「今急いでるんです実は…」と
切り出そうかな、なんて思いながら
相手の話にのって楽しく会話してあげるものだから、
相手も気分が良くなってどんどん話をしてくる、
みたいなのもいつもだった。

それで30分も40分も話を聞いてあげてるふりをして、

あ、そろそろ黙るかな、みたいな
タイミングでやっと、

「ごめんなさい、この後約束をしていて…」とかいって逃げるのだった。

だから、親にも友人にも

 「あんたは絶対宗教とか、
危ないセールスとか引っかかる」

と昔から言われる。

 実際、断れない業界の重役くらいにはいるのだから、その不安はある。




 とにかく、

「嫌です」

「やめておきます」


「いりません」


が言えない。


 昔から言えなかった。


それが、やっとここ1年弱で、

少しずつ少しずつ、最終的には

「やめておきます」

「ごめんなさいやりません」


を言えるようになってきた。

それも、少しずつだけれども、

それをいうまでの時間が短くなってきた。



 以前に、メンターもしてくださっているお坊さんに、

とにかく昔から

 親でも、兄弟でも、友達でも、
先生でも、知人でも、知らない人でも


嫌が言えない

断ることができない


というのを相談したことがある。


 その時に、
「そんな人いるんか」と呆れながら
こう言われた。



ー 相手のために、嫌なことはその場で断る。自分のことを考え、相手のことを考えて断ること。言わなければ、言葉にしなければどんな相手にも伝わらない。キャッチの人だって、あなたという相手に売るための時間を、あなたがきっぱりとちゃんと断ってくれれば他の人に使える。それなのにあなたが、うーんとか、ぁーとかいってはっきりしない態度をとっていたらあなたは買ってくれるかもしれない、契約してくれるかもしれないと思って頑張ろうとする。
 言わないで察してなんて無理。
断るというのは責任能力の問題。
断れない、ということは、
あなたに責任感がないということだ。
断るためには、勇気が必要で、その勇気のないものは責任を果たせない。
 勇気のない人は、他人のせいにする。そして勇気を持つためには、
「他人に嫌われていい」という前提が必要。
 あなたも立派な大人の年齢なのだから、大人として互いに自立するために、自立に必要な責任能力が必要で、
その責任能力は努力しなければつかない、 ー

そんな話をされた。



そうか、確かに、

 はっきりと断らない

 はっきりと伝えない


というのは責任を取ろうとしていない
ということなのかもしれない。

 そう思ってから、やっと少しずつ
最終的に断るようになり、
その断るまでの時間も短くなってきた。

それでも、

 断る、マイナスなことを言う

とどうも相手から発せられていそうな

マイナスの気を勝手に感じて、

そしてそのマイナスの気を吸ってしまって自分自身が疲れるのが苦手で


即断即決まではまだいけていない。



 松浦弥太郎も言っていた。

ー 注文は一瞬。買い物は即決。見た瞬間、どれを選ぶべきかわかる。
仕事でもプライベートでも同じ。企画をやる・やらない、この人とつきあう、つきあわない、次の休暇はどこへいく。瞬間で判断する。ものを選ぶ訓練。仕事がはやいのは決断がはやい。暮らしも仕事も、選択の連続。保留にしている時間は、自分にも相手にも負担。 ー


ということを。



 さらに、

ー 断られ上手な人は思いやりのある人。断られ上手になると、断るのも上手くなる。断る時は一瞬のためらいもなく、すぱっと断るのがベスト。 ー

(松浦弥太郎.(2014)『[よりぬき]今日もていねいに。』.東京:PHPエディターズ・グループ.)



 私の今の問題は、

 もちろん、


怠慢な身体

だとか

朝から夜まで活動できていない


だとか


生活の乱れが激しい


だとか

そういう目に見えたものもあるのだけれど


何よりも、この


決断力と責任能力、
それによる
断る力

 が圧倒的にまだ足りていないことだと認識した。




 2020年末からやっと、
そのようにして、

 「断れない」とか
「嫌と言えない」というのは

ただのお人好しではなく、

 「責任能力が不足している」

ということからくる、怠慢なのだ


と認識して、認識できたからこそ


こうして

 私は、なかなか断れない、
 けれど言わないと伝わらない

ということにも気づけた。
(なんとなく、断れないタイプの人間だとは認識していたが、はっきりと認識したのは昨年末)


そして、その、

断れない、嫌と言えない、が

良い人間関係構築ができない原因だと
わかった。

(例えば恋人に放置されたり、
都合のいいように扱われたり、
嫌と言わないから友人からも家族からも勝手にどんどん予定を入れられたり、言われたくないことやしてほしくないことをされたり、)



そして、

なぜ断れないのか、

を考えた結果に、


決断するまでに時間がかかること、


自分が嫌だと思っていることに気づくまでにとてつもない時間がかかる


ということも認識した。


なにせ、ストーカーがいたときも、


あ、私はとっても
嫌な気持ちで嫌がっていて
やめてほしくて、逃げたいんだ


と気づくのに半年弱かかって、

そこからやっと友人に、彼氏に

「実はストーカーがいて」

と相談できたのだ。


 自分の感情にとてつもなく鈍感だ。



 それが決断力や行動にうつすのに
時間がかかる理由でもあるけれど、


自分の気持ちや考えに鈍感なところを
直そうとするのは難しい。


そしてそれを待って決断力や断る力を
養おうとしてもいつまでもできるようにはならない。


今日だって、

「今の私にはできないから
断るしかないな」と私自身が
はっきりと判断してから
言葉にして断るまでには
40〜50分ほどの時間がかかった。


 これは小さい頃から
できなかったのだから、

 今からでも訓練するしかないのだ。


 断られ上手な人は思いやりのある人だと、松浦氏は書いていた。

 
 思いやりがある人であるために、

私は断り上手にならなければならないし、


断り上手になるために、

断られ上手になる必要がある。 



 これでも結構、
相手から断られることは多い。


彼氏や友達からの
ドタキャンも昔から結構あるし、
言いたいことはぶつけられる方だし、
嫌なことは嫌だと言われるし、

仕事だって、

「私はやらないから」と言われたりして代わりに私がやったりすることも
これまでも今も多い。


 そして、多分、

 その気持ちが
 ただ単に相手が
「私はやりたくない」だったとしても
「この人なら代わりにやってくれるだろう」だとしても

 「この人なら許してくれる」というナメた気持ちでも、

たぶん私は、断られやすい人だ。


 だから、なめられた感じではない
断られ上手にも、
断り上手にだって、
ちゃんとなれる。



 最後に今の問題をもう一度、
整理しておこう。


・体力がまだもたない

・身体が弛んでいて引き締まっていない、筋肉もない

・とにかく本当に驚くほどに、
嫌と言えない、断れない


・何かをコツコツと続けることができない


・27歳にして定収入もなければ定職もない。



これらを解決する第一歩は、

「決断力を持つこと」

そのために

「断り上手になること」


それから、
それらをできるようにして

「責任をもつこと」

責任をもって行動することで

「自立すること」。




 すべてのはじまりは、


決断するまでの時間、
決断を伝えるまでの時間を
短くすること

がまず大切なようだ。



18日目の気付き

・少しだけ、前よりはっきり
断れるようになった。

・だがしかし、断る力が足りない


・断れないのは決断力が鈍いからだ。
決断までのスピードが必要だ。

・決断をはやめるために、自分自身が何を考え何を思っているのかを常にきちんとわかってあげる必要がある。

・断る時には相手に伝わるようにきっぱりと言わなければならない。察して、などというのは甘えだ。

・他人には、言葉にしないと何も伝わらない。

・保留にしている時間は自分にも相手にも負担であり、相手の時間を割いているのだということをもっと自覚する必要がある。


・この人はやばいな、この場所はやばいな、この会社は、労働環境はまずいな、というその最初の直感はだいたい当たっている。違和感を感じた時点で逃げなければ、そういう人や環境に慣れていくにつれ、断る力、やめる力がなくなる。

・断れない人は自立できない。


・責任感を果たすには勇気が必要。
勇気のない人は責任を果たせない。
他人のせいにする。

・自分にとって何が必要なのか不要なのか、必要だとしてもできるのかできないのか、をきちんと把握してきっぱりと断るために、日常的に、普段から、
「自分が欲しいもの」
「自分が思っていること」
にきちんと耳を傾け、私自身が
把握していなければならない。
 そうでなければ、嫌なことをされたその時に、断りたいその時に、はっきりと伝えることができない。
 このタイムラグをなくす。


・身体が弛んでいる。良い歳なのだからきちんと鍛え、食べるもの、運動、など丁寧に見てあげなければどんどんと不要なものをため続ける身体になる。


・断るべきを断り、シャットアウトすべきをシャットアウトすることで、
吸収してしまう情報量を減らし、
本来向き合うべき、学習や転職活動、
やるべきことに時間を割くべきである。


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#断れない

#断れない業界重役

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