お笑いが救ってくれる夜。

 

ここ最近、とてつもなく、苦しい。



いっぱいいっぱいで、
どうしたらいいかわからなくて


コロナで先行きも見えず、
そんな中で同じくコロナの影響で
仕事が消える。


次の当座の稼ぎ所も
見つかっていないし、

アルバイトの生活だけ
しているわけにもいかない。


ただ、27の歳ともなると、
就活もなかなか難しい。


なにせ、24歳院卒の時点での
転職活動すら難しかったんだから。


おまけにこの経済時勢と、

自分の健康状態
(休養とリハビリも兼ねて2年かけて
非正規の形で、無理せずに働いて
きたが体力というものはもう、
元には、戻らないようだ。
おまけに、持病とは別の
精神的負担も抱え始めている)

さらには、私は文系大学院卒で
教員の専修免許まで持っているから

その時点で、学校教員か教育系
以外は、正規職では門前払いが多い。

 私だって結構焦っている。ずっと
このままでいられるわけじゃないし、
親に迷惑かけているし、
周りの友人たちはどんどん先へ、

 どうしよう、

と焦っているところに、
コロナでアルバイト先が休業状態、

やっと落ち着き始めたと思ったら
勤務先が消えるから仕事が消える…


何回か転職活動をしているが、
それだって全部転職活動費用が
なくなるからとアルバイトを
増やさざるを得なくなり、
結果として
身体のために休養しながら
働いているのに、
身体に無理をしすぎてしまう。

そんな状態をループしているから、
今回は、少し今のアルバイト先で、
仕事を続けることに専念しよう。



そう決めていた矢先に、
父に
「いつまでも家にいられると
思うな、居るならお金くらい入れろ、
せめて今年中に、就職先とか進路とか
決めろ。教育にこだわってるからいけないんだ、」
といわれ、

その直後に
今の勤務先がコロナの影響で消える、

と知らされた。

 正直、大パニックだ。

 転職活動どころじゃない、、

新しいアルバイト先を
見つけるところから始めなきゃだし

親には親で、
「どこでもいいから就職しろ」なんて
言ってくるけど、
そもそも私の専門性と特性で
どこでもいいから就職、
が結果できていないから
この状況なのだということを
なんとか理解してもらわないと
話は始まらない。


 それだのに、

何を言っても

「そんなのはお前が能力ないだけだ」
「お前が無能なだけだ」
「お前ができないだけだ」

で話が終わらせられる。

父はいつもそうだ。

ただ、言ってることが
間違えているわけでもなく、

この歳にもなれば仕方ないよなと
図星的なところもあって
何も言えなくなる。

 どうして仕事辞めてきたのかも
今何しているのかも。
 何がきついのかも、、。
相談すらできなくなる。

辛い。その気持ちだけが募っていく。

 昨年お笑いと出会ってから、
私は辛い気持ちになったり
追い込まれると
EXITのYouTubeチャンネルに
逃げるようになっていた。



大学生頃まで
お笑いやバラエティの番組を
観たことがなかった。

 唯一バラエティで観ていたのは、
嵐の番組だけ。


 当時で言えば、

ひみつの嵐ちゃん、

嵐の宿題くん、

くらいのものだ。

(中高時代は、6時起き0時就寝、
6:30には家を出て、
部活のある日の帰宅時間は20:30、
部活のない日でも18:30)

という学校生活を送っていた。


 宿題は当然、
毎日どの科目からも出るし、

キリスト教の学校に通っていたので、
そもそも毎日礼拝があって、


8:00予鈴、8:15から1時間目、
6時間目が終わるのは15:00
間の休みは昼休みの45分のみの
50分授業の生活をしていた。


 こんな感じの生活だったので、
友人と学校外で遊ぶなら
土日のどちらか、にしないと
いけなかったし、
他に観たいドラマも録画して
休みの日に全部まとめて観ても、
観きれない、

そんなものだった。

 だからそもそもそんなに、
テレビを観ない生活をしていた。



 さらに、

我が家は両祖父母、両親とも、
お笑いとは縁遠く生きてきて、

 私の父なんかは、
バラエティ番組でさえ
「そんなもんぼーっと観て
笑ってるからお前らはバカ」
みたいな感じで、
バカにしてきた。


 バラエティ番組で
笑っているようなのですら、
馬鹿だと言われるのだから、

当然お笑い番組のように、
笑うものなんてもってのほか、


私は、幼少期から、
大学生になって初めて友人の家で
お笑い番組を観るまで、
「エンタの神様」さえ、
名前しか知らない番組だった。

 そんなふうにして
過ごしたからなのか今でも、だが
 皆が笑うお笑いのツボ、
とか
面白い、の感覚がわからない時もある。


 特に少し前までのお笑いは、

人を傷つけているような感じがして、

そういうところも好きじゃなかった。

 そうそう、
これはその話で思い出したから余談だが

お笑いを理解しない、好まない、
私の親(特に父)は、

 いわゆる世間で、

 オネエ、
とか言われてブレイクした方々や

 中性的な方々も理解しないし、

自認の性別や身体の性別は別にして、

 男性
(と第三者に見える方や自認の方)が

“女性っぽい”(スカートだったり、)を
着ることにも理解を示さない。

 これに関しては、両親が
そうであっても、
なぜか私は小さい頃から

 なんでいけないの?
別に人に迷惑かけてないなら
いいんじゃない?

と思っていた。

 実際、私の兄は、
男性で、全くの男性であると思うが、

 服装は、
 ちょっと長めの
ゆるっとしたデザインとか、

 ちょっと“女性らしい”
柔らかい服装をする。

 (ここですべて、“ ”をあえて使って
いるのは、私からすると違和感だから)


 そして、そんな兄の格好に、父は

「あいつは女にでもなんのか」とか

「オネエなのか」とかを

 冷やかすように、しかも
本人には言わずに母や私がいるときに
言っていた。


 兄が親が選んだのではなく自分で
私服を着出したのは大学生だから、
多分私が高校生頃からだろうか

 高校生の時から、父のその発言が
私はとても嫌だった。


 「別にお兄ちゃんが、
そういう格好好きなら好きできれば
いいんじゃないの?
お洒落だし、骨格に合ってるし」

そう思っていた。

実際、学生だった当時の兄は
私から見たら
骨格に合う服を選べる
合わせも上手な、
アパレル店員だった。

 この辺りからだろうか、、

小さい頃から一緒にいるから
そこまで感じていなかった、
両親のもつ偏見を、私は
ちょこちょこと感じるようになった。

 
 そんな中、お笑いを観ない家庭で
育ったためなのか、
 お笑いのツボ、というものが
わからないことは、今でもある。

 最近話題のお笑い芸人さん!

と出てきても、
 
 どこが笑うポイントだったのか
わからないまま終わってしまったり…


 その私が、変わったのは、

 多分 モトカレの影響だったと思う。


 私はとてもわかりやすく単純だ、

友人や兄弟のハマったものに、
興味を持ち、
そしてあっという間にハマる。

 恋人や好きな人ならなおのこと。

昔付き合っていた人が、
アイマス(アイドルマスター)という
アニメが好きだったので興味があって
全話観たら、見事にハマって
その人なんか好きじゃなくなっても
今もいいアニメだった…と思う。

兄弟が好きな漫画やアーティストとかも
興味を持って、聴いているうち
よく聴くようになる。


 どれも、コアなファンとまでは
いかなくても、結構ハマる。

 別に、そのモトカレ、が

お笑いがすごく好きな人だったわけでは
ないのだけれど、

 彼と会う前々から、

千鳥

EXIT

にハマりかけていた私は

(ちなみに千鳥は、
結構下品だったり、
時代錯誤的な部分もあるので
そういう部分は頂けない)

お笑いの番組を観て
いろんなお笑い芸人さんの名前を知り

また、
ドラゴンボール芸人の存在を知った。

今では「まろに☆え〜るTV」
も観るし、

EXITはYouTubeもインスタも観る。


 EXITのおかげで、
第7世代の名前には少しだけ
詳しくなって、

 四千頭身もたまに観る。



 
 さて、

 仕事が消える、

 父に説明しなければならない、

 でも、理解はしてくれない

 新しい当座のバイト先を決めなくては

 同時に仕事をどうするか考える

 
そんなことを
考えに考えて思いつめ過ぎていたら、

いやその前から他に

ずっと心にモヤモヤしていることが
あったので、それがずしーんと
のしかかっているのが
大きかったけれど、

 そのモヤモヤに一気に、
いろいろなことが押し寄せて、


上手に呼吸ができなくなって、

涙が止まらなくなって、

苦しくなって、

でも親には言えなくて、

ぼろぼろ、と涙を流していた。


 そんな時に、
たまたま、iPhoneで、四千頭身の、

銀行強盗コントが流れた。

 少しだけ力が抜けた。

EXIT Channelという、
EXITのYouTubeを観に行ったら、

りんたろー。さんと城田優さん、が
似ているということで、
コラボ企画をしていた。

苦しくなって、過呼吸気味になって
日に日に言葉も出なくなって、
頭も働かなくなって…

そんな中だったけれど
心から面白くて
ふふっと笑いが
こみ上げてくる時だけは、

上手に呼吸ができる。
肩の力が抜けている。

仕事がなくなるとか
就職先を一刻も早く見つけなきゃとか
周りの友人はどうとか
親に何をいわれたとか

そんなことも、

全部全部、忘れて

ただ目の前のことに

心から笑える。

 EXIT Channelをみているうちに
悩み事は何処かへ一旦
放り出されていた。


 TVじゃなくても今は、
YouTubeで、
Instagramで
いろんな形で

その楽しさを享受できる。

まろに☆え〜るTVなんかは、
その最たる例で、
あれは、地方局でしか
やっていない番組だけれど、

YouTubeでアップロード
してくれるから私も楽しめる。



ああ、そういう風に、
手元に、ふっと肩の力を抜くための
コンテンツを持てたから、
いま私は、苦しくなったら
少しだけ現実逃避して、

一度、色々なことを忘れられるんだ

と。

くだらないくだらない、
と親は、
私たちからお笑いを遠ざけてきたけれど

その娘は、
その、親がくだらない、といった
お笑いのおかげで

苦しみすぎず、
生きているのが辛くなっても

今もこうして、なんとか

呼吸をしているんだよ。



言われて当たり前のこと、
そうわかってても言われると
辛いことはある、、

相手がこちらの状況や事情を
理解していないとなれば尚更。

こちらが、相手に、
迷惑をかけているな、
負担をかけているな、と思えば一層。


それでも、そうだとしても、だ。

親の言葉は、娘を追い込むけど、

その娘の追い込まれすぎた心を
解してくれるのは、

親であるあなたが、

くだらない、アホだと虐げてきた
お笑いというジャンルだったり、
するんだよ。


 私は、
人を馬鹿にしたり、
特に人の容姿をいじるお笑いや、
(それをその人自身が
いうならまだしも)

よくわからない、
テンションで乗り切るお笑いは

嫌だったり、
理解しがたかったりあるけれど。

お笑いってそれだけじゃない、

と知ったら自分が救われた。


 両親が見ている世界の26歳は、

きっと立派で、真面目で
いろんなことができて、
いわゆる「会社員」で
「9-17」が定時で、
大手企業で

 そんな人たちが多い。
実際、例に出される、
父の会社の方も、
母のママ友の子も、

みんなみんなそう。

 優秀で、真面目で、“マトモ”で

そして、

一般企業の会社員である。

 でも、

 大学院に進学した時から、

 いやもっとその前、

教育に生きると思った時から、

 いやいやもっと前かもしれない、

その時から、

 私は、教育か、
コトバの分野以外では
生きられないと思っていたし、


 大学院に出て、

 中高の専修免許状をとったら、

そこから、全く
教育と関係ない仕事に就職する方が

ハードル高い。

これは正直、
誰がなんといおうと、
実際そうなのだ。

 基本、
教育・福祉・介護系のオファーしか
来ない。

それを踏まえて、
どう働いていくのか、

考えなければならない。

 張り詰めすぎて、
 煮詰まっていた心を解したのは
 両親が、くだらない、と
してきたお笑い、であり
芸人さんたちだった。


 それに、
お笑いをくだらないと
いう人がいる一方で、

 お笑いに救われる人もいるんだよ。

 がむしゃらに頑張れる人がいる一方で

もう身体がそんな状態にない人もいるんだよ。


 お父さんとお母さんは、

私が過労になっていってる時、

何も気づかなかった。


 「あんたが何もいわない、
相談しない」

 そういうけれど、

何か話になるたびに

「お前が甘い」

「お前が無能なだけだ」

「周りのみんなはどうだ」

っていうのはお父さんたちだったんだよ。

 中高時代のクラブ活動だって
私は文化部だけど全国大会とか、
そういう大会目指して必死だった。

でも、文化部というだけで、

「○○ちゃんと違って
運動部じゃないんだから、
あんたが部活やって帰ってきて
疲れるはずがない」

お母さんは、そう私に言ったこと
1ミリも覚えていなかったけど

私は一生忘れないよ。

そうやって言い続けて私の
クラブ活動の練習なんて一度も
観たことがないのに、

高校入学から、
引退大会までで
一度も県大会決勝に進めない、

なんてことなく、
高1高2では、県大会受賞まで
やってきて、

高3の引退の大会だけ
初めて予選負けして、
帰ってきた時

「努力が足りないんだよ」

ってお母さんいったんだよ。


確かに努力も意識もあの日は
足らなかった。

けれど、
母親にそんなこと
言われる筋合いはない。

一度だって私の練習見たことない、
素人なんだから、

せめて口出ししないでほしかった。


 クラブ活動だけじゃない。

大学生活でも、大学院生活でも。

 そして、その成れの果てに
追い詰められて苦しくなって
苦しすぎて倒れた時を経験して

 苦しくなったらどこかに、
自分で逃げ道に逃げよう、

 それが今の、
26歳の私には、お笑いだった。

 私が自分で解決するために
作った吐口だった。

お父さんやお母さんに、

働かない、みんなはこうなのに、
能力がない、努力がない、
いつまでふらふらしてる、

お前が頑張っていないだけだ、

そう言われるたびに、

私は今、毎日、

お父さんがくだらないと貶す

お笑いでなんとか、

明日も頑張ろうって

生きているんだよ。

 苦しくなっても、
EXIT Channelみたら、
もう少し頑張ろうって、

あ、楽しくて笑えたなってなるんだよ。




 9月までに、職を探して、

来年の3月には
家を出られるくらいの目処なんて

言われたけど

コロナで、私のアルバイト先だって
勤務できなくなったんだもの…

そんな簡単にいかない。

でも、両親に何言っても、
何を伝えようとしても、

何も通じ合えないから、
私は私の中で、
逼迫して苦しんでしまいすぎないよう
しながらなんとか仕事を探すよ。

心閉ざしていた私を今救っているのは、EXITとYouTubeで配信される
テニスの王子様だ。

(ちなみに
EXITという名前の由来は、
すべての人の辛いことやストレスの
出口になれれば…
という気持ちから来ていると、
以前お二人が言っていた。)

まさに、その名の通り、
死んでしまうほど追い込まれそうな時の
苦しくて息がうまくできなくなった時の

「出口」になってくれた。

自分でコントロールしていて、
最近はやっと毎日、
ではなくなったのに

昨年の12月下旬から
今年の5月頭頃まで
毎日、ベッドの中で泣いていた、

心が痛くて痛くて仕方なくて。
(これは就職や仕事とは
無関係だけれど。)

そんなことも親は当然知らない。

 最近になって、
大丈夫になってきたというに、

 父に、
正社員じゃなきゃ働いていない、

働かないなら出て行け、

少なくとも家にお金くらい入れろ
(これはわからなくはないけれど、
私は契約上1か月に多くて2.5万程度しか稼げない。
そしてその仕事すら消える。)

そう言われて、
そこに仕事が消える話がきて
追い込まれて、
今度は、元々のモヤモヤに
仕事や将来の不安もプラスされて

毎日夜にベッドで泣いていた。

 過呼吸起こしてしまわないように
パニックを起こしてしまわないように

苦しくなるたびに、
EXITのチャンネルやインスタを
開く。

そしてやっと呼吸を取り戻し、
過ごしだけ肩の力が抜ける。


苦しくて生きているのが、
辛くなっても
ちょっと毎日が苦しくても
明日を描けなくても
お笑いを見たら気持ちが軽くなる。



ありがとう。

これからも、
リンリンッkitchen等
EXIT Channelの企画も
楽しみにしています。

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