医師たちにつぐ。発達検査を受けられない、病院が見つからない。助けて欲しい


手帳に、同じメモの付箋を毎年貼っている。
(毎年増やしている)


2012/3 高等学部卒業
2012/4 大学入学
2016/3 大学卒業
2016/4 大学院入学(修士)
2018/3大学院修了(修士)
2018/4東京都公立中学校教諭(英語)着任
2018/4 公立中学校教諭(英語)離任→病気療養
2018/6〜株式会社○○入社
2019/3〜株式会社☆☆入社
2019/3 契約xx
2019/4 契約xx終了
2020/3 株式会社☆☆教室閉鎖により退職
2020/6 株式会社○○ラウンジ閉鎖続き退職
2020/7 ♪♪入社
2021/9 ♪♪退職
2021/10 学校法人y入職(〜現在)


そこに、隣に当時の年齢を書き足した。

2012/3 高等学部卒業 18歳
2012/4 大学入学 18歳
2016/3 大学卒業 22歳
2016/4 大学院入学(修士) 22歳
2018/3大学院修了(修士) 24歳
2018/4東京都公立中学校教諭(英語)着任 24歳
2018/4 公立中学校教諭(英語)離任→病気療養 24歳
2018/6〜株式会社○○入社 24歳
2019/3〜株式会社☆☆入社 25歳
2019/3 契約xx 25歳
2019/4 契約xx終了 25歳
2020/3 株式会社☆☆教室閉鎖により退職 26歳
2020/6 株式会社○○ラウンジ閉鎖続き退職 26歳
2020/7 ♪♪入社 26歳
2021/9 ♪♪退職 28歳
2021/10 学校法人y入職 (〜現在)28歳〜


お分かりの通り、仕事は現職が1番長い。


 この10月末で高等学校卒業から実に12年と7ヶ月、大学院修了から6年7ヶ月が経った。


 大学院修了までは、きちんと学生だったから除くと、この6年7ヶ月が、非正規雇用(親から言わせれば無職)のままだ。



 わたしは中高一貫校に通っていたし、大学と大学院も同じところに通っていて、0〜6歳頃までが未就学児童期間だけれど、とうにこの生まれてから小学校に入学するまでより、小学校に入学してから小学校を卒業するまでより、中学校に入学してから高等学部を卒業するまでより、大学に入学してから大学院を修了するまでより長い時間を、「無職」のまま過ごしている。


いわゆる、世間で定義されているNEET(Not in Education, Employment or Training)とは、日本では、15〜34歳の若者のうち、働いていない人達で、通学もしておらず、家の仕事、あるいは家事を手伝っているわけでもなく、仕事に就くために就職活動もしていない人たちのことを指す。


これを超えると中年無業者になる。


 実際には、24歳まで学生であったし、24歳以降も、非正規雇用ながら病気を抱えていても政府の補助や助成を、「両親が東京住み」という理由で受けられずにここまで来てしまったのであるけれど、それでも身体に無理しない程度に頑張って働いてはいるので、引きこもりの方々などと一緒にされるのは、やっぱりちょっと嫌だなと思ったりもする。 

 それぞれに事情はあるだろうけど、病気4つも5つも抱えながら、それでも必死に身体に無理しない程度にでも働いているわたしとか、身体も心も無理なんだけれど、働かないと生きていけないから本当に無理しながら働いている人たちからしたら、やっぱり「一緒にしないでくれよ」と思うと思う。


 ところで、わたしは、おそらくADHDで、大学時代から多分そうだろうなという認識があったし大学にいるカウンセラーさんたちにもそう言われてきたし実際、大学時代に学内で何回かWISCとかWAISとか、受けてそうだろう結果も出ているんだけれど、病院に通うお金がない、そしてお金がない中でなんとか、やっぱり検査を受けて診断が欲しいからと病院に掛け合っているのに、大人が通える発達診断をしてくれる病院の空きを見つけられないまま31歳になった。

 今は、発達障害に関しての情報が増えて、知識も増えて、親御さんが中高生や小学校それ以下の時代に病院に行かせたりして検査して診断出て適切な医療や教育を受けられるのがわたしには羨ましい。


 発達に関しては、24歳まであまりに忙しいのとお金がなくて(というのも両親ともども理解がないので自分の稼いだお金だけで病院にかからなきゃいけないわけだったんだけれど)、病院にかかれなかった。

 25歳以降、やっぱり働けていなくて全然お金がないけれど、やっぱり発達検査をしてせめて診断だけでも出てくれたら、わたしも腑に落ちるし、両親にも説明したりもしかしたら医師から説明してもらえたりできるし、就労に関しても選択肢が増えるしだからずっと受けたいと願っているのだけれど、もう6年間、病院が、子ども優先でどこも大人の発達診断をしてくれなくて見つからない。


 その間に、24歳からの過労によるてんかんの通院(これはこれまでも3ヶ月に1度今もそしてこれからも続く)、25歳で躁鬱と診断が出て病院に通うようにと言われたけれどお金がないから断った、そして2023年春に適応障害に、2024年春に乳腺嚢胞と、多嚢胞生卵巣症候群(PCOS)が見つかった。


 このうち、以前から書いているけれどてんかんとPCOSだけは服薬をしなければいけないと医師の判断があったので服薬治療を続けている。

 その中で、ADHDの検査をなんとか受けられないのか、中断しながらまた探してを繰り返しているけれど、どこにも見つからない。


 こんなに働けなくてこんなに困っているのに、
「親御さんが働いてるならいいじゃない」とか
「あのね、発達障害の人が大学院修了できるわけないんだよ」とか
「大変だったって、でもあなた頑張って死ぬ気でやったら今までなんとか乗り越えてこられたんでしょ、こういうのはね頑張れない人が診断受けるの、あなたは死ぬ気でやれば頑張れる人なんだから、これからも頑張って」
「あなたは頑張ったら卒業できるってことは、今頑張れてないだけでしょ」

と、およそ医師の言葉とは信じたくない言葉をあらゆる医師から投げかけられた。


 発達検査を受けたいとか、発達障害の診断を受けたいと大人になってから思う人が皆、こういう言葉を投げかけられるのだろうか。


 こういうことを言われながら他の持病等の通院をきついながら頑張りながらなんとか非正規雇用で生きてきた。


 学生が終わってからは一切医療費は全部自分持ち。働くのがきついのに。


 みんなどうしているんだろうと思う。


 だから、世の中でADHDなんですって公表する人が、羨ましい。診断がついたんだ、病院断られずに通えたんだ、いいなって思う。


 SNSやテレビを見ていて、最近になって、発達障害なども、公にする人が増えてきた。

でもそうやって、公表できる人というのは、病院が見つかって通えて診断がついた人でしょう。羨ましくて仕方ない。どうしてわたしは通院することすら断られなきゃいけないんだろう

「今はね、発達のお子さん多くて、手いっぱいだから大人の方は断ってるんですよ」と言われた。

 今は断っていて、わたしはいつになったら受けられるのだろうか。


 今は断っていると言われて4〜5年経っている。


 わたしの上記に書いたようなここまでの経歴だけを知って、「あなたは頑張ったら頑張れる人だから」「こういうのはね、頑張っても努力できないような人間が診断受けるんだよ」とも医師に言われたことがある。


 わたしは、確かに頑張ってきたことがたくさんあるかもしれない。でもそれは、小さい頃から歯食いしばって、みんなよりできないという自覚のもと、それでも皆と同じ環境のなかで、やらなきゃいけないから、できないなら人の2倍3倍やれって、何もできないなら根性だけでも、って育てられてきて、そうやって小さい頃から必死に生きてきた結果なんだよ。

なのにどうしてそんな言い方されなきゃいけないのと思う。


じゃあ、みんなが頑張らなさすぎるんじゃないってやっぱり思っちゃう。

じゃあもしかしたら、もっと早くにADHDってわかってたら躁鬱にも適応障害にも、ならずに済んだことってないの?とも思ってしまう。


てんかんの通院の神経内科で、医師都合で病院をたらい回しにされて、4年間で3つ病院が代わり4人医師が変わった。


それでも必死に生きている。食いついてる。

そうでなきゃ生きられないから。それなのに、ご両親が東京ならいいじゃないですか、と家を出られない仕事を得られないそれでも両親と距離置きたくてもできなくて、何も手立てがない。


なんなんだよ、と時々思う。


今の、お子さんたちが心底羨ましい。


受けられたはずの医療も補助も、国からの支援も、何も受けられないまま、


もっと早くに病院がちゃんと見つかったり、こんな状況に追い込まれなければ、たてられたキャリアがわたしの努力不足もあるけれど外的要因で打ち壊されて31歳。


病気持ってるのも、何かできないのも、仕事に就けないのも、あなたのせいよ、あなたが何もできないからよ、働けない人間に価値はない、散々言われた。


苦しいけど本当のことだと思うから、グッと堪える。


この日本は、今、子どもたちに対して、サービスがたくさんあるけれど、

親になる世代20代後半から40近くまでの人へのサービスが、異常にないまま。


私たち30代は、小さい頃はなんの子育て支援もなく親に「お金かかってるのよ」と散々言われて生きてきて、学生時代にすでに、年金はないかもねと言われ、大人になったら税金も何もかもあがって、日本は貧しくなり、そして健康で文化的な生活を送れる人たちだけがまともに生きられて、健康でない人間は、働くこともできない。なのに、受けたい医療すら、受けられない。


なんなんだよ、って、そりゃ思うよ。


こんな現実、健康な人たちには、
わからないのかもしれないけれど。今だって通院が定期で3つもあってきついけど、

それが4つになっても、診断がつくなら、せめてと思う。


どうしてこんなに診断がと思うかって?


わたしは学生時代から何回か発達検査やってて明らかADHDね.っていわれたきたのに、ただ病院にかかれないという理由だけで診断がつかない.診断がつかないから配慮をしてもらう就労に至れない。働けない、働けないからお金がない、自立もできないし税金も払えないし医療費も払えない。
どう考えても悪循環。

だから、せめて、発達検査をして診断がつくまでだけでもいいから、そのあとは苦しくてもなんとかするから、せめてそれだけでも、病院に通いたいって、もう6年以上言ってるのに

「今は、発達のお子さん多いからね、大人は見ないんだよ」で断られ続ける。

じやあ、発達のお子さんが多いのはわかるよ、それは、増えたんじゃなくて多分、今まで気づかれなかったような子たちが気づかれるようになってきたということでしょう、

その昔、わたしが子どもだった頃、発達障害なんて言葉がなかった頃から発達障害はあった。その、幼少期から学生が終わるまでに、世の中が発達障害に対して寛容でなく理解がなく医療機関すら寛容でなかった時代を過ごして大人になってなお、生活に、人生に困っているわたしみたいな人間は、いつ受けられるわけ?

お子さんの発達検査は大事だと思う。

でも、どちらかというとお子さんが多いんだから、大人の方こそ、優先して、発達の検査をして、


そのあと、ここに通いますか、通いませんかとか


別の医療機関にしますかとか、


福祉サービスにしますか?

とか、


選択肢を与えて欲しい。その選択肢のためには、まず診断が必要だって、福祉サービスとか、国の機関に言われるんだから、どうにか診断を受けさせて欲しい。


あと、これはもう一つ

診断もついてないのに、そして、部屋も綺麗で仕事も支障なくできているのに
「わたしADHDで」っていう人をわたしが許せないのは、こういう理由でもあるんだよ。


ねえ、全国のお医者さんたちよ。

どこなら、今、ちゃんと大人の発達検査をして、みてくれるんですか。


あまりにいろんなところ調べたのに断られたりやってなかったりしすぎて疲れちゃったよ。


診断が出るなら全国どこでも数回なら頑張って通うから、それでもいいから教えて欲しいです。

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ゆかまる
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