来年の目標を考える。
気づいたらだいたいのことが既に20代最後として経験されていて、今年のクリスマスも年末年始も、20代最後のクリスマス、20代最後の年末年始であることに気付かされた。
12月はかなり予定詰めにしていた。なんだか、やりたいと思ったことを今、行動に移さねば!!と強く感じていたり、たまたま行きたいと思ったものが12月に降ってきたり。
できなかったのは、予約していたESTĒE LAUDERに成田から戻れなくて間に合わなかったものだけだ。
LAMCÔMEのメイクアップのために横浜に行き、
サンローランの展覧会に寺田倉庫までいったその日にCHANELのN°5のワークショップを受けに表参道まで戻ったり、
かと思えば翌日はDIORのイベントのために六本木ヒルズまでいったり。
3月に閉館してしまう「星の王子さまミュージアム」に行くために1泊2日の箱根ひとり旅をしたり、
久しぶりに転職活動系で面談があったり、
(とはいえ面談だけでその後リクルーターからまだ連絡来ないからゆったりしている)
スラムダンクの映画を観に行ったり、
Jo Maloneのイベントで表参道に行ったり、母と草間さんのデザインするルイヴィトンコラボを見るために東京タワーと増上寺にいったり、コストコに1年ぶりくらいに行ったり、テニプリ成田空港グッズのために成田空港まで行ったり(売り切れで手に入らなかったけど)、
友人に9月にチケットの確保をお願いしていた宝塚歌劇団を初めて鑑賞したり。
そして、これを書いている今は、まだだけど、
土曜日には、バスツアーで栃木県に行くし、月曜日には高校バスケを観戦しに行く。
結構な充実ぶりだ。
仕事の方は、いきなり忙しくなったり難しくなったりキツくなるのが怖くて転職活動も結局手を出せていないもの同然だけど、今回紹介をお願いした会社には「内定を急いでスケジュールがキツくなるのは嫌」という旨とその他要望をはっきり伝えて、初期にzoom面談1時間で私のこれまでと私の要望を聞き取ってくださって、「どのくらい見合う求人が出るかわからないですが、今すぐ転職希望はないようですし、スケジュールとお身体に無理のないようこちらも、良いところを探してみますから、少しお時間ください」という話だった。珍しい。とはいえ面談から10日経っても連絡がないので不安もあるのだけれど、今すぐ転職活動を再開したいと思っていない私としては、急かされなくて良い。
今従事している仕事の方も忙しくはないけれど、少し担う仕事の幅が変わったりして失敗もしたりして大きな不安と緊張感に包まれているから転職活動がガンガン他人からの情報がくることで急かされないのは私としては心地よい。
そうしているうちに、あっという間に12月は残り1週間になっていて、あれあれ、20代最後の!と感傷的になりかけていたはずなのに、めくるめく日常のなかで気づいたらどんどん時間がすぎていたわ。
12/23。ここ数年で1番早い仕事納め。新卒以降ではこんなに早い仕事納めは初めてだ。とはいえ、一人で仕事をしていて、今日は結局大きな仕事はなくてほとんど年末の整理で終わった。ゴミ箱の中も捨てようかなと思ったけれど、まあまだ私以外の人たちは出勤するし、でも机を拭いて帰ろうと思っていたのに帰りに少しバタバタしてしまって忘れちゃった。本当は上司に土曜日と26日出勤できないかって聞かれたけど、そんな突然明日と26なんて言われても私も予定がありまして結局、時間を合わせられないからごめんなさいって言っといた。
仕事を納めたってことは次の勤務まで2週間くらい時間が空いた。24日は予定あるし、27日も予定あるし、30日から3日くらいまで帰省してて家にいないし、祖父母の家に行ったら自由というような自由はさほどあるわけじゃない。
そうだ、祖父母の家に帰省したらnote書く余裕ないから今日のうちに、27日の分と、31日の分と3日の分と書いておこうと思ったんだけれど…無理だね。
帰省するのは苦手だ。いつもと違う環境になってしまうのも苦手だし両親とずっと一緒なのもきついし、母と同じ部屋で寝るのも一人でいつも寝ている身からすると、(自分の恋人とか配偶者とか子どもならまだしも、親と隣で寝るって結構いやよ)辛いし、
あんなに忙しかった大学生・院生時代は、
帰省しても朝から晩まで私がご飯作って洗い物して買い物も母と二人で行って、作らなくて済む時というのはホテルとかにご飯を食べに行ったときという感じできつかったからほんとに嫌だった。M2の年末年始の帰省の地獄を、私は生涯親を恨む。
でも、ここ3〜4年は祖父母もそんなに食べないし、我が家3人分だしと近年は帰省してももう出来合いのものを買ってきたり、ちょっと調理すれば食べられるような材料を買ってきちゃって私と母で盛り付けて済ませる。だから少しはマシだ、祖母は89歳、祖父は癌がある。いつまで生きていてくれるかわからない。関西まではなかなか遠くて簡単に帰れないからやはり、年末年始とお盆とゴールデンウィークと帰ることになる。
車で片道7時間以上の旅さえなければ別にいいんだ。
そういうことを言うと「何バカなこと言ってんの、あんたは運転しないでただ乗ってるだけじゃない」って言われる、その、ただ乗ってるだけ、なのに車の中、おまけに夕方以後は暗くてスマホすら見ていられないそれが、きついんじゃないか。わかってるよ、運転する人が1番大変なことは、わかってるけどさ。
じっとしているのが苦手な私が、少し同じ姿勢でも肩からお尻までバッキバキにかたまる私が、サービスエリア2ヶ所か3ヶ所以外ずーーーーーーーっとシートベルトに絞められてじっとしている苦痛、20代後半になってただでさえ体バッキバキなのにずーーーーっと車に乗って固まったままの苦痛。
あんた寝てるだけじゃないって言うけど、
話しかけられるのが嫌だから最初から目瞑ってんのよ。
わかってる、祖父母の年齢を考えて遠方に住んでいることを考えればそう何回も会えるわけじゃないことはわかっているけれど、院生時代、あの過密スケジュールで帰省して1週間まるっと課題ひとつできなかった、もちろん修論なんて何も手つけられなかったのは今でも恨んでる。結果的な話だと言われたらそうかもしれないけど、あの年末年始や夏休み帰省しなくたって、あれから4年間で6回くらい帰ってるじゃん。一生言うからね。私の人生かかってたんだから、親が死んでも言ってやるよ。
そのくらい恨む話だってこと親は全然わかってない。
まあ、そんな私も、あの修論に苦しめられていた、いや、修論をどう書けば良いのかわからないままM2の年末になってしまったあの24歳のクリスマスシーズンから5年も経っちゃって、あの時には全く想像できなかった20代最後のクリスマスってやつになったんだ。
誕生日を過ぎた後にも思うし、毎年の誕生日でもお正月でも思っていたけれど、歳が変わったからって年明かしたからって、早々この怠惰な人間が変われるはずなんかなくて、私はあんまり変わらない年末年始をぼーっとしたまま過ごしている、多分今年も、ぼーっとしているうちにクリスマスも年末もお正月も終わるんだろうね。何にも変わらないし、変われないよ。
まあ、クリスマス前から恋人がいたとか、そういうのあれば少しは変わるんだろうけど。
今年1年で、弟が結婚に向かい、仲のいい友人が結婚式を挙げて、また1人仲の良い友人が結婚して知り合いの人が何人も結婚した。同級生がたくさん結婚した。まあそうだよね29歳だもん。別に結婚がすべてじゃないけどほら
転職しましたって報告とかはそんなに聞かないけど、結婚か子供産まれたかじゃない?だいたい同級生の動向知るのってそれ以外はそんなに知らされないよね。
みんな、少しずつ人生が前に前にぐんぐん進んでいるのに、私は後退している。前進していることだってあるんだけど、全体的に見ると後退なのはわかってるんだ。それに、年々時間が過ぎるのが早いとしたら超スピードじゃない限りどんどん後退なのかもね。
残り1週間になって、2022年の目標標語にしていたリョーマ様の
"You still have lots more to work on."
を頭に浮かべる。
まだまだだね、って時々、頭の中のリョーマ様に言ってもらって頑張ってきたし本当にたくさんのことを楽しんできた2022年は、「やりたいやりたい」と口にしていただけのことを予定にしたりもした。
2022年がなんの年だったかって聞かれたら
「ヲタ活の一年」しかありえない。そのくらいいろんなことをしたしいろんなところに行った。
ね?アニメ、Nissy、EXIT、デパコス、すみっコぐらし、ゆるキャン、星の王子さまでほとんど出来上がってる。これで充実してないなんて言わないよ。充実しすぎたもん。とっても幸せなまま28歳から29歳になったもん。
その、2022年が終わる。残り○日と思ってから
「やりたいこと、やろうと思っていたことをやろう!」って感じで動いていたけれど、
残りの1週間は、
気ままに2022年という場所にちゃんと終止符を打って、2023年を歩めるようにするために最後まで"イマココの私"を生きようかしら。
ヲタ活はそろそろ少し落ち着くかな。2023年の1番達成したい目標はもうあるんだ。
これだけ、1年間いろんなことを楽しむとね、後悔とかないんだよね。転職活動に関しては結局何も変わらなかったし就職できないまま29歳冬だから、よくないことだって思っているところはあるけれど、今年一年全く動かないままでは終わらせなくてこの間登録だけしたし。
私に今必要なものがわかってきたんだ最近。
それがわかってきたら、モノを減らそうとか
予定減らしていきたいなとか出てきたの。だからこの間からやっと重い腰あげたんだ。
うん、
今年はリョーマ様の
You still have lots more to work on.
という言葉を手帳に書いて胸に置いていたから、ちょっと気になったこととか欲しいものとか目の前のこととか手に入れてきた。
そう思ったら、29歳の最後までに、
30代になる前に、身の回りの整理をして、
自分の責任に向き合って、ちゃんと目の前のことをやりたいから
あえて目標標語は、上へ上へを目指す言葉をやめて、
目の前のことに向き合う言葉のなかから選ぼう。
今年はほら、リョーマ様の言葉を掲げたからこそ
「俺はもっと上にいくよ」って感じをどこかで掲げて、その言葉と現実の自分の乖離をどうにもできなかった気がするから。
2023年の目標標語はスラムダンク原作・アニメから引用するって決めて10以上候補を出していて選びきれないまま3週間くらい経っちゃってた。どれもいい言葉で、どれも必要な言葉な気がしてね。
特にゴリの
「リバウンドを制するものは試合(ゲーム)を制す」とか、
「基本がどれほど大事かわからんか(以下略)」とか
「とにかく反復だ。繰り返し繰り返し(以下略)」とか
安西先生が言った
ー 下手くその 上級者への道のりは 己が下手さを知りて一歩目 ー
とか
「自分一人が初心者という状況で、それでもなんとかしようとして(以下略)」とかさ
田岡監督の
ー ゆっくりでもいい。自分の力でやり遂げろ ー とかさ
安西先生の
ー お前のためにチームがあるんじゃねえ。チームのためにお前がいるんだ ー とか」
どれもこれもしっくりくる気がして選べなくてさ。
悩み過ぎてずっとメモに書き出したまま新しい2023の手帳に挟んでいた。
メモがボロボロになって2回も書き直したくらい悩んでいた。
この1年間を総括してここに続く来年は、どうしていきたいかなと想像したら、
来年は、「減らす」を心に意識しておきたいなと思った。
そう考えたら、ふと、サン=テグジュペリや、星の王子さまに関連した言葉が降りてきた。
うん、これらがしっくりきはじめた。
30歳に向かっている私は、今のところ、
現実をどうにかせねばならないとか具体的に何が必要とか口では言っているけど、結局描けないまま動けていない部分が多い。もちろん動いていることもあるし、動かそうと思っていないのに動いていることや変わっていることもたくさんあるけれど。
今1番大事にしたいのは、どうやら、
自分という人間がちゃんと進んでいこうという強い意志のもとに毎日を生きられることみたい。その、私の考えるちゃんと進んでいく道に何が必要なのかを選んで他を刈っていくことから始めなきゃだね。
サン=テグジュペリの言葉の最初のを、
目標標語にしようかな…でも安西先生の言葉とゴリな言葉もいいよなあ。
いろんなものを得てきた2022。取り込んできた2022。ずっと夢見心地になるくらい好きなことに囲まれ続けてきた2022。
そろそろ、目の前の生活を見据えよう。
これを少し心に刻んで年末を迎えよう。
スラムダンク名言集好きだから月の標語とかで使いたいな。
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