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貯蓄のできない27歳


 今年28歳になる。世の中の
大多数の方は、もう十二分に貯蓄し、家族を養っている人も多いことだろう。


 アルバイトで自分の分だけすら払えなくて、医療費すら自分で払えないくせに、よし、自分の身体をかえるために動くぞ!なんで思うと即決でお金を支払ってしまう。たしかに親の言う通り、その前に貯蓄して転職活動するべきではと思う。


 思い立つと即決してしまうのが仇となって、お金も即決で使ってしまう。
 母に以前借りた借金もなかなか返せていないのに。本当にだらしない。

 このままではいけないとわかっている。


 27歳女性の平均年収 

350万円ほど。


 25〜29歳女性の平均貯蓄額

200万円程。


 インスタには私より歳下の方で
正規雇用としては決して手取りが
多くない方でも1000万貯蓄してる人はゴロゴロ見かける。


 みんな、ちゃんとやりくりしてちゃんと貯蓄して、ちゃんと自立して生きているんだということに直面すると、自分が実家暮らしに甘えて、体調悪いからにしろ、パートタイム労働のくせに気になったものややりたいこと、欲しいものにお金を使いすぎだと感じた。



 それで、持っているもの、
支払っているもののなかで
目立った嗜好品13点を書き出して
高価順と自分の中の幸福度が高い順にわけてみた。


幸福度順  リスト    高価順
❼ PEACH JOHN バストクリーム ⑧
❽ スキャンダルのバストジェル 13 ❾ Ibizaデリケートゾーン専用ソープ⑨
➓ スキャンダルのヒップジェル ⑩
❶ 自分専用のシャンプー類 11
❷ ジョバンニのボディスクラブ ⑤
❸ BDNYの下着 ③
11 BDNY下着専用洗剤  ⑥
❺ HMBサプリ   ⑦
❻ NATURE REPUBLICのジェル 12
❹ Panasonic電気シェーバー ④
12 セルフ脱毛サロン ②
13 セルライト潰し専門店 ①


 さて、これを並べてみて、
セルライト潰しとセルフ脱毛に
お金をかけているにもかかわらず
他に対して自分の中の幸福度が
異常に低いということに気づいた。
まあ、まだ初めてから2週間くらいのものだからかもしれないけれど。
まだ断ち切れないのは、セルライト潰しはすでにお金を支払済なので元取れるまではいく、ということと、セルフ脱毛ははじめたばかりなので効果をまだ感じにくいだけかもしれないということだ。



また、逆に高価順でいえば下の方なのに最も幸福度が高いのは好きなシャンプーを使うことで、今こだわっている下着に関しては高価ではあるものの値段に見合っている程度の満足度を得られているということを知った。


さらにいうと、自分の持ち物を把握していない上に、自分で考えるのが大変だから委託したことにより、それまで自分でケアするために持っていた品をサボっているうちに何を持っていたのか把握しておらず、数ヶ月にわたって使っていないものもたくさんあった。


 お金の使い方を見直そうと考えた際、ただ、お金を削ろう、だとか
でも自分のやってみたいことはやりたいとか、今までやりたかったけどできなかったことを今年はやるぞ!とか
さまざまな思いの中で結局、何を減らすべきなのか、何に使っているのか、よくわからない状態に陥ってしまい結果的に、金銭感覚がさらに崩れてうまくお金を回せなくなった。


 そして、母に借りてるお金を返さねばならないのに、目の前のやりたいことを消化するために返済を後回しにしたり、転職活動も後回しにしている。
(これ直さないと借金女になる。まあ、月の給与が数万その半分が交通費というところが難しいが。)



 それによって自分の幸福度や日々の満足感は得られてはいるけれど、実はこれだけのものにお金を使ったのに最近は暇でもなくて、なかなか自分のケアを自分できちんとできてこなかった。それでもケアしようと思ったから、専門店や脱毛サロンに通いながらシェルを買ったり電動シェーバーやセルライトクリームを買ったわけだが、結局、それらの専門店に通う費用もしばらくしたら嵩んでくるだろう。


 何かを始める時、ジムもそうだったが、何回行けば元を取れるかは、いつも計算していて、今通っている脱毛サロンもセルライト潰し専門店もそれを考えている。

 そして、考えて計算した結果に、
今手元に持っている身体のために使ったお金をきちんと使いこなせていないことに気づき、それじゃあ、


 買ったもの、その値段、幸福度を並べて何が必要で何が不要か、きちんと明示しようとこのリストを作ってみたのだ。


 リストをつくったことで、1ヶ月でやめようかなとおもっていた脱毛サロンと、元をとってそれ以上通うと逆に1回分が高く付く、という計算が既にできているセルライト潰し専門店はやめ時、引き際を多少見つけられた。


 貯蓄ができない、というときは
収支をまず把握できていないわけで、
支出においては、何を持っているのか、何にいくらお金を使っているのかをきちんと細かく把握できていないということだ。


 そしてまさにそうだった。


 さらに、支出を減らすということは
ただ単になんでも我慢して幸福度を下げるということではないと思っていた。


 洋服も本もほぼ買わなくなった今、
(本は1番我慢しやすいから後回しにしてしまっているだけ)
普段何にお金を使っているのか考えてみて、その価格に対しての自分の満足度幸福度を順位づけしてみたら、
いいと思って始めたけど案外そう思っていないようなものがあるとはっきりとわかった。


 興味があってはじめて、はじめたばかりでやめたら効果が実感できないかしらなんて不安が少しあってやめる決断をくだせていなかった私の背中を押してくれそうだ。

 上記にあげたのは、パッと思いつく、+αの嗜好品における支出で
(下着にこだわりがあるから高いけど下着やシャンプー類は別として。)
この他に、洋服も買っているし、食べ物も買うし、カフェ代も使う。


 私はやっと、27歳も残り4ヶ月半くらいになってやっと、自分の収入に対して支出が多い、それも、交際費をすごく減らしたのに、その分今までやってみたかったのにやれなかったことや興味あるものにどんどん使っていることにきづきはじめた。


 他人との付き合いのために使っていたお金を、自分を幸福にするために使っていると思っていた段階から、
このように幸福度に分け、さらにここ数ヶ月で、何は幸福度が高く、何は価格以上の幸福度がないかを、感じるようになってきた。


 27歳であるうちに、きちんと自分の収支バランスを考え、収支に見合った生計の中で幸福度を高める生活にしてゆきたい。


 正直、こんなことを27歳、28歳で知るというのは、気づくというのは遅いのだと思う。大学生のアルバイトのうちに、気づくべきことだったのかもしれない。

 自分が働けていないのなら、
それなりの生活しかできないし、
親に何でもかんでも支払ってもらっている生活を脱する努力も必要だ。


 そんな当たり前のことを、
きちんと自覚してこなかった。
 そしてこれを書いている今も、まだ
強く実感できていない。ふとするとその場の衝動に流されて忘れそうだ。


 けれど、26歳まで、人付き合いを断ることができなくて、人付き合いの費用に割かねばならないために自分にお金を使ってこなかった分を、今27歳になって自分のためにどんどんお金を使ってみて、断る練習もしてきて、使ってみた結果やっと最近、何に使うのがいいのか考えられるようになった、そのように、段階的に進むものならば、次は、

 やっと、色々試した中から選ぶ、
つまり選択肢を減らす、道を狭める
という段階だ。

 貯蓄のためには、まず支出を減らさねばならない。そんな当たり前のことを、わかっていなかった。

 わかっていなかったから、貯蓄できないのだ。


  ここ2〜3年で結婚した友人知人やお子さんができた人が増えた。誰かと共に生き、誰かを養っている彼らという事実をやっと認識できるようになってきた。彼らは私みたいなお金の使い方は絶対にしない。

 でも、前に言われたことがある。
成長するときには順番があって、
その成長過程を遅かれ早かれ、人は通らねばならない。早い段階できちんと達成してゆく人はどんどん自立し、自分軸があり、きちんと自分の人生を責任もって生きる人間になるが、段階は飛ばすことができないから、そこを通ってこなかったのであれば、その
まだできていない段階に戻って27歳の今からでも通らねばならない、と。


 どうやら人生のステップは勉強と似て踏まなければならない成長段階があって、習得しめゆくためにはその段階を、飛ばさずに通ってゆくことが必要らしい。


 幸福度が高い可動化を最初に考え始めたのは、Netflixに支払うお金のことだ。つまり昨年の秋頃。やはり27歳になった頃。

 上記にあげたリストは全部あわせると20〜25万円ほどかかっている。(もちろん毎月ではない。)
月900円のNetflixを222ヶ月(18年以上)も続けることができる。さて、どちらが私にとって幸福度が高そうかで言えば後者だった。もちろん、だからといって前者のリスト全てが私にとって不要なのではない。けれど、もっと絞ってえらんで、今、さまざまなことにちょこちょこ使いまくっているお金をそれに対してだけ使えばもっと幸福度が高くなる気がした。


私は結局、こうして学んでゆかなければ感覚を身につけられない。
だから今からでもやっていきたい。


#金銭感覚
#収支バランス
#お金の使い方

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ゆかまる
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