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キャラクターを産むのは大変なのです!(さらにソフビにするの大変です)
※漫画のあとに解説
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オリジナル商品を作るにあたって『キャラクターを生み出す』ということからスタートします。
また、デザイナーさんからキャラクターを商品化してほしいなど。
まず商品化にあたっては商品にする対象物がなければという話になります。
弊社では今のところ外注は行なっておりません。
というのもこの『キャラクターを商品化する』にあたってのやり取りが非常に難しい部分があるからです。
デザインを持ち込んでいただく→ソフビ化するというところには工程も含めてかなりの変更を必要とします。
そうなった場合、たとえいただいたデザインが良くても商品化の際にどの持ち味を活かすことができないことがままあります。
それで充分に売れるのであれば問題ないのですが、売れなかった場合。
ソフビにできるザインの変更が問題と責任転嫁されることも多い。
また、ソフビにできるようなデザインの変更しながら原型を作っていく際に、何度もリテイクが出たり。
そのリテイクがソフビにはできないよ、と伝えても『でもこうしたいんです。失敗してもいいのでリテイクしてください』と言いつつも失敗すると責任を押し付けられる。
その上金額も値切られる…
現在新たな法のおかげでこの手の話は違反となりましたが(と言っても大企業からの圧力に限られますが…)これらのことはこちらの経営に対して大きな負担となってしまう。
だったら自社商品を作った方がよい。
ということになります。
そうならないためにものデザイナーさんとのセッションというものはものすごく重要になります。
自分はデザインも原型も生産もやるのでほとんどの方の苦労がわかります。
が、『餅は餅屋で』という気持ちも費用にわかるのですが、それに甘んじてプロに任せて『任せます』と言っても自分の思ったとおりのものができるとは限らない。
そういう時に無駄なリテイクが生じやすいので何度もセッションをすることは大切になります。
デザインやアイディアというものはほんとにに不思議なもので、ずっと考えていても良いものが出ず…
ふとトイレに行ったりお風呂に入ったり。
散歩をしたりとか。
そういう時にドーンと湧いてくるものです。
これは何かでも証明されているのではなかったろうか?
リラックスした瞬間にアイディアが浮かぶということはものを作る人にはすごく経験があると思います。
そいう瞬間を逃さず、楽しいもの作りをしたいものです。