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相手のいいところ探しばかりしていたけれど|自分の感覚を素直に味わう大切さ

あの後どうなったの!?という声を多数いただきました。「第一候補だった方が別の方と真剣交際に進まれた」というnoteを書いてから、婚活エッセイを更新しないまま3週間近くが経っていました。陳謝。

そして、私の婚活エッセイを楽しみにしてくださっている方が思っていたよりも多かったことにも驚きと嬉しさを感じています。

基本的に心が動いた瞬間を捉えてエッセイを書くようにしていたのですが、この3週間は良くも悪くも何か事件が起こることがなく、穏やかに日々を過ごしていました。

あ、でもちゃんと(?)お見合いはしたよ!!!
エッセイを更新していない間に4件お見合いして、新たに3名とプレ交際することに。

最初の1か月でお見合いをした方々が全員プレ交際終了となり、メンバーががらっと変わりました。これからデートを重ねて、それぞれの男性とどんな展開を迎えるのかが私も楽しみです。

昨日も1人の男性とランチデートをしてきて、穏やかで楽しい時間だなあ、なんて思いながら過ごしていたのだけど。そこでふと気づいたんだよね。

自分が感じたことを、そのまままっすぐ受け止められている自分に。

なんのこっちゃと思う人もいるかもしれないのだけれど、前の私は、必死になって「相手のいいところ探し」をしてたんだよね。この人はこんなところが素敵、ここがいいと思った、って。

一見いいことのように思えるんだけど、自分が感じた嫌悪感とかイライラを押し込めてしまう側面もあった。

相手の嫌なところが見えたときにも「いや、でもこの人はこういういいところもあるから、悪い人じゃないはず。嫌だって感じるのは、私の捉え方がおかしいからだ。これを嫌だと感じない人もいるはずなんだから」って、自分の感覚を全力で否定してた。

誰とでも仲良くしなきゃと思い込んで、自分にとってストレスが溜まる人ともにこやかに接してつらくなったり、違和感を無視して騙されたりしたことも多かった。

そんでこのいいところ探しをして相手の悪いところを見ないようにする行動の根底には「私なんかが人様の好き嫌いをするなんておこがましい」という、自分の価値を低く見積もってる感覚が潜んでいて。

「人を嫌いになってはいけない」っていう強迫観念にも駆られていました。

でもね、婚活を通して、たくさんの男性と接していく中で、どうしても優先順位というか、自分の中での好みは出てくるわけなのよね。

昔の私だったら「AさんよりBさんのほうが好きとか、優劣つけるなんてとんでもない」って自己否定に走って、男性全員とうまくやろうとしてたはず。

でも今回の婚活では、ちゃんと相手に対して嫌だと感じたことをまっすぐ受け止めて、もちろんあえてお相手に伝えることとかはしないのだけれど、ちゃんと自分から交際終了の決断ができた。

お見合いの時点でいいなあと感じた方についても、デートを重ねる中での心境の変化を、ちゃんと感じて受け止められるようになってるってことに気づいたんだよね。

私にとっては、これがすごく大きな発見で。自分の感覚を自分自身が信じられるって、尊いことだなと思ったの。

だって最終的に結婚するのは私だし、相手を決めるのも私。それなのに自分の感覚を信じられないままお相手を選んでても、絶対うまくいかないもんね。

感覚を否定することもねじ曲げることもしなくなって、ありのままを受け止められるようになった私が、新たなプレ交際メンズとどんな展開を迎えていくのか。

未来の私がどんな方を選ぶのか。今までも婚活自体にワクワクしていたけれど、ますます楽しみになりました。

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