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映画館での鑑賞雑記

猛暑の4連休も後半戦に入ってしまいましたね。
コロナ渦ですっかり映画館に行く頻度が減ってしまったのですが、最近ようやく、2本ほど観てきました。

まずは、みんな大好きブラック・ウィドウ

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MCU作品はリアルタイムで全然観ていなかったのですが、2年前のアベンジャーズ・エンドゲームの熱狂に乗れなかったのが悔しくて、そこから、最初のアイアンマンから順番に観始めました。

色んな人が語っているので私が語るまでもないですが、最高でした!
ディズニープラスで配信もされていますが、絶対映画館で観た方がいい映画です。IMAXレーザーは最高でしたよ。

私は映画を観るのと同じくらい、映画評論を聴いたり読んだりするのが好きなのですが、おなじみ宇多丸さんのブラックウィドウ時評も毎度のこと面白い!
横浜市民なので、東京の中心らへんでこの映画が観るのが難しいことを知りませんでした。

あと、町山さんのトークも!ネタバレ多めなのでこちらは観た後に!


そしてもう一本が、アメリカン・ユートピア

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色んなところから傑作という声が聴こえてきたので、ほとんど情報を入れずに観てきました。
私が知っていたのは、「スパイク・リーが撮ったライブ映像」だということだけ。

今思えばあまりにも無知すぎたので、最初、呆気にとられました。
だって、デイヴィット・バーンすら知らなかったのですから(爆)。

しかも、観に行った映画館の音響がかなり悪かったのです。後ろの方の席を選択してしまったこともあって、音が小さい小さい…。

冒頭、初老のおじさんにしか見えない(失礼)デイヴィット・バーンが、脳の模型を手に取りながら、脳の機能について説明する歌を歌っていて、なんてシュールな映画なんだと思っていました(笑)。

しかも、彼のライブツアーの映画なのに、彼の曲を一曲も知らない…。果たしてこの世界観についていけるのだろうか…。と数十分ほど心配しながら観ていたんです。

理屈抜きの感動 芸術に打ちのめされる

だけど気づいたら、完全に心を持っていかれていました。
もう何がそんなに良かったのか全く説明できないけれど、一言で言えば芸術に打ちのめされたって感じです。

デイヴィット・バーンの気高さやミュージシャンたちの土肝を抜かれるパフォーマンス、そして素晴らしい演出…。
このステージが、人生賛歌そのものでした。
最後、ここが映画館であることを忘れて、立ち上がって拍手しそうになりました(笑)。
これも絶対映画館で観るべき映画です。できれば音響のいい映画館で観た方がいいと思います♪

ちなみに、この映画と対になっているという「ストップ・メイキング・センス」が、今Amazonプライムビデオのサマーセールで100円でレンタルできるので、早速借りました。観るのが楽しみです。

家での映画の鑑賞環境が大分良くなったので、出不精なことも相まって「まあ家で観ればいいか」と思ってしまうのですが、やっぱり映画館とは全然違いますね。
もっともっと映画館に足を運ぼうと思わせてくれた2作品でした。

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