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コンサル弁理士による知財コンサルへの誘い

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コンサル弁理士による知財コンサルへの誘い5(稼げる弁理士になろう)

1.企業に知財経営が定着するようになるために
 弁理士として、知財コンサルタントとして、企業に知財経営が定着して欲しいと思うもの。
 ここで知財経営が定着するとは、「知財部があって、定期的に発明発掘が行われ、一定数の特許出願や商標出願がルーティーンに行われること」ではない。このような企業は、一つの仕事のルーティーンとして知財が設定されており、ある意味で定着しているからである。
 これに対して、多く

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コンサル弁理士による知財コンサルへの誘い4(稼げる弁理士になろう)

コンサル弁理士による知財コンサルへの誘い4(稼げる弁理士になろう)

 これまで、知財コンサルの入り口は、弁理士として一般的な知財相談から、企業内部に潜む課題を把握することと説明しました。ところで、多くの弁理士さんは、この知財相談に真正面から答えて終わってしまいます。「特許性がありますね」とか、「先行文献を調査してみないと」とか。

 あるいは、相談者を喜ばそうとして「はい、その技術が世に広まると楽しみですね」と、リップサービスをしてしまう。これらは、弁理士の本筋と

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