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なるほど!そういう意味なのか!

こんにちは😀
私は田舎のドラッグストアに勤める
アラカンの医薬品登録販売者です。


年に一回の健康診断を受診しなくてはならなくて
うまいこと公休と合わせると4連休になり
のんびりと過ごしております。
年末商戦まえのほんのひとときという感じですかね〜
*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*


さて
最近、私が応援してる方が
喉の漢方薬の飲み方について
うがいをして飲む…ということをお客様にお伝えしたかったという主旨を書かれていました。
この方はまだ医薬品登録販売者ではなかったので
レジにてその説明ができなくて、とても歯がゆかった…と言うのです。
資格者を呼んで対応されたということですが
その資格者がそのことを存じていたのかどうかということはわかりません。
ただ
この方のように勉強熱心でよくわかっていらっしゃる方がおられることはとても素晴らしいと思ったのです。


ということで


漢方薬の飲み方について少しお話をしたいと思います。


漢方薬の名前の一番後ろについてる字に注目してください。


湯、散、丸ってありますよね〜


湯は、もともと生薬を煎じて飲んだもの
散は、散剤、粉や顆粒にしたもの
丸は、今でいう錠剤、昔ははちみつなどを利用して丸めたものになります。


ということで湯がつくものは
白湯などに溶いて飲むということになります。
病院で処方される漢方薬などはこの飲み方をおすすめしている場合が多いですが
市販薬の場合、湯と語尾につくものに関しては
溶かして飲むプラス
予めお口に白湯又はお水を飲み含ませて、そこに顆粒
または、粉剤を上手に落としていくこと
そしてゴックンと飲み込むこと、更にその後に白湯、お水を飲むことがよいとされています。


ダイレクトに顆粒、粉タイプのお薬を口に入れるのは
喉や気道に張り付いてしまい、効果を薄めることになってしまうので
そういった飲み方をおすすめしているようです。
(漢方薬に限らず、顆粒、粉剤はこういう飲み方になりますね!)


※ 喉の漢方薬はその効能効果の生薬成分がダイレクトに部位に効くようにうがいをしてから飲むことが推奨されています。


漢方薬は漢字を通して
中に入っている成分もわかりますが、語尾の湯、散、丸などはその形状、服用の仕方もわかるようになっています。


これから風邪薬のシーズンですね!


先に述べた方のように
ちょっとした気がついたことを店頭で、レジでお客様にお知らせしたいなと思っています。


成分だけをつい気にしてしまいがちですが
お薬の成り立ちがわかると
また、お客様にお話できることが増えます。
とても、良いことだと私は思っています😀

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