今を受け入れて生きていくということ
おっす。久しぶりの更新になってしまいました。
というかいつもそうだしそりゃ読者が増えるかっちゅう話なんだけれども。
相も変わらずにせかせか仕事しながらバンド活動に勤しんでいる(?)訳でございまして。
とは言いつつ、土日祝休み芸人がみんな大好きであろうGWが始まり、
僕自身もその波に飲まれながら束の間の休息をそれなりに楽しく過ごして消化しようと日々生きている。
と、そんなわけでついこの前栃木まで行って小学校からの友達と佐野ラーメンをかっ喰らってきた。
肝心のラーメンについては、前の日にその友達軍団でギャンギャンに飲んでたからまともに食えんのかと心配していたのを吹き飛ばすように、麺が信じられんくらい啜り心地よくてチョメメーイ!!でした。SUSURUにいつかエンカウントしてみたい。
そんな旧友との再会を果たして、そこで学生時代を思い出して馬鹿騒ぎしてみたり、でもその後はお互いの仕事のこと、これからの人生について真面目に話をしてみたり、大人になるってこういうことなんだと、言葉ではなかなかうまく説明できないけど感覚的に思っている今日この頃。
ここに至るまでに、みんな一皮剥けるためにいろんな取捨選択をして、一喜一憂して、今の彼らがあるんだろうと考えながら、そんな姿をかっこいいと素直に思えた。
対して自分はどうだろうかと、一人で考える時間もこの連休が始まってからたくさんあるわけで。
音楽をやるために仕事することを選んではいたつもりだけど、その中でうまくいかないことも沢山あって、バンドを続けるのは目の前の現実を受け入れたくなくて扉を開けていないだけじゃないかって、そんな自己分析をする時もザラにあるし、そうやって周りを巻き込むような愚かな人間になってしまったと自分を卑下したりもする。
本心か建前か知らんけど、仕事しながらバンドやるのはすげえよって言ってくれるヤツもいる。いや、なんもすごかねえのよ。
覚悟が決められない等身大の弱い自分が歌ってるだけ。というか現実から逃げているだけ。
音楽を続けることでこうなりたかったって理想像には、音楽をやってもほぼほぼなれていないまま、気づいたら25歳になってた。
弱さを認めるのは凄く恐怖を感じるし、受け入れる心の余裕がない自分が嫌になる。そんないつだってギリギリの精神状態なのに、なんでリーダーまでやってバンドを続けているのか、正直自分ではわかっていない。でもそんな人生の葛藤を共感してくれる人がいたらいいなって、クソみたいなエゴイズム振りかざしてても、ライブ見て元気もらいましたって言ってくれる人とか、自分を受け入れてくれる仲間、先輩後輩が周りに居てくれるんだよね。
だからもう少しだけ、そんな人達に、今までやってきた音楽を後もう少し続けて、
何か恩返しできたらと思う。
理想とはかけ離れた自分を受け入れたように演じて、もう何年経ってるだろうか。
今をまともに受け入れて生きていくのは正直自分には難しすぎる。とてもガキ臭くて恥ずかしい。
でもそうやって受け入れたフリをして生きていくのではなく、本当に受け入れて生きていく度胸が身についた時、きっと新しい自分になるために何かを捨てて、また違う何かに挑戦するのだろう。
だからそれまでは、今やっている音楽で理想に近づくことができるように、もう少し足掻いてみよう。
Along The Way ハタケヤマナオト
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