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遺産相続破棄

実の父が亡くなったのは、37年前であたしが26歳のときだった

亡くなったのは知らなかった、なぜかあたしは父親の姓のまんま

「まこちゃん」と「母と弟」と暮らしていたので

ずっと父親の姓のまんまだった「なんかへんだよね」・・・・

そこには「大人の事情」というやつが潜んでいたんだけれど

あたしにはわからん

聞いといたよかったな・・・・

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あたしは「父がなくなったのも知らず」毎日「カメラを持参して」

大阪の町を写真撮り歩いていたんよ

この頃は生きることが「写真撮る事」やったからね

路地という路地

駅という駅。。。。。東京も行ってたな

なんと「父が亡くなった半年後」半年後やで・・・・・・

遺産相続破棄してくれとな・・・・・

あの

継母からやった・・・・あたしは会いたくもないので

「幼い頃の記憶」が・・・・

虐められたからな。。。。。。。。

で知り合いに頼んで「したよ」遺産相続破棄

きっとあたしが「ずっと」父の名前やったから・・死んでしもたら

ありとあらゆる「ことがでてきたんやろうなと」推測

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少しばかりの「お金」をもらい「遺産相続破棄」の手続きを代行してもらう

そのお金は実は「おかんに」みんなやった


その頃「人のいいまこちゃんは」なんか「自分の弟の借金の肩代わりしていたんよ」

妹は6歳「多分何も知らんかったと思う」

夫婦二人で

それはもう働きまくっていたわ

富田林市の喫茶店で「おかんと会い」渡す

なんの足しにもならん金額やったけれど

あたしは「今頃」父親の墓参りに行きたいねんけど」どうやって探すんか

わからんのやわ・・・

誰ぞ「教えて」その「継母にはあいたくは無いけど」もう別にどうでもいいわ

10歳離れている義理の妹にもあってもあわんでもどっちでも

年月やなー^^

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なんだかあたし「お金には縁が無いようで」・・・

弟が亡くなった時なんでかな

弟の「息子」から「縁切りしてください_____」言われてもた

なんかしらん。。。。「弟」は生命保険に入っていて」

よかったな

よかったわ

子供になんか「残せて」って喜んでてんけどな

ま「これも」どうでもいいわ

此処で「思い出した」実は「弟には2人の子供がいて」

その一人「次男が引きこもり」やったんよ

その子が中学生??くらいのときに弟は「離婚」で

お兄さんは高校やったんかな・・・

次男はその頃から「高校には行かず」引きこもり人生

そのなんと

弟が亡くなったら「さっさと」社会にでたわ

長男から・・・

「縁切り」されてもたから「消息不明」

で此処で「弟の話は終わり」

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まこちゃんは「おかんと再婚した人」

この人は大阪の唯一の村「千早赤阪村」の人で「自慢は」楠木正成の家来「先祖」

が自慢ー^^確かに「向こうのお家には」刀や鎧があったわ

おかんに聞いたんやけど「このまこちゃん」も自分の弟に家屋敷を取られたそうです

お酒飲まされて「ハンコ」ついたそうです

あははー^^

「縁が無いな。。。」^^「でもね」なんかそうでもないかもあたし・・なんかあんまり今まで困ってないし@「好きに生きてるし」^^

もっと「この相続破棄したまこちゃん」の話聞いていたら良かったな

あたしと「おんなじやん」まこちゃん

まこちゃんは「あたしを育ててくれてたときは」タクシーの運ちゃんやったわ

なのであたしは「タクシーで育てて頂いたので」今もタクシーに乗ったら「釣り銭はとりません」

「お兄さんお茶でもしてんかー^^」いう

でその「まこちゃんが」なぜか」某会社の「取締役社長」になるねんよな。。。

その経緯聞きたかったな

多分「タクシーの常連さんの社長のお気に入りになり」工場長になったんよな

まこちゃん

それから「一族郎党」そこの会社に入社させとったわー

その工場長から「社長」やったわ

でも「弟」さんの借金の肩代わりしてたから「なんか」美味しいもんは好きやけど

いつも働いてたイメージやな

最後はガンで亡くなったわ

あたしはさ「大分に居て」

何回も「大阪に里帰り」してたんよ

船でー「サンフラワー」よな

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でさ「まこちゃんが」亡くなる前

「おかん」に帰ろうか??いうたら「まだまだいいよ」いうねん、そうしたら「あかんあかんすぐ帰ってこい➖瞳孔開いてもうてる」いうて


弟から電話。。。。大慌てであたしは「子供連れて」なんとまあ。。。サンフラワーに乗ってしもてん・・・・

急げやー

急げーなのについつい習慣で。。。。。。。

そうして「近鉄電車」に乗ってたら「子供と二人」あれ

あら

「まこちゃんや」「おじいちゃんや」と二人

ああ「あかんかったんや」間に合わんかったんや。。。と悟る「まこちゃんは」孫のあたしの子供をものすごく可愛がってくれたんよな

まこちゃんは「仕事以外のときは」パチもんの「イタリア」のシャツやズボンがすきで「パチもん」やでーわかるかな^^

イタリアの偽もんやわ

白いエナメルの靴に「金のジャラジャラ」

ほんまもんのヤクザみたいやわ・・・・・

その姿で「おばけであらわれた」ー

で「おかんがすごい」まこちゃんが亡くなってから

あの人は「墓参り」が嫌いで・・・おかんは「あれは石やただの石」やー」いうてて・・・我が家は墓参りには行かんかったんよー


そのおかんが@突然「新興宗教」にハマってみたみたいで・・・安いから入ったそうです

そこで「ある日」教祖に会う「おとんを呼び寄せる」

ほんまかいな。。。でそこで

ま「いたこ」やな。。。「おとん」のまこちゃんに会う


疑い深いおかんは「車のナンバー聞いたり:」色々聞いて

信じたみたいやわ

内容は「とみこか、、あいにきてくれたんか。。。」

おかん「会いに来たよ、、元気か」

おとん「うん、なんかねてる」

おかん「あのな、あたしはあんたの体、ガンやって面倒見てたけどな・あんたな、あたしになんの礼もいうてないな・・・」

おとん「ありがとうな」

おかん「うん」

それでスッキリしたおかんは

おかん「どんなとこで、あんた寝とるん??」

おとん「なんか暗いとこや」:

おかん「周り見てみーあかるいとこないんか??」

おとん「向こうの方に明るいとこある」おかん「さっさと立って歩いていかんかいーあんたはもう死んだんやー向こうにあんたの親もいてるわ」

おとん「うん」

おかんはそれから「歩いて行く父を引き止めて」

おかん「あ、ちょっと待って、娘のとこには、もう来んでな」

おとんのまこちゃんは溺愛の妹のときに「電気つけたり消したりしてたみたい」でとんたんかいー

この「まこちゃんにありがとう」いわれた「おかんは」ばったり

新聞配達のおじさんに勧誘受けたこの新興宗教をばったり

脱退

おわり


本日「遺産相続」破棄したおはなしから

徒然の思い出し話でした

ありがとう

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