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【感想レポ】国立科学博物館 特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」に行ってきました

2025年1月11日、科博の鳥展に行ってきました。
久しぶりの東京、久しぶりの科博です。

鳥は好きですか?
私YouTubeで猫動画を見るのが好きなんですが
最近は鳥動画もよく見ます。
ちょっと前から人気のハシビロコウやカカポも大好きです。
私の家の雨どいに巣を作った雀たちにも愛着があります。
時々ベランダの植物が糞害を被りますが許します。
そんなわけで鳥への愛が高まる昨今でしたので鳥展へ行って参りました。


事前準備

まずは行く前に公式の見どころ動画をチェックしました。

美術館などの展覧会に行くたびに
なんとなく見て帰ってきてしまうので(それもそれで楽しいのですが)
今回は見どころをチェックしていきました。
展覧会って二度も三度も見に行きたくても、なかなか時間が取れないので、予習や復習ができるとそのジレンマが少し解消できていいですね。

電子チケット購入済みでしたのでスムーズに入場。
チケット売り場は混んでなかったのですが、中に入ると入口から大盛況でした。
以前の展覧会でもそうだったのですが、家族連れがとても多い印象です。お子様がたくさん。小さいころから博物館に連れてきてもらえるなんてうらやましい。

会場内は一部をのぞいて、ほとんど写真撮影がOKでした。ありがたい!
音声ガイド貸し出しもありました。
しかもアプリで購入できる音声ガイドもありましたので、私はそちらを事前に準備しておきました。
自前の無線イヤホンで軽々です。

鳥展レポ

こちらは会場マップの概要です。

序章:鳥を知ろう
第1章:鳥類の起源と初期進化
第2章:多様性サークル
第3章:走鳥類のなかま
第4章:カモやキジのなかま
第5章:陸鳥や水鳥のなかま
第6章:猛禽とそのなかま
第7章:小鳥のなかま
第8章:鳥たちとともに
特設ショップ

序章:鳥を知ろう

入ってすぐ、孔雀とシマエナガがお出迎え。
その後に日本に関係する絶滅種・絶滅危惧種の紹介です。

入口の孔雀
絶滅危惧種

第1章:鳥類の起源と初期進化

ゲノム解析で鳥類は恐竜から進化したことが証明されたので
鳥類の起源である恐竜の生態の紹介です。
ベラゴルニス・サンデルシという巨大な鳥の生体復元モデルが展示されていました。
でっかいカモメに似ています。表情がたまらない。

ベラゴルニス・サンデルシ生体復元モデル

第2章:多様性サークル

鳥類を科目別に分けた円柱が円状に並ぶ幻想的な空間です。
科目の種数が円柱の高さになっているのですが、スズメのなかまが圧倒的に高い。鳥類の三分の二ほどの数だそうです。

第3章:走鳥類のなかま

ダチョウやレアがいました。キーウィもこちらに。

キーウィ

第4章:カモやキジのなかま

カモのなかま
黒ライチョウ

第5章:陸鳥や水鳥のなかま

ペンギン大集合コーナーがありました。
またハシビロコウもこちらで発見。

ペンギン大集合
タンチョウの求愛ダンス
ハシビロコウ

第6章:猛禽とそのなかま

タカ・ワシ・フクロウなど
ミミズクの耳に似たズクってかわいいですよね。
特徴的ですけど、遺伝子的にはあまり違いがないそう。

タカのなかま
フクロウのなかま
インコも猛禽に近い

第7章:小鳥のなかま

スズメやキツツキのなかまのコーナー。
肝心のスズメのはく製はありませんでした。鳥獣保護管理法のせいでしょうか。

フウチョウ

第8章:鳥たちとともに

まとめコーナーでした。

特設ショップ

家族向けを意識してかかわいいぬいぐるみのグッズがたくさんありました。
シマエナガのぬいぐるみもありました。
私は図録を買いました。図録はもはや図鑑でした。

鳥展図録
パンフコーナーにあったシマエナガカード

まとめ

音声ガイドも聞きやすく、混んでましたが待てば写真を撮る余裕もあり、満足できました。

鳥ってかわいいなあ。恐竜をルーツに持つってところもエモーショナル。
鳥は環境保全の指標となるくらい、環境に敏感だそうです。
大切にしたい。

そんな鳥展は2025年2月24日(月)まで開催中です。ぜひ行ってみてください。

科博のクジラ

ここまでご拝読いただきありがとうございました。

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