高山一実という人

昨年11月に東京ドームで開催された「乃木坂46真夏の全国ツアー2021 FINAL!」。この公演をもって1期生の高山一実が卒業となりました。

実はこの公演後ライブの感想をまとめたnoteを書いていたのですが、いろいろあってお蔵入りにしていました。

で、先日某動画サイトでたまたまオススメに上がってきたかずみんの乃木中での活躍シーンをまとめた動画を何気なしに再生したら凄く感慨深い気持ちになったので、改めてnoteを書こうと思います。

乃木坂在籍中はバラエティ班のような扱いを受けることも多く、卒業後の現在もテレビで大活躍のかずみんですが、改めて振り返ってみると別にそこまでお笑い能力が突出しているとかそういうわけでもないなと思います。
本人は別に面白いことを言ってやろうと思って言っているわけではないんですよね。でもかずみんが喋ると場の空気がパッと明るくなる不思議なパワーを持っている人だなと思います。
かずみんが生み出す笑いは他の人には決して真似できない唯一無二のものだと思います。だからこそ乃木坂というグループからこの人がいなくなることの寂しさと重大さを痛感します。
乃木坂が持つあの平和な空気感はかずみんによってもたらされていたと言っても過言ではないと思います。

そして何より本当に人柄がいいですよね。薄っぺらい言葉かもしれませんが、これ以上ないくらいの聖人だと思います。
常に前向き・ポジティブで、決して人のことを否定せず、誰もバカにせず(お笑いとして日村さんをイジったりすることはありますが)、共演者へのリスペクトも欠かさないその姿勢を貫くのは簡単なように見えて実は結構難しいことだと思います。かずみんの場合はそうしようと思ってしているというよりは根っからそのようなマインドの持ち主であることが本当に凄いです。
先日せっかくグルメで日村さんが暴走を訪れた際にも地元の方が喜んでかずみんの名前を出すあたり、地元を愛し、そして地元の人に愛されているんだなということもよくわかります。

乃木坂に入る前から山口百恵さんが目標だったと口にしていたかずみんですが、正直かずみんのアイドル人生は決して王道のそれではなかったと思います。
しかし、卒業公演で東京ドームがかずみんのペンライトカラーである水色とピンクに染まった時、最後にこんなに美しい景色が見られるなんて本当に素敵だな、今まで応援し続けてよかったなと思いました。あの時の東京ドームはまさに愛に溢れた空間だったと思います。
乃木坂のファンでかずみんのことを嫌いと言う人に自分は一人も出会ったことがありません。それくらいかずみんは常にファンに対して誠実に向き合っていたのだと思います。

今回改めて自分の思いを書くことができてよかったです。これからも引き続き高山一実さんのますますの活躍と幸せを願って応援していきたいと思います。

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