自分に合う推し方
日向坂46が今年の紅白出場を逃し、グループとして岐路に立たされている中、ファンの一部では「もっとYouTubeの再生回数を伸ばそう!」などという声も出ています。
正直なことを言うと、僕はこういうのちょっと苦手なんですよね。同様に同じCDを何枚も買ったりするのも苦手です。
曲やMVが本当に良ければ意識せずとも自然と何度も見てしまうものだと思うのですが、そうでもないのに推しのグループを応援するためだけに何度も再生するのは自分にとってはある種作業のように感じてしまうんですよね。
もちろんそれができる人もいると思いますし、そういう人は思う存分再生数を回していけばいいと思いますが、僕はそういうことができない人間なので、いっぱい回せ!と強制されちゃうとちょっと萎えちゃうんですよね。
もしかしたら愛が足りないとか熱量が足りないとか言う人もいるかもしれませんが、自分の中では全然そんなことはなくて愛も熱もしっかりあるのですが、ただ単に応援の仕方として自分と合う形、合わない形があるんですよね。
例えばグループを応援するメッセージをハッシュタグに込めてみんなでその同じハッシュタグをSNSに投稿したりするのも、その行為自体は素晴らしいと思いますが、自分はなんか恥ずかしくてできないです。これに関してはした方がいいと思う部分もありますし、できない自分がしょうもなく感じたりもするのですが、やっぱりなんかできないです。
実際応援のためにやっている行為が作業のように感じ始めたら結構危険信号だと思うんですよね。このまま無理にその“作業”を続けていたら、今まで好きだったものも嫌になってきてしまい、やがてグループそのものも好きではなくなる可能性があるからです。
僕としてはまだ日向坂を応援したい気持ちは全然あるので、その気持ちが残っているうちにあえてやめるというのも必要だと思います。
実は今年の頭あたりからすでにそういうことを考えていて、自分に合う形で推していこうという方向にシフトしていました。
どちらかといえば今年は舞台や写真集など、メンバー個人の仕事に対してお金や時間を使うことが増えたように感じます。でも実際今年の日向坂の活動を振り返るとグループよりも個人の活躍が目立っている感じもしますよね。なので、以前よりもより世間に近い目線になったような気もします。
結局何が言いたいかというと、ファンの中にはこういう人もいるんだよということと、だからあんまりあれをやろう!これをやろう!と強制するのはやめてほしいな...ということです。
これからも無理のない範囲で自分に合うやり方で精一杯推しを応援していきたいと思います。