![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168022300/rectangle_large_type_2_dbe28bd75bcb85c848010a83bce8f1a6.jpg?width=1200)
日向坂46 東京ドーム公演ライブレポート
日向坂46の東京ドーム公演2日間参戦しました!
今回はライブの感想をとにかく思いのままに書いていこうと思います!
おひさまの絆
まず真っ先に感じたことを言います。
おひさま最高!!
ほんっっとうに最高すぎました。
ひなたフェスの時にも同じことを思ったのですが、正直あの時は宮崎までわざわざ足を運ぶ強火のおひさましかいなかったのに対して、東京という場所でその時の感動を更新するほどの一体感を感じられるなんて思いもしませんでした。
初日の「見たことない魔物」では地面が割れるほどのとんでもない声のうねりを感じました。東京ドームって物凄く広いので、あまり声が通りづらい印象があるのですが、そんな場所であそこまでの声の“圧”を感じられたのはあの瞬間が初めてでしたね。
そこでおひさまみんな喉が開いたのか、2日目は1曲目の時点からその時と同じくらい声が出ていました。「アディショナルタイム」の「Oh oh oh oh oh oh oh oh」の所とか今までそんなにコールしてなかったはずなのに、この日はみんなコールしていて、とにかく声を出したくて仕方がない様子が伝わってきました(笑)
「My fans」ではライブでお馴染みになりつつある2チームに分かれる演出が入り、おひさまもペンライトの色を赤と青に揃えて左右で綺麗に分かれました。
ツアーの各公演ではこの曲がセトリに入っていなかったこともあり、1日目では揃いきってなかったのを、たった一晩で修正して2日目には綺麗に揃うあたりがおひさま最高だぜ!と感じましたね。
春日さんが登場した時(後ほど詳しく書きます)も一瞬でイメージカラーのピンクに染まり、どこで出てくるか、そもそも本当に出てくるかもわからなかったのにこれができるのが本当に凄いなと感じました。
前回の東京ドーム公演ではスタッフが用意したサプライズ演出が失敗に終わってしまい今回はそのリベンジがあるのかと少し期待していた部分もあったのですが、日向坂とおひさまの絆があれば用意された演出なんかなくても十分に凄い景色が見られるんだなというのを感じました。
最後に「キュン」を披露したのも、しっとり終わるのではなく、おひさまの声を聞いて終わりたいというメンバーの想いによるものだと思います。
その想いに応えるように残りの力を全て振り絞って全力でコールしました。
よく「ファンも一緒にライブを作ってる」という言葉を聞きますが、今回はそれを身を持って体感することができました。
これこそが日向坂のライブの良さだと思いますし、これをまだ日向坂のライブに行ったことがない人や一度離れてしまった人、まだ知らない人にも広く伝えていきたいなと思います。
2024年の集大成と新たな始まり
もう一つ今回のライブは2024年の日向坂の集大成を感じましたね。
「雨が降ったって」や「夕陽Dance」の時の演出は武道館で行われた四期生ライブと同じものでしたし、「錆つかない剣を持て!」では11thシングルひなた坂ライブを彷彿と彷彿とさせる殺陣を披露しました。
期別曲である「雨が降ったって」や「真夜中の懺悔大会」を全員で披露したのもひらがなライブからの流れを感じますし、「月と星が踊るMidnight」のセンターをかとしが務めたのもひなたフェス1日目の衝撃を思い出しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020135/picture_pc_9ebab7eaee8d1b3f874a38db584e534e.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020132/picture_pc_666050d0ef7f02cf29db674684614cfa.png?width=1200)
また、今回の東京ドーム公演はこれまでの忘れ物を回収したライブでもあったと思います。
それが最も大きく表れていたのが前回の東京ドーム公演には出演できなかった濱岸ひよりです。
すでに卒業セレモニーを終えている彼女ですが、魔法の力により限定復活を果たしました。
そんなひよたんが披露したのが思い出の楽曲「青春の馬」。先日の卒業セレモニーでは披露されませんでしたが、この日のために取っておいてたのですね。
曲中に思わず涙してしまうひよたんの姿を見てこちらも涙せずにはいられませんでした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020182/picture_pc_3922c8b51d2a4fd4d764905543e9bcb6.png?width=1200)
青春の馬を初めてライブで披露したのはコロナ禍直前に行われた2020年のDADASAライブ。この日はひよたんが休業から復帰後初めてとなるライブで、この時もひよたんは泣きながらパフォーマンスをしていました。
また、この日のライブはセンターの小坂菜緒が映画撮影のため欠席し、金村美玖が代理センターを務めました。さらに前回の東京ドーム公演である3回目のひな誕祭はこさかなが休業明けでまだ100%回復していなかったことから、この時もお寿司がセンターを務めていたのです。
このような背景もあり、間奏でのこさかなとひよたんのペアダンスを東京ドームの舞台で見れたことは物凄く特別な意味を持ったものになったと思います。
前回の東京ドーム終了後、次はひよたんと新しく入る四期生も含めた全員でもう一度東京ドームに立つということを目標に掲げて活動してきました。
2日目のアンコールでは最後にかとし、にぶちゃん、ひよたんも登場し、一緒に「キュン」を披露しました。
この曲は日向坂のデビューシングルであり、現在は卒業したメンバーも全員参加している楽曲です。この曲を披露することで、ステージ上にいる現役メンバーだけでなく、卒業生も含めて全員で東京ドームに立ったんだというメッセージが伝わってきました。
また、ひなくり2020に登場したおばけホテルのキャラクターが現れたことも個人的に嬉しかったポイントです。
ひなくり2020は元々東京ドームで開催される予定でしたが、コロナの影響により無観客配信ライブに変更。今回その時のキャラを登場させることにより、叶わなかったひなくり2020in東京ドームがやっと成仏されたように感じました。
このようにこれまでの忘れ物をきちんと全て回収し、そして2日目の一番最後に新曲の「卒業写真だけが知ってる」を披露してここからまた新たな一歩が始まる、といった時代の終わりと始まりを感じられたライブだったと思います。
加藤史帆卒業セレモニー
1日目にはアンコールで加藤史帆卒業セレモニーが行われましたが、本編中にもかとしが選曲した楽曲を披露するコーナーが設けられました。
「嘆きのDelete」ではかとしの生歌の強さが遺憾なく発揮され、まさに“口から音源”でした。こよ歌声が今後聴けなくなってしまうのは本当にもったいないので、卒業後もなんらかの形でかとしの歌が聴ける機会があったらいいなと願っています。
「やさしさが邪魔をする」では卒業した渡邉美穂のポジションに小西夏菜実が入りパフォーマンスを行いました。5回目のひな誕祭でもこのメンバーで披露されましたが、今回はフルバージョンだったので、“キリマンジャロ”のパートを小西verで聴けたのが嬉しかったですね。かとしの卒業後もまた新たなメンバーを入れて歌い継いでいってほしい楽曲です。
そして、アンコールに入りいよいよ卒業セレモニーがスタート。最初はソロ曲の「男友達だから」を披露しました。一時期はひなあいの影響でネタ曲っぽくなっていましたが、久々にちゃんとこの曲を聴くといい曲ですよね。
曲を歌い終えるとかとしによる恒例のスピーチに移るのですが、これまでの卒業セレモニーだとスタンドマイクを使い手紙を読むスタイルが多かったところ、かとしは手紙を取り出すことなく手にマイクを持ったままのスピーチでした。
このスピーチで印象的だったのは自分語りを一切しなかったところ。アイドルになったきっかけや、これまでの活動を通して起きた自身の変化、卒業を決めた理由などを語ることが一般的な中、周囲の人への感謝の言葉だけを述べて簡潔に終えたところがかとしらしさを感じましたね。
言わないのがかっこいいというよりは、言えない不器用さみたいなのがかとしっぽいんですよね。
かとしのスピーチが終わると一期生が登場。一期生メンバーが卒業する時は照れ臭さでいつもグダグダになってしまうのがお馴染みですが、だんだんそれも人数が少なくなっているのがとても寂しかったですね。
卒業セレモニーなのにあれだけクスクスと笑いが起こるのもとてもかとしらしくてハッピーな時間だったなと思います。
その後全メンバーが揃い、かとしのセンター曲「君しか勝たん」を披露。2番では感極まり歌えなくなってしまう場面もありました。
正直今までこの曲の歌詞をあまり深く読んでこなかったのですが、恋愛の歌詞のように見えてかとしが卒業するこの状況にも不思議とマッチしていて今聴くと凄く感動しますね。
最後はかとしが初めて貰ったセンター曲であり、グループが大切に掲げているテーマを冠した楽曲「ハッピーオーラ」を披露。
間奏では卒セレ恒例のメンバーからのお花の贈呈があり、四期生からはかとし軍団の筆頭・小西、三期生からは一緒にユニット曲も歌ったひなのが代表してメッセージを送りました。
そして二期生は共にグループの顔として切磋琢磨してきた小坂菜緒がかとしへメッセージを送ったのですが、この時のこさかなの表情に自分の涙腺も崩壊しました。
かとしは一期生の中でも特に後輩思いのメンバーで、苦しい時も常にそばに寄り添い、その時必要な言葉をかけてメンバーを支えてきました。
こさかなはデビューシングルからセンターを張り、物凄い重圧と戦いながらもグループを引っ張ってきました。そして2021年には一時休養に入り、約7ヶ月もの間活動を休止しました。
そんな時にも常にそばで支えてきた存在であったのがかとしでした。かとしがいなければこさかなはあのまま戻ってこなかったかもしれない、それどころかもっと前にダウンしていたかもしれないとファン目線でも感じています。
東京ドーム公演の2日間、こさかなは今までにないくらい物凄く明るく元気で力強かったように感じます。もしかしたらそれはかとしに安心して卒業してもらうためだったのかもしれません。しかし、この時だけは普段のこさかなでもあまり見せない弱い顔を見せ、「この日が来てほしくなかった」と正直な胸の内を明かしていました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020404/picture_pc_2195ca495509a4a35a0e861fa198dd4b.png?width=1200)
一期生は一人一人がメッセージと共にお花を渡しましたが、一番最後に登場したのが、“きくとし”として相棒のようにやってきた佐々木久美でした。くみてんもまたキャプテンという立場ということもあって普段はあまり弱い顔を見せないメンバーですが、この時は思わず顔を背けて涙を堪えられない様子を見せていました。
先日髙橋未来虹が就任するまで日向坂には副キャプテンというポジションは存在しませんでしたが、かとしは常にキャプテンをそばで支え続けていて、個人的には実質的な副キャプテンはかとしだったと思っています。
これまでくみてんがキャプテンとして日向坂を引っ張ってこれたのもかとしの存在があったからだと思っています。
こうして8年半に及ぶ加藤史帆のアイドル人生は幕を閉じました。
四期生の飛躍
今回のライブは四期生の正源司陽子と藤嶌果歩の“しょげかほ”コンビを主人公としてストーリーが展開されました。
当時ほどガッツリではありませんが、ストーリー性のあるライブはひなくり2020以来だったので凄く懐かしい気持ちになりましたね。
ひなくり2019では“おみそしるコンビ”こと丹生ちゃんと陽菜ちゃんが主人公を務めました。当時二人は2ndシングル「ドレミソラシド」のフロントメンバーに選ばれノリに乗っている時期でした。
今回の二人は最新シングル「絶対的第六感」のセンターでもあり、このタイミングでの主人公ポジションは当時と重なる部分を感じました。
オープニングでは魔法使いかほりんがフライングで“降臨”。このかほりんの魔法使いキャラが凄くピッタリでよかったです。
そしてエンディングではよーこがウインクしてベッドに入るシーンで終わるのですが、これはひらがなくりすますでの柿崎芽実のオマージュになっており、ここもファンとしては非常に熱いポイントでした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020518/picture_pc_ec8bf4f884a57fd94b93293873153d9b.png?width=1200)
先程も触れましたが、四期生曲「雨が降ったって」では先輩メンバーも一緒に全員で披露。加入当初は出番も少なく、先輩メンバーの楽曲にバックダンサーのような形で参加することも多かった四期生が、反対に自分たちの楽曲で先輩メンバーをバックに従えてパフォーマンスする様子に、この2年での成長を感じて胸がジーンとなりました。
これまでのライブではセットリストの中盤頃に期別曲やユニット曲が組み込まれ、そこで衣装替えをすることが多かったですが、今回のセットリストには期別曲やユニット曲はほぼ入らず、メンバーは休む間もなくずっと出ずっぱりでした。きっとこれは“全員野球”で東京ドーム公演を成功させようというメンバーやチームの想いだったのだと思います。
その中でも四期生曲が4曲もセトリに入ったのは、それだけ四期生曲が日向坂のライブにとって欠かせない存在になった証拠だと思います。
「雨が降ったって」や「夕陽Dance」もコールが楽しく間違いなく盛り上がりますし、「見たことない魔物」は今や日向坂で一番会場が湧く楽曲にまで成長しました。
四期生は今や先輩を食うほどの存在感を放ち、完全に日向坂の顔としてグループを引っ張っていく立場になったと思います。今回のライブではそれを強く感じることができました。
来年にはいよいよ五期生も加入しますが、今の日向坂なら安心して五期生を迎えられると思います。
センターの継承
2日目の公演ではすでに卒業セレモニーを終えている丹生明里、濱岸ひより、加藤史帆の3人が登場しました。
以前から「何かしらの形で東京ドームのステージに立てないか協議中です」とは告知されていましたものの、実質サプライズのような形の登場におひさまは大興奮でした。
まず最初に出てきたのはにぶちゃん。センター曲の「One choice」を披露したのですが、Cメロからは三期生の山口陽世にセンターをバトンタッチ。この演出はかなり痺れましたね。
今回登場した3人は卒業セレモニーこそ終えているもののミーグリなどが残っているため厳密にはまだ卒業していないという非常に微妙な立場なので、どのような形で登場するのかという点はとても気になっていました。
その上でこの「センターの継承」という演出は完璧な答えだったのではないかと思います。
卒業生がセンターを務める曲はどうしてもそのメンバーのイメージが残ってしまいがちな部分があります。
それが特にわかりやすいのがペンライトの色です。例えば「サヨナラの意味」で橋本奈々未のペンライトカラーだった緑×緑に染まるようなことです。
個人的な意見ですが、卒業生の色に染まった光景を見ると、観客が当時のまま取り残されているように感じて、それは歌っている今のメンバーに対してはどうなんだろうと思う部分があります。
決して卒業生の色にする人がいることを否定するつもりはありませんが、何も全員で揃える必要はないんじゃないかと思います。
そういった点も踏まえて今回の演出はとても鮮やかな交代劇だったと思います。
にぶちゃんが会場を綺麗なオレンジ一色に染め上げたように、これからはそんなにぶちゃんから魂を受け継いだはるよちゃんがこの曲を自分の色に変えていってほしいなと思います。
今回登場したメンバーはこのステージが正真正銘日向坂最後の舞台となりますし、最後までセンターに立つ姿が見たかったという意見も少なからずあるのではとやや心配していましたが、終わってみれば本当に全員がよかったと言っていて、はるよちゃん推しとしても非常に安心しました。
何よりはるよちゃんがセンターに立った瞬間の、衝撃と歓喜が入り交じったあの大歓声がめちゃくちゃ嬉しかったですね。
センターというポジションは人気や実力など様々な指標によって決まるものですが、今回のにぶちゃんからはるよちゃんへの引き継ぎは間違いなく二人の関係性によって繋がれたものだと思いますし、それが凄くこの二人らしいなと感じます。
また、それをあたたかく受け入れてくれたおひさまも本当に最高だなと思いますし、そんなおひさまを信頼しているからこそこの人選になったのだと思います。改めて日向坂って本当にいいグループだなと感じた出来事でした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020578/picture_pc_db2e6dc2625063ac8763a319da69a8c1.png?width=1200)
加藤史帆は「君しか勝たん」で登場。こちらは小坂菜緒にセンターを引き継ぎました。
前日の卒業セレモニーで号泣していたこさかなの姿を見れば、こちらもたまらない人選でしたし、誰も反対する人はいませんよね。
同時にこさかなはまだまだ日向坂として頑張ってくれるんだなというのも感じられて嬉しくなりました。
濱岸ひよりは「青春の馬」で登場。笑顔と涙が入り交じったその表情にはやっとこの舞台に立てて嬉しいという気持ちや、2年前の悔しさ、これで終わってしまう寂しさなど様々な感情が表れていたと思います。
パフォーマンス後の「初めての東京ドーム、最高でしたー!」という言葉にはそんなひよたんの気持ちが詰まっていたように感じます。
オードリー登場
2日目のアンコールでは「日向坂で会いましょう」とコラボし、毎公演恒例で行ってきたホームランコンテストの決勝戦を実施。
そこにゲストとしてひなあいMCであるオードリーの春日さんが登場し、優勝者との対決を行うことになりました。
春日さんといえば以前放送されたひなあいのOA内で東京ドームライブの出演交渉権を獲得していたため、おひさまからも高い期待が寄せられていました。
しかし春日さんのオーラはやっぱり凄かったですね。せり上がりからのトゥース!で一気に会場が湧きましたし、みんなが「待ってました!」といった空気で凄く一体感がありましたね。
オードリーの東京ドームライブの時にサプライズ出演した星野源さんの「久しぶりだな、東京ドーム」といった台詞も引用していましたが、若林さんじゃなくて春日さんが言うんかい!とは思いました(笑)
決勝戦の結果はかほりんが10本中8本で優勝。
そして春日さんがこの記録を超えるべく挑戦したのですが、トス役としてサプライズ登場したのが相方の若林さんでした。
自転車“ラスタカラー号”に乗って登場する様子はオードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの登場シーンを完全再現したもので、2月に現地参戦したリトルトゥースとしては物凄く胸が熱くなりました。
しかも第一声で「お前達の番だなー!」と言ってくれたのも、「自転車を立ち漕ぎしながら〜♪」とOne choiceのワンフレーズを歌ってくれたのも物凄く愛を感じて嬉しくなりましたね。
その後春日さんが期待を下回る結果を残すと、即座にバラエティ的展開を作り、さらに手の甲に描いたラブサンダーのマークを見せてひなあい視聴者のテンションを高めました。
それでも春日さんが上手くいかないと自身の東京ドームライブですらやらなかったドロップキックを炸裂したり、ポカの声について触れたり、タイムリーなM-1審査員ボケも挟んだりとまるで嵐のように短時間で大暴れしていきました。
最後は「JOYFUL LOVE」のイントロに合わせて春日さんと肩を組み、盛大な拍手に見送られステージを後にしました。
若林さんが言った「テレビやったな!東京ドームでひなあいやったな!」という台詞を聞いて、2月に東京ドームでラジオをやった人たちがまさか10ヶ月後に同じ場所でテレビをやるなんてな〜と感慨深い気持ちになりました。
ラジオとテレビで東京ドームに立ったオードリーは前代未聞の芸人になったと思います。
若林さんが登場した瞬間に一部のメンバーが涙を流していたのも印象的でした。付き合いの長い一・二期生はもちろん、三・四期生のメンバーも泣いていたあたり、オードリーが日向坂にとって本当に大切な存在であることがわかりましたし、ひなあいが今後も末永く続いていってほしいと改めて感じました。
ここから、はじまる。
2日目のWアンコールでは新曲の「卒業写真だけが知ってる」をライブ初披露。そのままMCもなく東京ドーム公演は幕を閉じました。
ライブが終わり特に印象的に残ったのは「約束の卵」をやらなかったこと。この曲はまさに東京ドームのことを描いた楽曲であり、今回のライブでも当然披露するものだと思っていただけに驚くと同時に、確固たる意思を感じました。
シビアなことを言うと、今回のライブは直前までチケットが売り切れず、ステージサイドは暗幕で覆われ、前回の東京ドーム公演よりも動員数は減っています。
演出面においても前回の東京ドーム公演にあった水を使った演出や気球にメンバーが乗る演出はなくなり、確実に予算は削られています。
それでもメンバーやスタッフ、おひさまの情熱によってライブは最高なものとなりましたが、このまま行けば次の東京ドームライブはいつやれるか、そもそももう一度やれるかもわからないのが現実だと思います。
今回のライブはひよたんと四期生にとって初めての東京ドームの舞台でした。
そして、全てのメンバーにとって初めてとなる声出しありの東京ドームライブでした。
一面に広がるペンライトの海と地面が揺れるほどの大きな歓声を聞いて、この景色をひよたんと四期生にも見せることができて本当によかったと感じました。
それと同時に、これから入る五期生、さらにはもっと未来の日向坂にもこの景色を見せてあげたいという思いが強く湧き上がってきました。
東京ドーム公演を終えて、次はどうする?もっと大きな場所?見たこともないような場所?
もちろんそれも素晴らしいと思います。
一方で、これからも東京ドームに立ち続けられるグループになる、というのも自分は立派な目標だと思います。
あの時「約束の卵」を披露していたら、この東京ドーム公演はひとつの終わりになっていたかもしれない。
しかし、彼女たちはそうはさせなかった。
これから始まる2025年、日向坂46は一体どのような道を描いていくのか、希望を胸に抱いてこれからもついていきます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/168020986/picture_pc_391c919bdd84e412003035bd80314cbd.jpg?width=1200)
※写真は最後の1枚を除きニュース記事より引用(上山陽介氏撮影)