宗教と多様性のはざまで─フランスのスーパー棚に広がる食のモザイク
コミュニタリズムとは
コミュニタリアニズムとは?え?共同体主義?なに?という感じですが、フランスで生きていると共同体主義というのを意識せずに入られません。特にパリでは。
2020年10月内政大臣のダーマナン氏が「スーパーに入って各コミュニティの食材が棚ごとに並んでるのを見るのは本当にショッキング。フランスはもっとひとつにまとまるべき」という発言をしてから、コミュニタリアニズム、セパレティズム(分離主義)などの議論がなされてきました。もちろん、このような内政大臣の発言当時いろいろ叩かれましたが、大手流通のレクレール社長が「パリ郊外のスーパーで多種多様の食料品棚を並べることはフランスの豊かさを感じ、私は素晴らしいことだと思う」とコメントしたことも付け加えておきます。
ハラルは+12%の伸び
ニールセンによると、2020年過去12ヶ月間のハラール製品だけで3億2千万ユーロ。2019年と比較して+12%。全体消費としてロックダウンやラマダンも含めての増加としてはやはり例年より多い。ただハラールは総売上高の0.3%に過ぎないという。一方、コーシャについては、この分野の調査が表に出ることは殆どないという。←これはほんとう。。いくらネットで探してもあまりでてこない。。
実際でてくる数字と、肌感は違うかもしれないけど、パリ16区17区のコーシャの静かな存在感もすごいので。一応載せときますね。
参考
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