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ブルーゾーン研究の最前線!パリで聞いた長寿のヒント

雑用屋を本業としているために先日こちらの鈴木信博士(しかもこの先生が91歳で英語でプレゼン)の沖縄長寿に関するレクチャー(Cite Université Paris) のお手伝いをしてきました。

パリの14区にある明治のバロン薩摩が建てられた日本人留学生のための建物で、今も日本人留学生が住んでいらっしゃいます。

Maison du Japon Cite Université Paris


鈴木せんせー!


さてこのレクチャーの中で知らなかったのが世界中で ブルーゾーンと呼ばれる5つの地域が100歳以上の人がとても多いということ。沖縄のケースについての紹介など、目からウロコの内容でした。


ブルーゾーンとは、世界で最も長寿の人々が集まる地域のこと。イタリアのサルデーニャ島、ギリシャのイカリア島、コスタリカのニコヤ半島、日本の沖縄、アメリカのロマリンダなど、世界に5つの地域が知られています。これらの地域の人々は、一般的な人々よりもはるかに長生きで、しかも健康な老後を送っているのです。


パリでの講演でわかったこと



今回の講演では、主に沖縄の様子を色々お話くださりました。先生がおっしゃるには5つの地域の中でも、沖縄には特徴があり、かなり男女差がはげしいそうです。その点イタリアはそんな差がないとか。。理由はまだわかってないそうです。

まず大事なのは

食事: 紅芋の新鮮な野菜や果物を中心とした、シンプルでバランスの取れた食事。サプリだの薬で長生きできないとも。
庭いじり: 日常生活の中で自然と体を動かす習慣があり、激しい運動ではなく、軽い運動を継続することが大切。
モアイ: 地域と連帯。孤独にならないこと。
イキガイ: 人生に目的を持ち、毎日をいきがいを持って過ごすことが、健康な老後を送る秘訣です。

講演では会場のフランス人に「あなたのイキガイはなんですか?」という質問を投げてらっしゃいました。

結構面白かった答えが
「朝ご飯」と一人の聴講者が答えててなんともフランスらしいなとクスッと笑ってしまいました。。

今回の鈴木先生の講演を通して、ブルーゾーンの教えは、単に長生きするためだけではなく、より元気で豊かな人生を送るためのヒントが満載であることを改めて。ほんとうに目からウロコでした。ラクしたらだめなんですよ。ラクはだめ。

沖縄のケースはとりあえず、海藻、ベジタリアン、動くことが多い、そして、モアイという近所の連帯システムをあげてらっしゃいました。薬で長生きするのではなく、コミュニティに必要とされ必要とし長生きする。理想じゃないですか!!!

でもね、そっと最後に仰っててのは、今の沖縄の若い人は全国でも一番肥満率糖尿病率が高いと。。このジェネレーションギャップが。。と。現実は難しいのですね。


なにはともあれ、私にとってはこの講演のお手伝いに参加させていただいたことで自分の生き方が変わりました。ほんとにそれぐらい感動しました!!

じゃ、私のブルーゾーンはどこなのよ?

自分はブルーゾーンに住んでないけど、それでも環境をブルーゾーンに近づけることはできるよね。でも私は結構コミュニティが多分難しいかもって思ってる。モアイって私が住んでるところにはないし、、どちらかっていうと教会なのかなぁと思ったり。ちょっと最近遠のいてるけど、教会行ってみようかな。おばあちゃんらに会いに。。


だからみんなにブルーゾーンについて会う人、電話かかってきた人みんなに話してるからね。

最後は三線の演奏もありとても充実した会でした。netflix でドキュメンタリーもあるそうです。ぜひとも!


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Rit'sko
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