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50代フランス在住者が一時帰国で感じたこと

やっとパリに戻ってきました。
京都で年末年始を過ごしたわけですが、いろいろ感じたことを箇条書きで書いてみます。いいところもいっぱいありますが耳が痛くならない程度に書いてみます。

① プラごみ多すぎませんか?


世界の潮流がこれだけエコロ化しているのに日本の過剰包装は丁寧を通り越して無駄じゃね?と思えてなりませんでした。特にお菓子。もういいよっていうぐらい素晴らしい箱で。目で見て食べるという和食の真髄なのでしょうがそのまま捨てられるのに、私はとても気持ちが痛かった。あとマスカラとかお化粧品たちのパッケージングはすごかった。万引き防止もあるのだろうけど、あのゴミ。。多すぎます。EU輸出の場合はインクの種類まで規定されるし、わたしはだいたい一時帰国でもってかえるのならスーツケースも軽くしたいのですべてのパッケージを捨てるんですが捨てたら貧相なものですよ。。そいう意味でパッケージも文化といえば文化ですがね。。まぁ、文化ですかね。。

② 水の質の良さは自慢 


京都だからでしょうか、水の良さをすごく実感しました。水が合う合わないとよくいったものです。洗剤がなくともすぐ落ちる。台所で洗い物が苦痛でありませんでした。もちろん油っぽいものをたべなかったというのもありますがそれ以上に水が良かったです。水が豊かで良質だどほんとうに、贅沢な気分になります。ローマ人大変でしたからなぁ。

③ 100円ショップとニトリに行ったら負け 


これは逆説なのですがこの2つのお店をなるべくいかない生活に変えていこうと思いました。。実は和食器を買いたくてニトリを見に行ったのですが一切なくて、薄っぺらいものしか売ってなくて、ああ。このお店美意識ない。。ですね。だめですね。本当にすべてが貧乏くさかった。でも100円ではお正月の祝い箸などはすべて100円で調達してしまいましたが。文具も粗悪なのでやはりコクヨ、KYOWA、KURETAKE などの昔からの日本のメーカーがんばれ!です。ほんと、あのお店に頼るのを極力やめることがこれからのジャパンを幸せにしていくのではと思いました。


④ 洋服の値段はバグってる 


うちの近所のセカンドストリートという古着屋チェーンができたことで、一時帰国中の洋服は持っていかないようにしています。今回も服はもっていかなくて日本で調達。バグってて洋服に関しては、基準や標準が何なのかもう一度考える必要があるのではと考えさせれます。まだまだ状態の良いものも多く、セコストの白梅町店はなぜかフランス人が多いのはブログかSNSで紹介された故らしいですが、あれはバグです。和服は久しくバグってますが名古屋帯が100円とかもだめです。まるで明治の叩き売りの浮世絵状態です。

⑤ 移民や外国人とコミュニケーションを積極的にしたほうが。。。


何度も中国人観光客が列を割り込んでいくところを見かけたのですが誰も注意をしない。見てるけど声を発しない。でも顔は不満そう。これはもうストレスたまるだけなので、「うしろならびなさい」と言う勇気も必要です。

⑥ 実はあなたは見られてる


言葉を発しないからこそ小さな違いでもみんな監視しあってるのはよくわかりました。自転車の置き方ゴミの出し方などほぼ美学。中国はカメラで監視しますが日本は人の目で監視だなと。
あとセキュリティの問題。こんなんフランスの若者やったら万引きし放題やな。。みたいな店も多く。大丈夫なのか心配になってきます。

⑦ 人を騙す広告が多すぎ


くだらない広告に騙されすぎ。サプリが良いとかなんだとか。どうでもいい。そんなに膝が痛いのなら医者に行けばいい。医薬品でもないサントリーのサプリでなぜ治ると思うのか?本当に治るのだったらちゃんと厚生省が認可して保険で買えるはず。民間療法多すぎ。うざすぎるほど迷信ぽいところがあってちょっとビビった。

⑧ 車は人を信用しすぎて人は車を信用しすぎ

車は人を信用しすぎて出てこないと思ってるけど出てくるかもしれないのでとても京都のような小さな町でもスピードを出してるのにはびっくりします。誰かが出てくる誰かが悪さをするというのを前提にしておかないと大事故が起こりそうな気がしました。


などなどです。一番社会で心配なのは経済ですが、あまり先行きもいいニュースがないので少し心配です。でも日本は地政学的にとても有利な場所にいるのでどうぞアメリカの追随もほどほどにたぬきのように振る舞うように願っています。2025年の年のはじめに。

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Rit'sko
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