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意外な国に爆買されるフランスの不動産事情

パリのタバコ屋さん

フランス首都圏地方のタバコ屋の40%はアジア人経営ということは意外と知られていません。確実な投資として2000年代から人気でお金などは県人会?いわゆる出身省の結束で利子無しで若い人に投資してるのでも有名です。中国は出身地によりコミュニティがありその中では誰も裏切らない団結力があるので有名です。

残念ながらこの団結力は日本人コミュニティにないのはパリだけではないでしょう・・・やはりそういう面でもアジア移民先でのパワーが違います。

彼らは実際フランスの居住外国人ですが、今日は外国人のフランス不動産の状況について少し調べてみました。

フランス投資 外国人非居住者による不動産購入分布(取引額順位) 

外国人非居住者としては、英国ベルギードイツスイス人がダントツ件数で多いですが、米国、中国、ロシア人もフランスに

ちなみにフランス全体外国人投資分布はこんな感じ (物件数)

全土にわたって安定の英国ベルギードイツ。首都圏にアルジェリアが入ってるのも、想像できますね。

国別の投資額平均

https://paris.notaires.fr/fr/presse/focus-immobilier/acquereurs-etrangers-en-ile-de-france-des-profils-multiples


上がパリ首都圏下がパリだけの順位ですが、今のレートで計算すると(手数料抜き)

パリ首都圏内

アルジェリア人  3300万円
中国人      4300万円
アメリカ人    7600万円
イタリア人    5000万円
英国人      5800万円

パリ市内

アメリカ人   8000万円
イタリア人   5700万円
英国人     9000万円
ドイツ人    5150万円
中国人     6000万円

となります。やはりパリ市内の物件は非居住者の保有率割合が高くなり、
外国人非居住者の投資平均額は 6600万円 (463000€) になるようです。しかし、アメリカ人イギリス人ぶっちぎりでいいお買い上げですね!パリ市内に至っては中国人も爆買い!

Brexit,Covid ウクライナ後は?

Brexitの避難先としてフランスは、ファイナンシャルの中心としての機能も受け継いでいるのですが、未曾有のCovid、ウクライナなどが続くと、これからはどうなるかはわかりません。

«Les Anglais sont très pragmatiques: si le contexte est trop incertain et les prix trop élevés, ils changent de destination», analyse Me Delesalle. Depuis 3-4 ans, l’Espagne est ainsi devenue leur première destination, devant la France. Voilà pourquoi même le Sud-Est, pourtant très prisé par les Anglais et les Belges, fans n°1 de la pierre française, n’échappe pas à ce désintérêt. La part des achats d’étrangers non-résidents y a chuté de 3,9% en 2019 à 3,1% en 2020. 

フィガロ誌2022/3/23

一番大きな投資者であるイギリス人は現実的なので常に現実的で、状況が不透明で価格が高ければ、行き先を変えます。ここ3〜4年は、スペインがフランスを抜いて1位になっています。そのため、フランス不動産の第一のファンであるイギリス人やベルギー人に人気の南東部(プロヴァンスやコート・ダジュール)でさえ例外ではありません。非居住者である外国人による購入の割合は、2019年の3.9%から2020年には3.1%に低下しています。

とのこと。これからは気候変動もあるので本当に不透明です。今はスペインが一位とは!

いいニュースもあります

ビジネス投資ではフランスは欧州で一番人気

Investissements étrangers : la France reste le pays le plus attractif d’Europe
Avec 1 222 projets accueillis en 2021, le pays conforte sa première place sur le Vieux Continent pour la troisième année de suite, et bénéficie d’un rebond plus fort que ses voisins, selon le baromètre du cabinet EY.

ルモンド誌2022/5/30

海外投資:フランスは欧州で最も魅力的な国であることに変わりはない
2021年に1,222件のプロジェクトを迎え、3年連続で旧大陸の1位を固め、近隣諸国よりも強いリバウンドをしていることが、EY社の調査により明らかになりました。

なるほどこれはいいニュースです。Covid後の記事なので信頼が持てますね。欧州のライバルである英国ドイツとも水を開けての堂々の一位。衛生危機後の産業再構築プロジェクトに合致してるのでしょう。

まだまだウクライナは続き先が見えない状態ですが、コロナ後にエンジンを暖めつつあるフランスでした!




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