大学時代
先日借りた図書館の本の編者の名前に見覚えが。絵を描くテクニックについて説明した子供むけの書籍だったのですが、どこかのアニメーションスタジオだったか、絶対に聞いたことがあるんだけど...と思いながらも思い出せないままでした。
私は大学時代は建築を少し勉強したことがあります。少しと言うのは、そもそも建築学科ではなく建築を含めその他の環境についても広く学ぶ学科だったのです。当時、実際の有名建築の大型模型を作る課題があり散々徹夜しながら作り上げた思い出があるのですが、その時にお題として出された建物の設計者がこの本の編者だったことがわかりました。
随分変わった建物を設計するんだなと、一般人の私には到底理解できない気分でしたが、あれから10数年、こんなところでお目にかかれるとは思ってもみませんでした。忘れちゃってたなあ。あの時はグループ課題で、普段あまりしゃべらないクラスメートとも一緒に毎日毎晩模型に挑んでいました。楽しいこともたくさんありましたが、大学生に成り立てだった自分には精神的に結構きつかった課題でした。手先の器用な子や、バイトに行ってばかりでちっとも作ってくれない子、カッターの使い方1つとってもめちゃくちゃ丁寧な子とほどほどの自分、毎晩毎晩一番丁寧で拘っていたはずの子があるとき友人と電話した後なかなか帰ってこなくなって心配したとか、思い出いっぱい。結構眠くてしんどかったはずですが、今思い出すと面白い。そんなこともありました。
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