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高い国産と安い外国産


スーパーなどで売っている野菜や肉などを


見ていただければわかるだろうが、


価格をみれば

国内で作られたものが

国外で作られたものよりも

高く販売されている


大量に生産できるから、

一気に輸入できるから

といったように


今では違和感をあまり感じない

のかもしれないが


輸送距離が短くて、

輸入の際の関税がかからない

国内産のほうが高くなるのはなぜだろうか


大量生産、大量輸入によって

価格が下がっていることは間違いではない


しかし、

それが適正な価格かと言われれば

そうではないものもたくさん存在しているだろう



一般的なスーパーで売られている

低価格の作物は主に

賃金帯の低い方々が栽培し、


それよりも先進している国々が

価格を制定して買い取っているものである


栽培者がいなくなってしまうほど

収入が不足しているというわけではないが、


その価格は栽培対価に対してとても低く

その地域で生活していくのが精一杯になる人もいる


これに加えて、海外から日本の港へ、

港から倉庫、倉庫からお店へと運ばれる際の輸送費、


それぞれを担う流通会社の利益、

販売する食料品店の利益が積み重なって

低価格で販売されていると考えると


売り上げに対して収入になるお金と言ったらわずかにしかならず

生産者の利益となればさらに削られるに違いない


もし輸送から販売を日本で行うとすれば、

対価も日本円で加算されるので、

それほど安いものではないと思われる


このような状況が

世界的に不平等を起こしており、


今ではFair Tradeという言葉も存在する

(生産者へ適正なお金が渡るような仕組みで輸入されたもの)


一部例外はあるものの、

外国産が安い理由が

生産者への適正な利益が回っていない

というもケースはとても多い


つまり、

外国産の安い野菜・肉などを購入することは

金銭的な不平等へ賛成している

ということになりかねず、


買えば買うほど利益が回らなくなる方向に

動かしているということになる


高い国産と安い外国産

農薬など安全性の心配の他にも

適正な利潤の追求

食糧輸送の際の排気ガス

梱包の無駄など


様々な面から見て

見直すことはできないのだろうか


日本のためにも、世界のためにも

少しずつ、みんなが、変わっていくことが

大切なんだと思います

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