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変化に向けた種まき

こんにちはー!おかだです!

最近、自分の過去の活動から得た洞察をメモに残すことを頑張っています。今までアウトプットをサボっていたので、こうして頭の中のタンスを片付けてスッキリするのは気持ちいいですね!今日はその中から「変化に向けた種まき」の活動で得たことをお話しします。

変化に向けた正当な動機や理由を獲得してもらう

組織改革を目指すとき、まずは種を蒔くことが大切です。スクラムマスターは会社をアジャイルに移行するガイド役なので、たまに種を蒔くのも活動のうちだったりします。

僕の「種まき」は危機意識を高めたり、機会を提示したり、存分にやってもらうことが多いです。どんなやり方にしても、重要なのは「その人」が変化に向けた正当な動機や理由を持つことです。

これは他人に与えられるものではなく、自分の中で育つものです。そのため、私たちができるのは、「その人」の中で育つことを祈りながら、情報を提供することです。「その人」の関心に合わせた情報を提供して、学びの機会を増やします。問題意識を大きくすることができれば、もっとたくましく種を芽吹かせることができるかもしれません。

誘導よりも正直に種を蒔く

種を蒔く時に話を盛ったり偽ったりせず、透明性を保って正直に話すことが大切です。「どの会社もやっている」「カンファレンスでよく聞く」というような偏った見方を提供しないように意識しています。反対意見を求められたら、それも提供します。

また、情報の解釈を「その人」に委ね、異なる解釈を恐れずに変化をガイドします。解釈や決定を押し付けないようにします。同じ情報を基にするなら似た結論に至ることが多いですし、それに異なる解釈が出てくれば、それを基に認識の発展や新たな選択肢が生まれるかもしれません。これって、ワクワクしますね!

このように誘導で信用を失わないようにして、これから起こる変化のガイド役を務められるようにします。

種まき上手なスクラムマスター

あなたの考える種まきの達人はどんな人ですか?自分は過去にアジャイルとプロダクトづくりに興味のあるCPOを支援しました。CPOの関心に耳を傾け、本の輪読会を提案したり、アジャイルを実践している他社への訪問したり、勉強会やカンファレンスを紹介しました。自分でも答えられる範囲であれば、口頭で情報を提供していたと思います。そうすると大量のリンクや画像を渡さなくても、興味の範囲で情報を伝えられます。これをゆるゆる6ヶ月間くらい続けました。

その結果、変化に向けた活動のやりやすさを感じ、前向きに取り組んでくれました。種まきと芽吹かせ方がうまくなると、現実の植物と同じにように、太くたくましい茎に育ちます。これって本当に力強いですよね!周囲への理解を求めて奔走していた頃と比べて、学びの発展に驚きます。

このような経験や洞察から、上手に種をまき育てるには、自分の誘導する衝動に気づくためのEQや情報の取得と解釈を相手に委ねるリーダーシップスタイルの確立やクネビンフレームワークの複雑な問題の心得やガイド役としての責任の範囲の理解が求められると思いました。

これからももっと上手く種を蒔いて、上手に芽吹かせられるように頑張ります!

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